1980年の「ガウチョ」に収録予定だったがアクシデントによりお蔵入りとなってしまった幻の未発表曲「ザ・セカンド・アレンジメント」の、エンジニアのロジャー・ニコルズが録音していたラフ・ミックスをマスター・クォリティで完全収録!さらにスティーヴ・ガッドがドラムスの「ペグ」別テイクなど、「エイジャ」のデモ、アウトテイクス、未発表曲も収録したマスト・アイテムが初登場!!1980年発表の「ガウチョ」に収録予定だった、1979年にレコーディングされながらスタジオ・アシスタントが誤ってマスター・テープを消去してしまい、再度録り直しをするも満足がいかず、結果お蔵入りとなった幻の未発表曲「ザ・セカンド・アレンジメント」。しかし幸いにも、本作の制作中にスティーリー・ダンのエンジニアを務めていたロジャー・ニコルズは消去される数日前に、この楽曲のラフ・ミックスをカセット・テープに録音していました。2011年にロジャー・ニコルズは逝去してしまいますが、2020年コロナ禍によるロックダウンで退屈していたニコルズの娘2人か父親の遺品を整理していたところ、幻の未発表曲「セカンド・アレンジメント」を収録したカセット・テープを発見したのです!しかし娘達は40年も前のテープだったので分離などを恐れて再生出来ずにいました。それから1年が過ぎ2021年になると彼女たちはロサンゼルスのレコーディング・スタジオを訪れ、エンジニアのビル・スミスに助けを求め無事に聴けるようになりました。さらにその後そのDATテープも発見されました。このテープに収録されていたのは約20分で、「ザ・セカンド・アレンジメント」、「ザ・セカンド・アレンジメント」のインストゥルメンタル・ヴァージョン、後にアルバム「ガウチョ」の「サード・ワールド・マン」となる、「ザ・セカンド・アレンジメント」消去後の欠落を埋めた「ワー・ユー・ブラインド・ザット・デイ」の3トラックでした。因みに1979年にレコーディングされた「ザ・セカンド・アレンジメント」の参加メンバーは、ドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人に、ドラムスにエド・グリーン(確定)、他はテイクによって入れ替わっていますが、一応ベースはウィル・リーとチャック・レイニー、不確定ながらキーボードにドン・グロルニック、ギターにハイラム・ブロックといわれています。聴く人が聴けばわかりますよねー以前からコレクター間では、この「ザ・セカンド・アレンジメント」は出回ってはいましたが、何度もダビングを重ねた音質の悪いものでした。本作は、スティーリー・ダン史上最も重要な未発表曲「ザ・セカンド・アレンジメント」他を収録した幻の「ロジャー・ニコルズ・テープ」をマスターテープ・クォリティの驚愕の極上高音質にて完全収録したものに、AORの金字塔といわれる歴史的大名盤「エイジャ」のデモとアウトテイクスを10トラックに渡り、こちらもマスターテープ・クォリティの驚愕の極上高音質にて収録!!こちらの内容もファン感涙の内容となっており、「エイジャ」の元ネタとなる未発表曲「スタンド・バイ・ザ・シーウォール」2ヴァージョン、当時この楽曲のレコーディングに参加していたマイケル・オマーティアンはアルバム「エイジャ」がリリースされた際この楽曲がボツとなったことに驚いたと言っていたとか。それほど完成度の高い作品なのです。他にもラリー・カールトン、ジョー・サンプル、ヴィクター・フェルドマン、チャック・レイニー、リック・マロッタ参加の1977年録音の完全未発表曲「(ユー・ゴット)ザ・ベアー」2ヴァージョン、オフィシャル・リリースではエド・グリーンのドラムスですが、なんとスティーヴ・ガッドがドラムスの「ペグ」、「エイジャ」「アイ・ゴット・ザ・ニュース」「ジョジー」のインストゥルメンタル・ヴァージョン、「ディーコン・ブルーズ」の別ミックス、さらに「FM」のベイシック・トラックまで、まさに真のメイキング・オブ「エイジャ」といったすごい内。1976年リリースの「「ザ・ロイヤル・スキャーム」から、グループではなくドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカー2人によるプロジェクトとなり、グラミーも受賞し、彼ら初のプラチナ・アルバムとなった翌1977年発表の「エイジャ」で大ブレイクを果たしたスティーリー・ダンの全盛期の完全未発表曲を中心に、激レアなスタジオ・セッションを全てこれ以上ない驚異の極上高音質にて70分に渡り収録した、これを聴かずしてスティーリー・ダンは語れない驚愕のアイテムが降臨!!