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黄金の80年代ながらオフィシャル記録に恵まれなかった『RAGE FOR ORDER』時代。その貴重な現場を本生100％体験できる新名盤が登場です。そんな本作に吹き込まれているのは「1986年12月３日ハノーファー公演」。その超極上オーディエンス録音です。前述のように“RAGE FOR ORDER Tour”は公式作どころか満足なサウンドボードもなく、象徴作と言えば当店の名作『L'AMOUR EAST 1987』に尽きる。まずは、ワールド・ツアーの全体像を俯瞰し、互いの位置関係を確認しておきましょう。1986年・３月27日＋４月23日：北米#1（２公演）《６月27日『RAGE FOR ORDER』発売》・７月31日ー10月22日：北米#2（60公演）・11月24日ー12月８日：欧州（12公演）←★ココ★ 1987年・１月23日ー２月21日：北米#3（16公演）←※L'AMOUR EAST 1987 これが1986年／1987年のQUEENSRYCHE。ほとんどがホームグラウンドの北米だったわけですが、唯一の例外がBON JOVIの前座として行われた「欧州」レッグ。本作のハノーファー公演は、その９公演目にあたるコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、サウンドボード的なド密着感とクリアさを併せ持った極上録音。オーディエンスの証も刻まれてはいるものの、それはあくまで音色どまり。冒頭の「Neue Regel」で轟くシンセが床を震わせるヴァイヴがはっきりと感じ取れ、荘厳なムードを打ち破る生演奏もまったく距離感がない。さらに猛烈クリア。現場となった“Eilenriedehalle”は7,500人収容の屋内展示場なのですが、本作のサウンドからは壁や天井の存在が感じられない。ヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りのないキリッとした輪郭と細やかなディテールは、サウンドボードではないとしても野外フェスのような反響ゼロ感覚でもあるのです。さらにさらに加えるなら、素晴らしく美しい。話題作連発の「GManOF」氏コレクションから発掘された2ndジェネ・マスターなのですが、ビシッとした安定感にも真っ直ぐに伸びる長音にもダビング痕が見つからない。2ndジェネでこんなにスゴいなら、大元マスターは（もし現存するのなら）どんな音だというのか……。そんなオーディエンス離れした超極上サウンドで描かれるのは、貴重ナンバーも美味しいショウ。前述のようにBON JOVIの前座なのでショート・セットではありますが、約48分の持ち時間に“RAGE FOR ORDER Tour”のエッセンスを濃縮している。ここで、そのセットをチェックしてみましょう。炎の伝説（６曲）・Neue Regel／Surgical Strike／The Whisper／London／Chemical Youth (We Are Rebellion)／Walk In The Shadows その他（４曲）・ザ・ウォーニング (警告)：Warning／Take Hold Of The Flame・その他：Rage For Order (Anarchy-X)／Queen Of The Reich ……と、このようになっています。「London」「Chemical Youth (We Are Rebellion)」のレア度も耳を惹きますが、それ以上にセットの大半が『RAGE FOR ORDER』ナンバーというバランス感覚が異様に新鮮。基本的には単独コンサートだった『L'AMOUR EAST 1987』の圧縮ではあるのですが、削られているのはクラシックスで、新曲は同じだけやっている。その結果、濃度はさらに上がり「生演奏版RAGE FOR ORDER」により一層近づいてもいるのです。ショート・セットであり、2ndジェネゆえにアップグレードの可能性も残されてはいる。そのためにShadesレーベルからのご紹介にならざるを得ませんでしたが、サウンドも内容も聴き応えもプレス級の新名盤です。フルセットの『L'AMOUR EAST 1987』を愛する方にはもちろん、“RAGE FOR ORDER Tour”の入門にもぴったりの１枚。「1986年12月３日ハノーファー公演」の超極上オーディエンス録音。話題の「GManOF」氏コレクションから発掘された2ndジェネ・マスターで、サウンドボード的なド密着感とクリアさがスゴい。さらにヘッドフォンで耳を澄ませてもホール鳴りのないキリッとした輪郭と細やかなディテールは反響ゼロ感覚の鮮やかさです。BON JOVIの前座ながらセットの大半が『RAGE FOR ORDER』ナンバーという特濃のステージを極上フル体験できます。Eilenriedehalle, Hanover, Germany 3rd December 1986 TRULY PERFECT SOUND (47:33) 1. Intro 2. Neue Regel 3. Surgical Strike 4. Warning 5. The Whisper 6. London 7. Chemical Youth (We Are Rebellion) 8. Walk In The Shadows 9. Guitar Solo 10. Anarchy-X 11. Queen Of The Reich - Encore 12. MC 13. Take Hold Of The Flame Geoff Tate - vocals Chris DeGarmo - guitars Michael Wilton - guitars Eddie Jackson - bass Scott Rockenfield - drums Randy Gane (Random Damage) - keyboards

拡大表示	Queensryche クィーンズライク/Germany 1986 Complete 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる