デイヴ・ムステイン入りMETALLICAのスタジオ作品にして、メタル史の伝説でもある『NO LIFE 'TIL LEATHER』。その大元カセットが奇跡の新発掘! これまで聴けなかったパートも含む完全版マスターがリリース決定です!!『NO LIFE 'TIL LEATHER』……それはヘヴィメタル史上、世界一有名なデモ。その後のMETALLICA/MEGADETH双方の原点であり、「ムステイン版KILL 'EM ALL」として愛されてきたスタジオ・アルバムです。最重要音源だけにこれまで無数の既発群を生み出して来たわけですが、この度その大元マスターが発掘された。ダビング痕も見当たらない原点サウンドというだけでなく、従来は編集でカットされていたノートも収録された完全版が誕生したのです!本作の正体をご説明するには、基礎知識が欠かせない。まずは伝説デモ『NO LIFE 'TIL LEATHER』のあらましから始めましょう。初の公式スタジオ作品として制作された伝説アルバム『NO LIFE 'TIL LEATHER』とは「1982年7月2日シャトー・イースト・スタジオ」で制作されたスタジオ録音。METALLICAの初期デモは、ほとんどがロン・マクガヴニー(当時のベーシスト)の自宅ガレージで録音されましたが、『NO LIFE 'TIL LEATHER』は違う。デビューEPを制作するため、初めてプロのスタジオで録音されたものなのです。パンクレーベル「HIGH VELOCITY」のオーナー(ケニー・ケイン)が出資して制作されましたが、出来上がった録音を聴いたケニーは、METALLICAがパンクバンドではないと気づいてデビュー話が立ち消え。その結果デモとして広まることになりました。この伝説セッションは2台のレコーダーで同時に録音されており、大元マスターの1本はラーズ・ウルリッヒ、もう1本はマクガヴニーの手に残りました。そのうち、ライヴ会場で販売された正規版はラーズ系統の「4thジェネ・マスター」です。一方、マクガヴニー系統のマスターは90年代になってから流出。正規版よりも若ジェネ(1stか2ndジェネ)で音が良く、演奏前の生々しいカウントも残されていた。当店でも『NO LIFE 'TIL MEGAFORCE』や『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』として愛されてきました。本作は、そんな『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』の再発。。。。では、ありません。この度、新発掘された「マクガヴニー系統」の大元マスターなのです。初登場パートもある大元マスターが新発掘その違いは質・量の両面に渡る。まず「量」。今回の新マスターは「Motorbreath」「Phantom Lord」「Hit The Lights」の冒頭で、従来マスターにはないパートが収録されていたのです。「Motorbreath」はギターをこするような音で、「Phantom Lord」「Hit The Lights」はスタートをミスったNGテイクが残っているのです。いずれも非常に短いパートで音楽的な意味はありませんが、何しろ『NO LIFE 'TIL LEATHER』は歴史上最大・最重要の伝説。その現場音はすべてが文化遺産なのです。もちろん、そうしたミス音はあくまで大元マスターの証拠。音楽的に重要なのは、全編を貫くマスター・サウンドです。これがもう、猛烈に瑞々しく生々しい。パッと聴くと地味な音にも感じますが、これこそが「本物の音」。メタル・テープを使っていたのか経年による磁気消失も見られず、もちろんダビング痕もない。これまでの『NO LIFE 'TIL MEGAFORCE』や『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』も正規版より若ジェネとされてきましたが、本作はその最高峰をグイッと引き上げてしまったのです。また、全7曲の後には従来マスターにはなかった「Riff Track」も収録されています。これは作曲セッションで、リフのアイディアをメモ的に録音したもの。このセッション自体はかつて流出したこともあるのですが、『NO LIFE 'TIL LEATHER』の大元カセットにも記録されていました。本作は、新発掘テープの真実を余すことなく永久保存しているのです。「演奏された音」を再現するリマスター版もボーナス収録そんな大元マスターに加え、本作はさらにリマスター・バージョンもボーナス収録しています。実のところ、大元マスターはあまりにもナチュラルで一聴すると地味にも感じかねない。それもテープの真実ではありますが、やはりメタル者を魂を燃え上がらせるダイナミック・バージョンも同時収録しているのです。もちろん、リマスターとは言っても無意味な音圧稼ぎはしていません。あくまでも原音のナチュラル感や解像度を最大限に活かしつつ、演奏のダイナミズムを引き出しているのです。具体的には、音域バランスの調整とセパレート感の改善。ハイ落ちして聞こえた高音が伸びやかに蘇り、混濁していた重低音もくっきりハッキリ。特段、音圧は上げられていないにもかかわらず、よりワイドでドラマティックなサウンドに生まれ変わっているのです。本作は「前半=オリジナル版」「後半=リマスター版」の順に収録されているのですが、通しで聴くとリマスター版の凄みが時間できる。音圧稼ぎをしていないので急に音がデカくなるような違和感がなく、それでいながら明らかに聴きやすく、ダイナミックに感じられる。オリジナル版が「テープの真実」だとするなら、リマスター版は「現場演奏の復刻」なのです。従来盤『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』もカウントなどが含まれていましたが、本作はそれよりもさらに原点に遡った大元。芯なる無編集/完全版です。これこそ世界一のデモであり、究極のヘヴィメタル・アルバムでもある『NO LIFE 'TIL LEATHER』の究極形。その真実を後世に語り継ぐ1枚。デイヴ・ムステイン入りMETALLICAの伝説スタジオ作品『NO LIFE 'TIL LEATHER』の最高峰更新盤。新発掘された大元マスターで、『NO LIFE 'TIL MEGAFORCE』や『NO LIFE 'TIL LEATHER: DEFINITIVE EDITION』でも聴けなかったパートを含む完全版。テープのそのままの「ORIGINAL TAPE VERSION」とダイナミックな「REMASTERED VERSION」の2種類を収録した絶対作です。Recorded at Chateau East Studio, CA. 6th July 1982 STEREO SBD Complete & unedited demos transferred from the original tapes belonged to Ron McGovney BEST & LONGER VERSIONN!!!(史上初) ORIGINAL TAPE VERSION 1. Motorbreath (with a tina flub)★冒頭に初登場パート 2. The Mechanix (with false start) 3. Jump in the Fire 4. Seek & Destroy (with false start) 5. Phantom Lord (with false start)★冒頭に初登場パート 6. Metal Militia (with false start) 7. Hit The Lights (with false start)★冒頭に初登場パート 8. Riff Track REMASTERED VERSION 9. Motorbreath (with a tina flub) 10. The Mechanix (with false start) 11. Jump in the Fire 12. Seek & Destroy (with false start) 13. Phantom Lord (with false start) 14. Metal Militia (with false start) 15. Hit The Lights (with false start) STEREO SOUNDBOARD RECORDING James Hetfield - Vocals, Rhythm Guitar Dave Mustaine - Lead Guitar Ron McGovney - Bass Lars Ulrich - Drums