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Eric Clapton エリック・クラプトン/Finland 1985 Complete Upgrade

1985年春のレアな北欧ギグの未発表音源が発掘!85年にリリースしたアルバム「BEHIND THE SUN」をプロモートするために敢行したワールド・ツアーの先鞭を切った初春のイギリス、ヨーロッパツアーから、1985年3月9日のフィンランド、ヘルシンキ公演の極上ステレオ・オーディエンスソースが発掘されました!この音源は、かつて 海外製(私製)のブートでのみリリースされたことがありましたが、それは日本には入荷せず。従ってこの日の音源を聴かれた日本のファンはおられなかったのではないかと思われます。しかも今回発掘されたマスターは、それとは比べ物にならないくらい音質がアップした極上レベルのものだったのです。これはファンにとっては嬉しいニュースでしょう。よくぞDATのない時代にこれほどのクリアさとダイナミックさで録音できたものだと感嘆するような、素晴らしいステレオサウンドです。但し、マスター時点では枚挙に暇がないほどの欠落箇所が多発していました。せっかくの極上音質なのに、このままではリリースできない。そこで、当店の定評あるアジャストメント技術で完璧に補正を行い、ちょっと聴いただけでは分からないまでに欠点を解消しました。イントロが若干欠落している曲は如何ともしようがないですが、これにより、本作はこのツアーを代表する上位タイトルに位置付けられることは間違いありません。強力無比なクラプトンとバンドの演奏!ではここでこの年におけるこの公演の意味合いを時系列で明らかにしておきましょう。・1985年2月28日~3月15日:イギリスを含むヨーロッパ・ツアー  ←★ココ★この間、≪1985年3月1日:アルバム「BEHIND THE SUN」リリース≫・1985年4月9日~5月3日:全米ツアー、ファースト・レッグ・1985年5月8日:米音楽ライブ番組 Late Night With David Letterman 出演・1985年6月21日~7月27日:全米ツアー、セカンド・レッグ・1985年10月5日~10月11日:6度目のジャパン・ツアー・1985年10月14日~11月6日:アラスカ、ロンドンを巡った後に短期ヨーロッパ・ツアー・198512月3日~23日:一応オフ、しかしこの間、バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズ、スティング、ゲイリー・ブルッカー、ダイアー・ストレイツらのコンサートに飛入りし、ステージに立つこれを見ていただくと、まさにアルバム「BEHIND THE SUN」リリース直後だったことがお判りいただけるでしょう。この後、長期に亘る全米ツアー~ジャパン・ツアーを控えていただけに、この初っ端のヨーロッパ・ツアーは新譜からのナンバーをどう評価してもらえるか、クラプトンにとっては試金石となるツアーだったと言えるでしょう。その仕上げとも言うべき公演の極上音源が新たに見つかったというわけです。本作を聴いていただければお判りのように、クラプトンとバンドのパフォーマンスは強力無比。クラプトンとすれば自信を深めてワールドツアーに乗り出すこととなったのです。この年のクラプトンは、長年苦しんだアルコール中毒をほぼ克服し、ルックスもとても精悍になっていました。彼はまた新しい自分を見せられることに喜びを感じていたに違いありません。それはセットリストに現われていました。意欲作「BEHIND THE SUN」からはSame Old Blues、Tangled In Love、Behind The Sun、Knock On Woodと4曲のナンバーがセットインしていました。長尺のオリジナル・ブルースSame Old Bluesでのプレイの素晴らしさは言うまでもありませんが、スタジオ盤では小曲だったBehind the Sunの後半を拡大し、Wonderful Tonightにメドレーするというアイデアもライブならではの秀逸なものでした。さらにKnock On Woodは後の全米ツアーではセットから落とされてしまいましたので、ここでしか聴くことができません。この日、ブルース・メドレーとして演奏された長尺のパフォーマンスも「あの」クラプトン健在ぶりを示すものでした。ヒット曲や新曲をセットインさせていても、いつも初心を忘れることのないクラプトンはオールド・ブルースを必ずプレイしてきたのです。Laylaの後奏のソロも長いです、熱いです!全編を通じてクラプトンのプレイが凄過ぎます。伸びやかな高音チョーキング、畳みかける速弾きとラン奏法、歌い上げるようなフレージング。どこを取っても素晴らしいとしか言いようのないプレイが詰まっています。85年のクラプトンも凄かった。それが証明されている歴史的音源と言ってもいいでしょう。39年後の今になってこんな名音源が発掘されるとは・・・。Live at Jaahalli, Helsinki, Finland 9th March 1985 TRULY PERFECT SOUND UPGRADE!!! Disc:1 (67:32) 1. Introduction 2. Everybody Ought to Change 3. Motherless Children 4. I Shot the Sheriff 5. Same Old Blues 6. Blues Power 7. Tangled in Love 8. Steppin' Out 9. Tulsa Time 10. Lay Down Sally 11. Something is Wrong With My Baby 12. Badge Disc:2 (57:22) 1. Behind the Sun 2. Wonderful Tonight 3. Let it Rain 4. Who's Loving You Tonight 5. Have You Ever Loved a Woman 6. Ramblin' On My Mind 7. Cocaine 8. Layla 9. Knock on Wood 10. Band Introductions 11. Further On Up the Road Eric Clapton - guitar / vocals Tim Renwick - guitar Chris Stainton - keyboards Donald 'Duck' Dunn - bass Jamie Oldaker - drums Marcy Levy - backing vocals Shaun Murphy - backing vocals

Eric Clapton エリック・クラプトン/Finland 1985 Complete Upgrade

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