1997年クインテットによる北米ツアーより2月4日ニューヨークの名門ジャズクラブ、バードランドでのライブの模様を、良好オーディエンス・マスターに最新デジタル・リマスタリングを施し1時間24分にわたりフル収録。まずパット・メセニーを筆頭に、リズム隊にはエレクトリック・マイルスの初代タッグ、デイヴ・ホーランド&ジャック・デジョネットという、超強力メンバーが集結。そして前年にリリースのソロ『テイルズ・フロム・ザ・ハドソン』が、打ち込みなどのエレクトリックなサウンド志向だったのから一変し、ここではヴィレッジ・ヴァンガードと並びジャズの老舗クラブということもあってか、全編にわたりオーセンティックなアコースティック・ジャズに徹しており、スタンダード「AUTUM LEAVES」をはじめ、各曲メンバーのソロも交えた長尺プレイによる熱のこもった演奏を展開。そんな中でもやはりメセニーの流麗なソロは随所で素晴らしく、オーソドックスなプレイ・スタイルでしっかり聴かせるフレーズも紡ぐあたりはファン必聴であり、とにかくこのメンツでの貴重なライブ記録という意味でも全ジャズ・ファン必聴マスト・アイテム。Recorded at Birdland, NYC, NY, USA February 4th 1997 (Late Show) : Audience Recording / 2025 Remaster DISC 1 : 1. WILLIE T. 2. SONG FOR BILBAO DISC 2 : 1. BEAU RIVAGE 2. AUTUM LEAVES 3. ORIGINAL RAYS Michael Brecker – saxophone / Pat Metheney – guitar / Joey Calderazzo – piano / Dave Holland – bass / Jack DeJohnette - drums