1992年の11月27日から12月18日まで行われたソロアルバム「メイン・オフェンダー」に伴うヨーロッパ・ツアー中に開催された、12月2日のロンドンはマーキー・クラブでのライヴを1時間25分に渡って高音質オーディエンス録音で完全収録。2003年にMASTERPORTレーベルよりリリースされ、「初の完全版」「過去最高の音質」ということで、ファン・メディアから好評を博したタイトル「IT'S OLDIE ROCK AND ROLL」音源を、大元よりリマスター収録。海外の録音者から譲り受けたマスターを基にしていたため、数曲ですがデバイドポイントにノイズが入っていたのを全て除去。マーキーでのクラブショウということで1971年のストーンズの時と同じように、シークレット・ギグ状態で行われ、会場にはミックとクリスのジャガー兄弟も駆けつけました。このライヴは、まず「VIVE LA FRANCE」という92年のフランス公演のCDにボーナスで音の悪いオーディエンス録音が収録されましたが、その後、スコルピオが「YAP YAP」というタイトルで、それより音の良いオーディエンス録音を収録したものの、不完全収録だったのが欠点でした。本テイクは、その「YAP YAP」で使用された高音質音源のマスターテイクと言えるもので、高音質ステレオ・オーディエンス録音でショウを完全収録しています。いかにもライブハウスの前の方で録音したと言うような音質で、キースのギターが大きく、歓声があまり聞こえず、ボーカルが少し奥まった感じの音像で、小さな会場ならではの臨場感が良い感じ伝わってきます。このような特殊な状況でのライヴということでか、バンドはキース以下、かなりリラックスしているようで、I Could Have Stood You Upのようなチャック・ベリー調ナンバーで、ここぞと言う時に思いっきり音を外すのがソロライヴでの彼らしいといえるでしょう。ボビーのサックスも生々しい音で録音されており、楽しくも寂しい気持ちにさせられます。前述の通り、音質は大変良好で、イコライズ感もまるでなく、お客様が好む太くナチュラルなサウンドで収録されています。Live at Marquee Club, London, UK 2nd December 1992 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(44:11) 1. Take It So Hard 2. Eileen 3. Wicked As It Seems 4. Gimme Shelter 5. Too Rude 6. Yap Yap 7. How I Wish 8. Big Enough Disc 2(40:46) 1. 999 2. Time Is On My Side 3. Hate It When You Leave 4. I Could Have Stood You Up 5. Bodytalks 6. Band Introduction 7. Will But You Won't 8. Happy 9. Whip It Up Keith Richards - Guitar, Vocals Waddy Wachtel - Guitar, Backing Vocals Ivan Neville - Keyboards, Guitar, Backing Vocals Charley Drayton - Bass, Drums, Backing Vocals Steve Jordan - Drums, Bass, Backing Vocals Bobby Keys - Saxophone, Percussion Sarah Dash - Vocals Babi Floyd - Backing Vocals, Percussion