1975年の歴史的名演「ザ・ケルン・コンサート」を経て、ソロ・ピアニストとしての表現をさらに深化させていたキース・ジャレット。その創造力が充実期を迎えていた1976年の貴重な野外公演を収録した注目のタイトルが発掘された激レア音源で登場しました。1976年のソロ・コンサートで聴けるのは、あらかじめ完成された楽曲を再現する演奏ではなく、その瞬間のインスピレーションから音楽を組み立てていくジャレットならではの世界です。静かに始まる旋律が、繊細な和声の変化を経て、やがて力強いリズムと壮大な展開へと発展する。その一方で、音数を極限まで減らした静寂の中にも、独特の緊張感が漂います。同年5月に録音されたスタジオ作品『ステアケース』と時期を同じくする本公演は、緻密に構築された即興と、瞬間のインスピレーションに身を委ねる自由な展開という、ジャレットのソロ演奏における二つの側面を考察するうえでも興味深い記録。野外会場ならではの空気感とともに、70年代中期の彼が追求していた音楽的境地に迫ります。膨大なライブ音源を追い続けるコレクターにとっても見逃せない、1976年の演奏活動を掘り下げるための興味深い音源となりマニアには絶対必要な1枚。大自然の囲まれた素晴らしい野外劇場でキースの想いを最大限に表現したピアノ・インプロビゼーションは聴く価値の高い作品です。Live At Theatre de Verdure, La Grande-Motte, France July 24th, 1976 1.Set 1(a)(36:58) 2.Set 1(b)(21:18) 3.Encore 1(5:05) 4.Encore 2(6:34) 5.Encore 3(1:00) Keith Jarrett(piano)





























