FLEETWOOD MACを離れ、ソロ活動に専念しようとしていた1991年のスティーヴィー・ニックス。その決意の歌声が全身に染み渡るサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「1991年11月14日ウェストハリウッド公演」。名会場“Whisky A Go Go”で記録されたステレオ・サウンドボード録音の2種セットです。前年にFLEETWOOD MAC脱退を宣言したスティーヴィーがまず手を付けたのは、ベスト・アルバム『TIMESPACE』のリリースと北米限定のソロツアー“WHOLE LOTTA TROUBLE Tour”の開催でした。その歩みの中で本作のポジションはいかなるものなのか、改めて活動の全体像から探ってみましょう。・1月19日:フェニックス公演・6月4日:サンタモニカ公演・7月9日~8月18日:北米#1(22公演)《9月3日『TIMESPACE』発売》・10月25日+31日:北米#2(2公演)*11月14日:ウェストハリウッド公演 ←★本作★ これが1991年のスティーヴィー・ニックス。年明けと初夏の単発公演を経て、夏には22公演の北米ツアー。『TIMESPACE』の発売後にも2公演を重ね、本作のウェストハリウッド公演はその締めくくりとなる最後の一夜でした。そんなショウを伝える本作は、大定番FM放送のベスト・マスターを2種セットした2枚組。同じ一夜でありながら、まるで性格の違う2つの記録です。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。DISC 1:1991年の薫り高い生中継版 まず登場するDISC 1は、“KLSX-FM”による当日の生中継版。こちらのポイントは「いかにも生放送!」といった感じの聴き応えにあります。放送ならではのコンプレッサーも強めに効いたサウンドがいかにも生っぽく、ミックスも整理されきってはいない。しかし、それこそが本盤の値打ち。あちこちに残る未整理さが「今まさにスティーヴィーが歌っている」という感触を鮮烈に運んでくるのですそして、ベスト・マスターから起こされているだけあって鮮度も素晴らしい。自室のラジオを見つめながら、番組が始まるのをじっと待ち構えていた……そんな「1991年」の空気感まで、そっくり詰まっているわけです。DISC 2:完全オフィシャル級の再放送版 代わってのDISC 2は、1993年に組まれた再放送版。それも、プレFMの放送原盤から起こされた最高峰盤です。こちらは打って変わって、ミックスが美しく整っている。アンサンブルもバランスも精緻なら、歓声の入り方までセンス良くまとめられている。堂々の「完全オフィシャル級」であり、その作品感が絶品。音楽作品としての完成度が段違いで、何度でも噛みしめたくなるライヴアルバムに仕上がっています。両ディスク共通、決意の滲むソロ・ステージ本作は、そんな2種放送を完全収録。CMやDJのパートまでノーカットで楽しめます。そして肝心のセットは2放送ともまったく同じ。ここで、その内容も整理しておきましょう。ソロ(7曲)・麗しのベラ・ドンナ:Outside the Rain/Stop Draggin' My Heart Around/Edge of Seventeen・その他:Talk to Me/Stand Back/Whole Lotta Trouble/Love's a Hard Game to Play FLEETWOOD MAC(2曲)・Dreams/Landslide……と、このようになっています。軸となるのは『麗しのベラ・ドンナ』以降のソロ・レパートリー。そこへFLEETWOOD MAC時代の「Dreams」が序盤に置かれ、そして最後の最後に「Landslide」が歌われる。長く歩んできた場所への想いが、そっと差し込まれているような並びですライヴアルバムに何を求めるかは十人十色ですが、本作は両極端な楽しみ方の最適解がセットされています。「コンサートのドキュメント」を体験したいなら生中継版のDISC 1、「生演奏による音楽作品」を味わいたいなら再放送版のDISC 2 ……その両方のベスト・マスターでセットした2枚組なのです。それこそ『TIMESPACE』と共に「1991年のスティーヴィ」を象徴するライヴ編。「1991年11月14日ウェストハリウッド公演」のステレオ・サウンドボード録音。名会場“Whisky A Go Go”で記録された大定番FM放送を、性格の異なる2種のベスト・マスターでセットした2枚組です。DISC 1は“KLSX-FM”による当日の生中継版。強めのコンプも未整理なミックスもいかにも生放送で、「今まさに歌っている」感触と「1991年」の空気感が鮮烈。DISC 2は1993年の再放送版で、プレFMの放送原盤から起こされた最高峰盤。ミックスも歓声の入り方も精緻に整った「完全オフィシャル級」の作品感が絶品です。CMやDJまでノーカット収録した新・決定盤です。Whisky A Go Go, West Hollywood, CA, USA 14th November 1991 STEREO SBD*2 VERSION Disc:1 (58:32) FM Live Broadcast 1. Radio Intro 2. Outside the Rain 3. Dreams 4. Talk to Me 5. Band Introduction 6. Stand Back 7. Radio Announcer 8. Whole Lotta Trouble 9. Love's a Hard Game to Play 10. Stop Draggin' My Heart Around 11+12. Edge of Seventeen 13. Landslide 14. Radio Outro Disc:2 (60:00) Radio Show Disc For The Broadcast Week Of 30th August 1993 1. Radio Intro / CM 2. Outside the Rain 3. Dreams 4. Talk to Me 5. Band Introduction 6. Stand Back 7. Whole Lotta Trouble 8. Love's a Hard Game to Play 9. DJ Cue / CM 10. Stop Draggin' My Heart Around 11+12. Edge of Seventeen 13. Landslide 14. Radio Outro / CM Stevie Nicks - Vocal Carlos Rios - Guitar Michael Lennon - Guitar Don “DaTree” Boyette - Bass Cat Gray - Keyboards Eddie M - Saxophone Scott Crago - Drums Peter Michael - Percussion Sharon Celani - Vocals Lynn Mabry - Vocals STEREO SOUNDBOARD RECORDING





























