デビュー作が大きな反響を呼び、2nd『COMMUNIQUE』の録音も終えたばかりだった1979年初頭のDIRE STRAITS。若き日の熱演を脳みそに直接流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に刻まれているのは「1979年2月17日ケルン公演」。WDRラジオが収録・放送したステレオ・サウンドボード録音です。1979年と言えば公式作『LIVE FROM THE RAINBOW THEATRE』や名盤『PHILADELPHIA 1979 PRE-FM REEL』もお馴染み。まずはデビュー当時の活動概要をスケジュールで俯瞰し、それぞれの位置関係を見ておきましょう。1978年・1月10日~7月22日:英国(34公演)←※公式BBC 78《10月7日『DIRE STRAITS』発売》・10月12日~11月18日:欧州#1(30公演)《11月28日~12月12日『COMMUNIQUE』制作》1979年・2月11日~18日:欧州#2(8公演)←★ココ★・2月23日~4月2日:北米#1(28公演)←※PHILADELPHIA 1979・5月23日~6月14日:欧州#3a(18公演)《6月15日『COMMUNIQUE』発売》・6月15日~7月8日:欧州#3b(12公演)・9月8日~10月7日:北米#2(22公演)・11月1日~12月12日:欧州#4(30公演)←※公式RAINBOW 79 これが1978年/1979年のDIRE STRAITS。公式『LIVE AT THE BBC』はデビュー作が世に出る前のステージで、『LIVE FROM THE RAINBOW THEATRE』は『COMMUNIQUE』発売後の記録でした。本作のケルン公演は、ちょうどその中間。『COMMUNIQUE』を録り終えて年が明け、わずか8公演の「欧州#2」の7公演目にあたる終盤のコンサートです。『PHILADELPHIA 1979 PRE-FM REEL』と比べても、2週間あまり前のステージになります。また、前日の16日には“Rockpalast”への出演もありましたが、本作はそちらとは別物。翌17日、WDRの大ホール“Grosser Sendesaal”を舞台に、同局のラジオが収録したステージでした。名盤に肉薄するオフィシャル級サウンドそんなショウを伝える本作は、80年代初頭にトレードで出回ったテープ。正確な系譜こそ不明ながら、マニアの検証では1stジェネと目されているエアチェック・マスターです。そのクオリティは、文句なしのオフィシャル級。ステレオの広がりは豊かで、マーク・ノップラーのギターは1音1音の粒立ちまでくっきり。ジョン・イルズリーのベースとピック・ウィザースのドラムも輪郭を崩さずにグルーヴを刻み、その上を若き日の歌声が伸びやかに渡っていく。放送音源ならではの整ったバランスが、デビュー時代の瑞々しさをそのまま伝えてくれます。実のところ、エアチェック・マスターということもあり実際、プレFMリールから起こされた『PHILADELPHIA 1979』にも肉薄する素晴らしさです。しかも、本作はベスト・マスターをさらに独自に磨き込んだ最高峰更新盤でもある。ネットに登場した原音では「In The Gallery」の途中で受信不良も起きていたのですが、本作では独自マスタリングによって緩和。言われても気づかないほど自然に仕上がっており、頭から最後まで引っかかりなく聴き通せるライヴアルバムとなっています。生演奏版のデビュー作とも言えるステージそんな極上サウンドが伝えるのは、デビュー作のナンバーを軸にしたステージ。公式『LIVE AT THE BBC』『LIVE FROM THE RAINBOW THEATRE』と比べながら整理してみましょう。悲しきサルタン(8曲)・Down To The Waterline/Six Blade Knife/In The Gallery(★)/Water Of Love(*)/Lions/Sultans Of Swing/Wild West End/Southbound Again(★)その他(2曲)・Eastbound Train(★*)/What’s the Matter Baby?※注:「★」印は公式『LIVE AT THE BBC』で、「*」印は公式『LIVE FROM THE RAINBOW THEATRE』で聴けない曲。……と、このようになっています。10曲中8曲がデビュー作『DIRE STRAITS』からのナンバーで、「Setting Me Up」以外のアルバム収録曲が勢揃い。そのうち「In The Gallery」「Southbound Again」は『LIVE AT THE BBC』に、「Water Of Love」は『LIVE FROM THE RAINBOW THEATRE』に入っていません。さらに注目なのが残る2曲。シングルB面の「Eastbound Train」は公式2作のどちらでも聴けないレア曲ですし、「What’s the Matter Baby?」はデヴィッド・ノップラーとの共作で、のちに「Lady Writer」へと姿を変えていくナンバー。この時期ならではのレパートリーまで、オフィシャル級のサウンドで楽しめます。デビュー作の反響を追い風に、2ndアルバムの発売を待ちながらヨーロッパを駆けていた1979年初頭のDIRE STRAITS。そのステージを、プレス名盤にも迫るオフィシャル級サウンドで刻んだライヴアルバムです。ベスト・マスターをさらに磨き上げ、受信不良まで自然に緩和した最高峰更新盤。「1979年2月17日ケルン公演」のステレオ・サウンドボード録音。WDRラジオが収録したステージで、最近公開されたベスト・マスターからCD化。サウンドは文句なしのオフィシャル級で、しかもネット原音で起きていた「In The Gallery」の受信不良も独自マスタリングで自然に緩和した最高峰更新盤です。公式『LIVE AT THE BBC』『LIVE FROM THE RAINBOW THEATRE』の間を埋めるデビュー時代の熱演を楽しめます。Grosser Sendesaal des WDR, Cologne, Germany 17th February 1979 STEREO SBDn UPGRADE!!! (59:16) 1. Intro 2. Down To The Waterline ★2:37デバイド 3. Six Blade Knife 4. In The Gallery ★4:34辺りから受信不良が激しいので緩和しました 5. Water Of Love 6. Eastbound Train 7. What's The Matter, Baby? 8. Lions 9. Sultans Of Swing 10. Wild West End 11. Southbound Again STEREO SOUNDBOARD RECORDING Mark Knopfler - vocals, guitar David Knopfler - guitar, vocals John Illsley - bass, vocals Pick Withers - drums





























