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Paul McCartney ポール・マッカートニー/Tokyo,Japan 11.5.2018

今回の来日で注目度No.1だった「2018年11月5日:両国国技館」公演。ポールたっての希望によって初めて実現した“ポール場所”をフル体験できる大傑作オリジナル映像がリリース決定です。本作は、まさに傑作。撮影者本人から直接譲られたものなのですが、遮蔽物もほとんど入らない視界、ビシッと整った安定感、多彩なカメラワーク、そして何より東京ドームでは望むべくもない近さ。すべてが素晴らしい。特に近距離からのズームはポールのウェストアップが画面いっぱいに迫るド迫力。“FRESHEN UP JAPAN TOUR 2018”では3本目の映像となるわけですが(現時点で)本作こそが最高傑作なのは間違いありません。さらに音声まで素晴らしいから凄い。実は、ここには理由がある。この撮影者はビデオ・マイクでも録音していたわけですが、それと同時にオーディエンス録音の専用機材で別途録音していたのです。そして2つの音声を比較し、極上な別録音の方を採用。完璧にシンクロさせたのです。これは意外と重要。普通、別録音をシンクロさせた場合はポジションの違いから光景と音声の距離感が異なっていたり、音が来る方向や立体感に食い違うもの。それでも音質の良し悪しの方が重要視されるために問題とはならないのですが、本作は撮影者自身による別録音。そのため、映像と合わせても距離感や立体感がぴったりとシンクロし、まるで違和感がない。それこそ同一カメラで撮影したような自然な仕上がりになったのです。もちろん、この録音自体もオリジナル・マスターであり、本作でしか聴けない貴重なもの。通常であれば、ライヴアルバムとして別個にお届けするところなのですが、特別な映像をさらに特別にするために本作でのみ使用いたしました。まるっきり完璧なようですが、実は大元マスターにはささやかながら欠点も1つありました。それは撮影漏れ。「Let Me Roll It」終盤の「Foxy Lady」に差し掛かるパートで撮影しているのが見つかりそうになったのかカメラが隠され(他の曲間でもときどき隠れるのですが、すぐに復帰しています)、ショウ中盤の「Queenie Eye」でも同じように撮影が止まってしまうのです。もちろん、そんなシーンも貴重なドキュメントではあるのですが、ここは2回とない両国国技館。本作ではその全曲を淀みなくお楽しみいただけるよう、欠けた曲のみ別アングルの映像で繋ぎました。そのクオリティで描かれるのは、まさに唯一無二の“ポール場所”。他公演よりも短めのセットなのは残念なものの、ムードは濃厚。ドームより遙かに近いポールを観られるわけですが、ポールからしても観客を間近に感じたのか積極的にコミュニケション。「ザ・ビートルズゥ!」も心なしかいつもより力強く、日本語MCも多彩。手刀を切っての「ごっつぁんです」や「どすこいどすこい」と言いつつ四股を踏む(ところまで行かずに空気イスのような感じですが:笑)も間近感たっぷりに目撃できるのです。日本武道館に代わり、“FRESHEN UP JAPAN TOUR”でも特別な夜となった両国国技館。そのフルショウを素晴らしいクオリティで体験できる1枚です。これだけの大傑作だけに、今週はUxbridgeレーベルからも通常リリース。本作も基本的に同じ仕様(メニュー画面など詳細は異なります)なのですが、ここまで素晴らしい映像は1人でも多くの方に体験していただかなくてはならない。 Live at Ryogoku Kokugikan, Tokyo, Japan 5th November 2018 AMAZING SHOT(from Original Masters) 1. Intro 2. A Hard Day's Night 3. Hi, Hi, Hi 4. All My Loving 5. Letting Go 6. Come On to Me 7. Let Me Roll It 8. I've Got a Feeling 9. My Valentine 10. Nineteen Hundred and Eighty-Five 11. I've Just Seen a Face 12. In Spite of All the Danger 13. From Me to You 14. Love Me Do 15. Blackbird 16. Queenie Eye 17. Lady Madonna 18. Fuh You 19. Being for the Benefit of Mr. Kite! 20. Something 21. Ob-La-Di, Ob-La-Da 22. Band on the Run 23. Back in the U.S.S.R. 24. Let It Be 25. Live and Let Die 26. Hey Jude 27. I Saw Her Standing There 28. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) 29. Helter Skelter 30. Golden Slumbers / Carry That Weight / The End COLOUR NTSC Approx.129min.

Paul McCartney ポール・マッカートニー/Tokyo,Japan 11.5.2018

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