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Dream Theater ドリーム・シアター/Russia 2019

デビュー30周年にして3年ぶりの新作『DISTANCE OVER TIME』を引っさげ、ワールド・ツアーを敢行中のDREAM THEATER。その最新・極上映像が登場です。そんな本作が撮影されたのは「2019年6月11日モスクワ公演」。その全貌を捉えたオーディエンス・ショットです。2月の『DISTANCE OVER TIME』リリースに伴って『METROPOLIS, PART 2: SCENES FROM A MEMORY』再現ショウも発表して話題となりましたが、その辺の事情を確認するためにも、まずは2019年の活動概要からショウのポジションを確かめておきましょう。 《2月22日『DISTANCE OVER TIME』発売》・3月20日-5月4日:北米(28公演)・6月7日-7月26日:欧州(35公演)←★ココ★ これが現在までに公表されている2019年のスケジュール。『SCENES FROM A MEMORY』再現ツアーは単独だった「北米」レッグであり、本作はその後に行われた「欧州」レッグ。こちらはヨーロッパの夏フェスを巡る日程のため、アルバム再現ではなく通常スタイルのショウでした。本作のモスクワ公演は、その序盤。「欧州」の3公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを記録した本作は、まさに極上のオーディエンス・ショット。驚くのはその近さ! 何しろ、あまりに近すぎてポジションが分からない。角度から察するにステージやや右寄り(ジョン・ペトルーシ寄り)なのは分かりますが、各メンバーにド密着で距離感がまるでない。ごく一瞬振り上げられる腕が画面をかすめるので最前列ではないと思いますが、恐らくは2-3列目なのでしょう。どのメンバーもバストアップが画面からハミ出す近さです。そして、安定感。あまりの近さから各メンバーの見どころを押さえるために左右に振るのですが、それがビシッとしている。スクロールを始める瞬間の動き方と真横移動の感じからすると三脚を使っているような感じ。いかに観客撮影が一般化しているとは言え、これほどの間近席で三脚とは大胆な……。さらに言えば、サウンドも極上。最前部だけに骨太な芯がグイグイと迫り、ホール鳴りは極少。乱舞する変拍子も絡み合うフレーズも細部までクッキリとしており、立体感まで感じさせる。密着アングルもあってショウのスケール感やスペクタクルはさして感じないものの、5人とのシンクロ感は絶大な極上映像なのです。その映像美で描かれるショウがまた素晴らしい。前述の通り「北米」レッグでは『SCENES FROM A MEMORY』再現ショウだったわけですが、そこではアルバム・パートと通常パートの2部構成でした。現在進行中の「欧州」レッグはその通常パートを核として、拡大させたもの。新曲とクラシックスは約半々で、『DISTANCE OVER TIME』からは「Untethered Angel」「Fall Into the Light」「Barstool Warrior」「Pale Blue Dot」がセレクトされ、クラシックスは『AWAKE』の「Lie」から『BLACK CLOUDS & SILVER LININGS』の「A Nightmare to Remember」まで、マイク・ポートノイ時代の6曲を散りばめています(25周年を祝ったばかりだからか、『IMAGES AND WORDS』からの選曲はありません)。特に「A Nightmare to Remember」「In the Presence of Enemies, Part I」の2曲はマンジーニに交代してから今回、初めてセット入りしたナンバーです。前回の日本公演から2年。そろそろ来日の報が待ち焦がれるところですが、その乾きを癒すのにピッタリの極上映像です。デビュー30年を迎え、今なお進化を続ける夢劇場の“今”。 Live at Adrenaline Stadium, Moscow, Russia 11th June 2019 AMAZING SHOT!!! 1. Atlas (Instrumental Alt) 2. Untethered Angel 3. A Nightmare to Remember 4. Fall Into the Light 5. Peruvian Skies 6. Barstool Warrior 7. In the Presence of Enemies, Part I 8. The Dance of Eternity 9. Lie 10. Pale Blue Dot 11. As I Am James LaBrie - lead vocals John Petrucci - guitars, vocal John Myung - bass Jordan Rudess - keyboards Mike Mangini - drums, percussion COLOUR NTSC Approx.86min.

Dream Theater ドリーム・シアター/Russia 2019

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