Name: Joan Jett & the Blackhearts ジョーン・ジェット/The Jett Age Japanese Laser Disc Ver.
SKU: DVD-01000
Price: 1386 JPY
Availability: InStock

Joan Jett & the Blackhearts ジョーン・ジェット/The Jett Age Japanese Laser Disc Ver.

女性ロッカーの先駆者としてシーンに絶大な存在感を放っていた90年代のジョーン・ジェット。その彼女のキャリアを振り返る幻のオフィシャル映像が登場です。その映像作とは『THE JETT AGE』。『NOTORIOUS』のリリースの後に製作されたヒストリー・ビデオです。ジョーンの映像自体が貴重でもありますが、この映像作は当時VHSとレーザーディスクでリリースされつつ、すぐに廃盤。その後もDVD化が実現していないレア作品です。本作は、その最高峰クオリティ盤である日本版レーザーディスクから精緻にデジタル化したもの。THE RUNAWAYS時代の貴重映像からシーンに君臨していた34歳までの彼女を極上プロショットで約１時間楽しめるのです。そんな本作の中身は、懐かしのプロモクリップやライヴ、オフショット、それにインタビュー。ヒストリー・ビデオの王道を行く作りです。もちろん、最大の見どころは11曲に及ぶ演奏シーン。多くのヒストリー・ビデオでは曲がブツ切れになることもありますが、本作は１曲１曲を大切にしており、完奏でたっぷりと見せてくれる。そして、そのセレクションもなかなか美味しい。ここで、本当の基軸となる11曲を俯瞰してみましょう。・BAD REPUTATION：Bad Reputation ・I LOVE ROCK 'N ROLL：I Love Rock 'n Roll／Crimson And Clover・ALBUM：The French Song ・GLORIOUS RESULTS OF A MISSPENT YOUTH：Cherry Bomb・GOOD MUSIC：ナシ・UP YOUR ALLEY：I Hate Myself For Loving You／Little Liar／I Wanna Be Your Dog・THE HIT LIST：Love Hurts・NOTORIOUS：Backlash／Don't Surrender ……と、このようになっています。ソロデビュー作『BAD REPUTATION』から当時の最新作『NOTORIOUS』まで、『GOOD MUSIC』以外の全作から満遍なくセレクトされており、彼女のソロキャリアをじっくりと追っている。もちろん、THE RUNAWAYSのシーンでは70年代の演奏も部分的に聴けますが、フルで流れる「Cherry Bomb」はソロ・バージョンです。これだけでも「目で観るベスト盤」なのですが、曲の合間合間にはインタビュー・コメントも入る。もちろん、本作は日本盤レーザーディスクから起こされていますから、そのすべてに日本語字幕が付く。その内容は女性ロッカーとしての生き様そのもの。初めてギターを手にした時、初めてコンサートに行ってロックに生きる決意をした時、そしてTHE RUNAWAYSとしての初ステージ。その現場で彼女が何を思い、どう行動していったかが本人の口から語られる。もちろん、ソロになってからもTHE BLACKHEARTSとのブレイクや女優業、作詞・作曲家としての矜持等々、ワイルドなステージの姿だけでなく、その裏側までも赤裸々に語っていくのです。特に面白いのは、やはりTHE RUNAWAYSのくだり。「震えるほど怖かった。ビールを飲んでギターの影に隠れたい」「何せ15・16歳の女の子がやってる訳だから、小娘どもになにができるって目で見ていた」「みんな私たちが裸になるとでも思ったのよ」と当時を語るのですが、その言葉の合間合間に、シェリー・カーリーのあのガーターベルト姿が挿入される。そして、ちゃんと演奏していると気づいた時でさえ「“へえーやるもんだね”ってところかしら。でもほとんどの人はむかついていたみたい」と振り返る。ジョーンはソロになった後も「女にR&Rができるわけない」と戦い続けたわけですが、実績を積む前のスタート地点では、その敵意はさぞや強烈だったのでしょう。それを本人が実感を込めて話すわけです（冒頭にMLBオリオールズのキャンプに参加して得練習試合？に興じていますが、これも「野球＝男のスポーツ」に挑む彼女らしいシーンです）。もちろん、本作は暗い苦労話ムービーではありません。そんな敵意もエナジーに変え、アグレッシヴなロックを生み出していったジョーンの姿が爽快ですらある。時にパンキッシュに、時にスタイリッシュにとイメージを変えながらもキャリアの中で生み出していった名曲達が極上クオリティで楽しめる。ほとんどは懐かしさも滲むプロモ・クリップですが、「Cherry Bomb」ではツアー映像をコラージュした独自映像であり、ラストの「I Wanna Be Your Dog」はライヴ。特に「I Wanna Be Your Dog」は直前にステージへの闘志を語ってからスタジオ版よりもヘヴィなノリを炸裂しており、えらくカッコイイのです。初めての方にも彼女の歩みと代表曲が一望できる「動くベスト盤」として楽しめ、マニアの方なら貴重な映像の数々や実感のこもった本人のコメントに唸る映像作品です。残念ながらとうの昔に廃盤となり、現在では公式でのDVD化も望みようのない映像傑作。どうぞ、日本版レーザーディスクから復刻した史上最高峰クオリティでお楽しみください。ブルーレイ化は勿論、DVD化もされていないレアなプロショット映像タイトル。日本語字幕付き。最高の一枚です！！ Taken from the original Japanese laser disc (VILP-44) (57:23) 1. Interview　★オリオールズのキャンプ 2. I Hate Myself For Loving You 3. Interview　★THE RUNAWAYS時代の初ライヴ/女にR&Rができるわけない 4. Cherry Bomb 5. Interview　★ロックとの出会い 6. Bad Reputation 7. Interview　★THE BLACKHEARTS結成とブレイク 8. I Love Rock 'n Roll 9. Interview　★女だからギターが弾けない!? 10. The French Song 11. Interview　★女優として 12. Little Liar 13. Interview　★成功とスター気取り 14. Crimson And Clover 15. Interview　★作曲家として 16. Backlash 17. Interview　作詞家として/癌で亡くなった友への歌 18. Don't Surrender 19. Interview　★トライじゃなく本気になる 20. Love Hurts 21. Interview　★ショウに臨む闘志 22. I Wanna Be Your Dog PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.57min