Name: Paul McCartney,Wings ポール・マッカートニー ウイングス/TV Show Extended & Japanese Broadcast Version
SKU: DVD-01110
Price: 1940 JPY
Availability: InStock

Paul McCartney,Wings ポール・マッカートニーウイングス/TV Show Extended & Japanese Broadcast Version

初期ウイングスの姿を捉えた超定番映像「JAMES PAUL McCARTNEY」。元がTVショーだけあってレコードの時代には何度も音盤化され、1990年代からはビデオやDVDでの映像アップグレードが白熱しました。中でも今から15年前にリリースされたLIGHTHOUSEならぬ「LIGHTSPEED」はDVD時代に相応しいクオリティにて本映像を収録しており、決定版かつ定番アイテムとしてYouTube上にも丸ごとアップロードされるほどの浸透ぶりでした。それが2018年、アルバム「RED ROSE SPEEDWAY」のスーパーデラックス・エディションに組み込まれる形で遂にオフィシャルDVD化が実現。これで過去のすべてのアイテムが葬り去られたかに思えたもの。ところが、いざ蓋を開けてみればポール弾き語りコーナーから「Bluebird」のシーンだけがカット。この残念な編集だけでも肩透かしを食らうに十分ですが、それ以上に深刻だったのが随所で生じていた残像。これはビデオ映像をDVD化する際、フレームレートの数値によっておこるもので、通常であればそれを60fpsにすべきところを、スーパーデラックス・エディションの「JAMES PAUL McCARTNEY」（以下”JPM”と称します）は30fpsでDVD化されてしまっていたが故に起きた現象だったのです。失礼しました、DVDの技術的なことはよく解らない…そんな方も少なくないかと思われますので、ざっくり申し上げるとすればビンテージ・ビデオ映像を適切な状態でDVD化していなかったということ。何しろ待望のリリースだっただけに、そこで生じている違和感を世界中のマニアがすぐに気付いてしまった。そこでビートル・マニア界の雄、Lord Reithが所有していたPAL版ビデオ・マスターをネット上に公開。確かにこちらはスーパーデラックス・エディション版のような残像感がなく、それでいて画面の上に入っていたと思われるタイムコードを綺麗に消し去ってみせたという見事なもの。タイムコード消しの技術はちょうど10年ほど前からマニアの間で好んで行われる手法となっていますが、その間にテクノロジーが進化、ここでの自然な消去ぶりは本当に驚き。かろうじて「Live And Let Die」が終わって爆発した辺りで消した跡が映ってしまった程度。残りは本当にきれいに消えており、例の残像の問題と併せてストレスなく鑑賞できるようになっているのです。おまけにJPMのUKバージョンだけで放送された「Hi, Hi, Hi」もインサートしてくれている。もっとも、そこは映像本編と比べると少しだけ画質が落ちてしまうのですが、それでも過去のバージョン、それこそ「LIGHTSPEED」のボーナスで見られたバージョンなどよりも格段にクリアーな画質となっているのが流石。ただしLord Reithですらポール弾き語りシーンは「Bluebird」が未収録という大きな欠点があったのです。そこで今回のリリースに際し、この場面を「LIGHTSPEED」バージョンからパッチ。これが驚くほど自然かつキレイにアジャストされており、パッと見た感じだとソースが変わった風には気付かないのでは。そして問題の残像が生じる現象に関しては「Little Woman Love」からのピアノ・ソング・コーナー、あるいは番組終盤のライブ・シーンで見比べると解りやすい。中でもピアノ・ソング・コーナーでの「C Moon」辺りで違いが一目瞭然。スーパーデラックス・エディションではユラユラと残像が生じてしまっていたのですが、それが今回のバージョンではずっと抑えられていて見やすい。これこそが元のビデオの状態なのですね。さらに二枚目のディスクには「世界のワンマンショー」の一環として放送された日本放送版JPMを収録。1970年代初頭、当時リッチな人しか持ち得なかった家庭用カラー・ビデオ・デッキのUマチック・ビデオテープを10年以上前にリリースして世界中のマニアを驚かせたあの映像を収録。その後プ昇格したパッケージまでリリースされましたが、今回は改めて映像をリマスターした上、さらに音声を差し替えたことで海外放送版と遜色のないクリアーな音質にて楽しめるようになりました。何と言っても全体を通しての意訳ぶりが強烈な字幕、さらには弾き語りコーナーやリバプールに帰郷した場面を大胆にカットした仕上がりという独自編集のインパクトは未だに色褪せていない。昭和感に満ちた日本放送バージョンは実に味わい深いものがある。そして最近になって「Big Barn Bed」演奏後に入るJPMアナウンスが海外版とは別テイクということも判明（日本版の方が少し穏やかな口調）するなど、わが国だけでなく世界中のマニアとっても価値のあるオルタネイト・バージョンまでカップリングした、文字通りのJPMデフィニティブ・エディション！ Extended Version / Japanese Broadcast Version (Huge Upgrade!!!!) Disc 1(55:03) Extended Version 1. Introduction 2. Big Barn Bed 3. Acoustic Medley (Blackbird/Bluebird/Michelle/Heart Of The Country) 4. Mary Had A Little Lamb 5. Little Woman Love/C Moon 6. My Love 7. Uncle Albert 8. Pub Scene 9. Gotta Sing, Gotta Dance 10. Live And Let Die 11. A Beatles Medley 12. The Mess 13. Maybe I'm Amazed 14. Hi, Hi, Hi 15. Long Tall Sally 16. Yesterday Disc 2(40:02) Japanese Broadcast Version 1. Big Barn Bed 2. Mary Had A Little Lamb 3. Little Woman Love/C Moon 4. My Love 5. Uncle Albert 6. Gotta Sing, Gotta Dance 7. Live And Let Die 8. A Beatles Medley 9. The Mess 10. Maybe I'm Amazed 11. Long Tall Sally 12. Yesterday PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.95min.(TOTAL)