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Dokken ドッケン/CT,USA 1987 & more

『BACK FOR THE ATTACK』を発表し、黄金時代の最後にもっとも眩しく輝いた1987年のDOKKEN。まさに燃え尽きる直前の激しい炎を極上体験できる究極映像セットが登場です。そんな本作に収められているのは2公演。「1987年11月3日ニューヘイヴン公演」の超絶景オーディエンス・ショットをディスク1に、一週間後の「11月10日フィラデルフィア公演」の大定番マルチカメラ・プロショットをディスク2に配した2枚組です。“BACK FOR THE ATTACK Tour”と言えば、公式作品『BEAST FROM THE EAST』にもなった日本公演が思い出深いところ。ここでは併せてワールド・ツアー全景からショウのポジションを確かめてみましょう。1987年・10月11日-31日:北米#1(11公演)《11月2日『BACK FOR THE ATTACK』発売》・11月2日-12月6日:北米#2(25公演)←★ココ★ 1988年・1月16日-2月28日:北米#3(30公演)・3月7日-4月13日:欧州(27公演)・4月20日-30日:日本(8公演) ・5月27日-7月30日:北米#4(29公演) これが1987年/1988年のDOKKEN。全141公演という彼らのキャリアでもズバ抜けた公演数を誇る“黄金期ツアー”でした。その中でも本作の2公演はアルバム発売直後に行われたAEROSMITHの前座だった「北米#2」レッグ。ニューヘイヴン公演は2公演目、フィラデルフィア公演は8公演目にあたるコンサートでした。ショウは直近ですが、方や客席撮影で方やプロショット。見応えはだいぶ異なりますので、個別にご紹介していきましょう。 【DISC 1:ニューヘイヴン公演の絶景オーディエンス】まず登場するのは、初登場となるオーディエンス映像。何と言っても素晴らしいのが絶景ぶり。ステージ右側(ジョージ・リンチ側)の2階スタンド席から見下ろしているのですが、よほど客席の角度が急なのか遮蔽物が一切ない。ステージだけが視界を占領し、端から端まで見たところを見放題。しかも、カメラを隠すそぶりもなく、大胆果敢なズームアップもたっぷり。どうやら三脚までは使っていないようですが、それでも安定感がばっちりなのです。そして、さらに驚きなのが撮影の意匠を伝えてくれるマスター鮮度。これがもう、超ビビッド&超リアル。明らかに大元マスターからデジタル化されたと思われる発色とディテールにはダビング痕は微塵もない。まさに当時そのまま……いえ、今まさに肉眼でショウを観ているかのようなリアリティまで宿っている。オーディエンスらしい体験感を胸いっぱいに吸い込みつつ、そんじょそこらの客席撮影とは次元の違う映像美に酔いしれられるのです。そして、そんな映像美で描かれるのは、濃厚・激烈な全盛のDOKKEN。ここでは後述するフィラデルフィア公演と併せてセットを整理しておきましょう。ショウ前半・トゥース・アンド・ネイル:Just Got Lucky/Into The Fire/Alone Again ・バック・フォー・ジ・アタック:Kiss Of Death/Burning Like A Flame(★)ショウ後半・アンダー・ロック・アンド・キー:It's Not Love/In My Dreams/Unchain the Night(DISC 1のみ)/Lightnin' Strikes Again(★)※注:「★」印は『BEAST FROM THE EAST』で聴けない曲。……と、このようになっています。必殺アルバム3枚を濃縮還元しつつ、ショウの前後半でカラーを変えている。前半は『BACK FOR THE ATTACK』『TOOTH AND NAIL』アルバムから連発し、後半には一転して『UNDER LOCK AND KEY』ナンバーを固め撃ち。単に偶然かも知れませんが、綺麗にアルバム・イメージでショウの流れが感じ取れる構成なのです。 【DISC 2:フィラデルフィア公演の大定番プロショット】そんな新映像に続くDISC 2は、黄金時代DOKKENの象徴とも言うべき、極上のマルチカメラ・プロショット。大定番だけに古くから幾多の既発で知られている映像ですが、本作はボーナス・タイトル等でもお馴染みの最高峰マスター。何よりも鮮度がバツグンで、艶やかなほどに滑らかな映像美は完全なオフィシャル級。デジタル全盛の現代基準でみても「今すぐ公式リリース可能」なレベルなのです。それに比してサウンドはやや荒っぽい卓直結らしさが全開なのですが、それがいっそ黄金期DOKKENの凄まじさを倍加させている。何よりも素晴らしいのはジョージ・リンチのカミソリ・ギター。当時の新作『BACK FOR THE ATTACK』ではやり過ぎ寸前の凄絶なギター・サウンドを轟かせていましたが、ステージでも激しく鋭いエッジがキレにキレまくっている。当時はイングヴェイ・マルムスティーンやスティーヴ・ヴァイなどの異次元ギタリストも登場していたわけですが、それでもなお、当代きってのギターヒーローとして渡り合っていた猛烈なサウンドが大脳直結で刻み込んでくるのです。さらに本編ライヴの後にはPVもボーナス収録。『BACK FOR THE ATTACK』の「Burning Like A Flame」「Heaven Sent」「Dream Warriors」の他、『BEAST FROM THE EAST』の「Walk Away」の計4曲。いずれもオフィシャル映像作品『UNCHAIN THE NIGHT』では観られないクリップが集成されています。超絶景な特等席から現場体験できるDISC 1と、オフィシャル感覚プロショットのDISC 2。対極ながら究極的な2映像で“BACK FOR THE ATTACK Tour”を目撃できる豪華セットです。 New Haven Veterans Memorial Coliseum, New Haven, CT, USA 3rd November 1987 AMAZING SHOT Spectrum, Philadelphia, PA, USA 10th November 1987 PRO-SHOT Disc 1(58:44) Live at New Haven Veterans Memorial Coliseum, New Haven, CT, USA 3rd November 1987 1. Intro 2. Kiss of Death 3. Just Got Lucky 4. Into the Fire 5. Burning Like a Flame 6. Alone Again 7. It's Not Love 8. In My Dreams 9. Unchain the Night 10. Lightnin' Strikes Again COLOUR NTSC Approx.59min. Disc 2(67:24) Live at Spectrum, Philadelphia, PA, USA 10th November 1987 1. Kiss Of Death 2. Just Got Lucky 3. Burning Like A Flame 4. Into The Fire 5. Alone Again 6. It's Not Love 7. Lightnin' Strikes Again 8. In My Dreams Bonus Videos 9. Burning Like A Flame 10. Heaven Sent 11. Dream Warriors 12. Walk Away PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.67min. Don Dokken - Vocals George Lynch - Guitars Jeff Pilson - Bass Mick Brown - Drums

Dokken ドッケン/CT,USA 1987 & more

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