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ハイレゾ時代の幕開けに公式リリースされた幻の『MACHINE HEAD』。超立体版も楽しめるDVD-Audio盤がリリース決定です。「DVD-Audio」は、まさに時代の徒花。CDを超える高音質や5.1chサラウンドも可能なオーディオ用の光ディスクとして登場しつつ、あっと言う間にSACDに座を奪われてしまった泡沫の規格でした。しかし、ホンの数年という普及期には専用ソフトも制作。ポップ／ロック系はわずか（洋楽/邦楽を合わせて152タイトルだけ）だったのですが、規格の普及を目指した実験的で魅力的なコンテンツも封入されていました。その１つだったのが、Rhinoレコードから2001年にリリースされたDEEP PURPLEの『MACHINE HEAD（R9 76664）』。本作は、その幻盤を精緻に復刻した１枚なのです。細かいスペック的な解説はキリがないので省きますが、DVD-Audio盤『MACHINE HEAD』は2chステレオと5.1chサラウンドが収録されており、通常のDVDプレイヤーやPCでも再生は可能。2chステレオ音声だけでもCD以上の高音質（96kHz・24bit）が楽しめる。CDとは次元の違う再現度は文字通りのケタ違いで、重低音のヴァイヴも高音の粒立ちも楽器の振動そのものまで感じ取れるサウンドは圧倒的です。これだけでも十分に魅力的なのですが、それ以上なのが5.1chサラウンド版。これがもう完全に別物でして、楽器が飛び交う超立体感覚の『MACHINE HEAD』なのです。楽器１つひとつ１音１音のセパレート感も異常なら、DEEP PURPLEのメンバーに四方を固められ、苛烈なソロが頭の中をグルグルと回る立体感も強烈。誤解を恐れずにざっくり言いますと、イアン・ペイス＆ロジャー・グローバーのリズム隊とイアン・ギランが真正面に立ち、リッチー・ブラックモアとジョン・ロードがあらゆる方向から攻めてくる感じなのです。さらに面白いのは、分身感があること。ギターやオルガンが前後方／左右をワープして来るのはもちろんですが、ギランとペイスも１人には思えない。スネアとメイン・ヴォーカルは真正面なままですが、シンバルや細かいパーカッションはあらぬ方向から飛んできますし、バック・ヴォーカルは後方から囁きかけてくる。さらにリフが切り替わる度に別方向になったり、ハイハットやライドに前後方を挟撃されたり……。ライヴ会場でも音楽を立体的に感じるものですが、それとも根本的に異なる。音楽に「囲まれる」ではなく、「組み込まれる／巻き込まれる」ような異次元感覚で描かれる『MACHINE HEAD』なのです。この5.1chミックスは2011年リリースのSACD盤にも収録されましたが、2012年の40周年盤のサラウンド・バージョンは別ミックスになっていました。もはや新品を入手するのは困難なDVD-Audio盤を復刻した幻の『MACHINE HEAD』。2001年にリリースされたDVD-Audio盤『MACHINE HEAD』がリリース。マルチチャンネルを活かした5.1chサラウンド・ミックスも収録されており、黄金５人の演奏が超立体的に飛び交う大名盤が楽しめます。DEEP PURPLE - MACHINE HEAD: DVD AUDIO 1. Highway Star 2. Maybe I'm A Leo 3. Pictures Of Home 4. Never Before 5. Smoke On The Water 6. Lazy 7. Space Truckin' Bonus Selection 8. When A Blind Man Cries (Original B-Side)

拡大表示	Deep Purple ディープ・パープル/マシーン・ヘッド Machine Head DVD Audio Version 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる