monotone-extra

名作『DUKE』で残った３人ならではのプログレッシヴ・ロックを完成させた1980年のGENESIS。その公式化もされた代表映像の特別バージョンがリリース決定です。そんな本作に収められているのは「1980年５月７日ロンドン公演」ライシアム劇場で撮影されたマルチカメラ・プロショットです。この映像は古くから定番中の大定番として君臨しており、2007年には『DUKE』のボーナス映像として公式化も実現。まさに“DUKE Tour”の象徴映像でもあります、もちろん、本作は公式品のコピーではありません。当店では、国内のコアな記録マニアによる極上マスターで傑作番組の数々をアーカイヴしておりますが、本作はその最新弾。某衛星放送局の名物番組“洋楽ライブ伝説”で放映された日本バージョンをDVD化したものなのです。その内容に触れる前に、まずはショウのポジション。絶頂を究めた“DUKE Tour”の全体像から振り返ってみましょう《２月15日『SMALLCREEP'S DAY』発売》・３月17日-27日：英国#1（７公演）《３月28日『DUKE』発売》・３月28日-５月９日：英国#2（35公演）←★ココ★・５月17日-６月30日：北米（35公演）《６月『FACE VALUE』制作開始》これが1980年のGENESIS。最大の特徴はヨーロッパ各国を一切回らず、徹底的に巡った英国ツアー。１つ前の“AND THEN THERE WERE THREE Tour”で母国公演が１回だけだった事の反動なのでしょうが、それにしても40公演超えは圧倒的。1973年以来であり、その後にもない３人時代最大の母国ツアーでした。本作のライシアム公演は、その最終盤。「英国#2」の34公演目にあたるコンサートでした。そんなショウを伝える本作のクオリティはもちろん超・極上。すでに完全版も発掘されているわけですが、この番組の元になっているのはそれではなく（恐らく）放送（2008年９月）の前年にリリースされた公式マスター。約40分ではありますが、ハイエンドの朝礼画質で楽しめるのです。しかも、ただ公式DVDを流しているわけではない。ライヴの前後には難波浩○氏を迎えての解説コーナーが設けられ、ライヴ中もバンドの略歴や１曲１曲のミニ解説がテロップで流される。その内容も非常に良い感じ。TV番組ということもあってマニアックな情報はなく、万人向けの分かりやすいものなのですが、その視点はあくまでプログレ・ファン。難○氏もドラムサウンドやライトショウがいかに革新的だったか、曲構成の巧みさなどを語っていく。「二度目の来日公演を観たんですが、前の女の子が『フィル・コリンズってドラムも叩くんだね』と言ってて、売れるってこういう事なんだなと思いました」とも言っていますが、プログレ者なら誰しもが思う事を電波に乗せてくれると妙に嬉しかったりするのです。もちろん、その独自演出に装飾された高画質ライヴこそが命。前述のように、公式DVDと同じショート・バージョンなのですが、一応内容も整理しておきましょう。・眩惑のブロードウェイ：In The Cage／The Colony Of Slippermen・トリック・オブ・ザ・テイル：Dance On A Volcano／Los Endos・静寂の嵐：Afterglow・デューク：Behind The Lines／Duchess／Guide Vocal・その他：Drums Duet　この後、ヒュー・パジャムが関わるようになるとフィルのソロとの違いがどんどん分からなくなっていきますが、ここではポップ色を強めつつもあくまでプログレッシヴでした。一線を越える前の「残った３人のプログレ」をお手軽に味わえる映像傑作、その日本独自バージョン。Lyceum Ballroom, London, UK 7th May 1980 PRO-SHOT (41:27) 1. Intro/MC Talk 2. Behind The Lines 3. Duchess 4. Guide Vocal 5. In The Cage/The Colony Of Slipperman 6. Afterglow 7. Dance On A Volcano 8. Drum Duet 9. Los Endos 10. MC Talk PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.41min.

拡大表示	Genesis ジェネシス/London,UK 1980 Japanese Broadcast Edition 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる