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1974年のジョニ・ミッチェルは70年代における彼女のライブ活動における最も精力的な一年となり、アルバム「COURT AND SPARK」のリリースと同時に1月からツアーを開始。アメリカの行程が終わるとヨーロッパに向かいます。とはいっても本格的なツアーではなくBBCテレビ用の収録とアムステルダムでの単発ライブというもの。BBCのテレビ用ライブは言うまでもなく74年ライブ映像の定番と化したのですが、以前からYouTube上に出回っていたのはVHS時代の画質劣化バージョンだけ。しかし近年になってBBCがHDで再放送したバージョンと組み合わせ、マニアが現状最長版にまとめてくれた新たなバージョンがYouTube上に現れたのです。さすがにHD版は完璧な画質で、それと比べて従来の劣化版との落差が激しいのですが、おかげで6割の映像がHD版で見られるようになりました。それだけではありません、ヨーロッパ再放送版に含まれていた「Blue」、さらにWeb上にて何故か白黒で公開されたフィナーレ「Twisted」、そして70年代のリアタイ放送時に含まれていた「For Free」を当時の放送時にテレビから録音した音源にて音声のみで収録するという念の入れよう。何よりも今回リリースされるウェンブリー・スタジアムやライブアルバム「MILES OF AISLES」といった夏のステージとはセットリストやアレンジがまるで違っていて、とても同じ年のステージだとは思えないほどの違いがある。まずLAエキスプレスのバックが圧倒的に控えめで、ライブ前半は本当に控えめな演奏ぶり。むしろライブ全体はジョニの弾き語りの比率が高く、ウェンブリーではLAエキスプレスと共にファンキーなバンドアレンジで演奏されていた「Big Yellow Taxi」もここではジョニ一人の弾き語り。そもそも弾き語りコーナーではウェンブリーで聞かれなかったレパートリーがふんだんに披露されている。それに1月から4月初頭にかけて最初の長期ツアーをこなした後ということはあり、ジョニのパフォーマンスは余裕たっぷり。ウェンブリーと同じくフィナーレは「Twisted」なのですが、ここでの彼女の歌いっぷりを見ればスタジアムで盛り上がる曲であったことが一目瞭然で、なるほどウェンブリーでCSNYを食ってしまいそうなほど盛り上がっていた理由にも納得。ここから「MILES OF AISLES」やウェンブリーにおける余裕と自信のパフォーマンスにつながっていったことが解る貴重ライブ映像をお見逃しなく！ Live at New Victoria Theatre, London, UK 22nd April 1974 PRO-SHOT (86:26) 1. Introduction 2. You Turn Me On I'm A Radio 3. Free Man In Paris 4. The Same Situation 5. Just Like This Train 6. Rainy Night House 7. Cactus Tree (HD) 8.1 Big Yellow Taxi (HD) 9. People's Parties 10. All I Want 11. A Case Of You (HD) 12. For The Roses 13. Cold Blue Steel And Sweet Fire (HD) 14. Blue (HD) 15. For Free (audio only) 16. Trouble Child (HD) 17. Help Me (HD) 18. Car On A Hill (HD) 19. Both Sides Now 20. Raised On Robbery (HD) 21. The Last Time I Saw Richard 22. Twisted Joni Mitchell and The L.A. Express Joni Mitchell - Guitar, Piano & Dulcimer Tom Scott - Woodwinds & Reeds Roger Kellaway - Piano Robben Ford - Electric Guitar Max Bennett - Bass John Guerin - Drums & Percussion PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.86min.

拡大表示	Joni Mitchell Tom Scott & the L.A. Express ジョニ・ミッシェル トム・スコット/London,UK 1974 Upgrade 販売期間: 価格: 1,630円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる