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先月惜しまれつつこの世を去ったクリスティン・マクヴィー。フリートウッド・マックに加入した後はバンドが大成功を収めたこともあってソロ活動と縁遠い感がありましたが、80年代に入ってマックが活動を停止していた時期に彼女が自身の名前を冠したアルバムをリリースしていたという事実はほとんど忘れ去られてしまった感が否めません。おまけに84年にリリースされた同アルバムはミック・フリートウッドにリンジー・バッキンガムといった盟友だけでなく、クラプトンにスティーブ・ウィンウッドといった60年代からの友人たちも参加。そしてアルバムやシングルがそれぞれにヒットしていた事実も今となっては忘れ去られてしまった感があります。そうした中でアルバム「CHRISTINE McVIE」を強力プッシュすべくライブビデオまで作られていたことになると、いよいよ記憶されていない方がほとんどではないでしょうか。「THE VIDEO ALBUM」という、いかにも80年代のVHS時代らしいタイトルでリリースされたビデオは海外オンリーでLDも同時リリース。もちろん未DVD化な訳で、ただでさえリリースの価値のある貴重ライブ映像なのですが、今から10年以上前にソフトの元になったライブ映像がしれっとYouTube上で公開されていたのです。リリースされた「THE VIDEO ALBUM」では先のアルバムからシングルカットされた二曲がミュージック・ビデオのバージョンに差し替えられていたのですが、ここでは何とそれら二曲も当日のライブバージョンで見られてしまうという。極めつけは当時リリースされたソフト類よりも画質が良いのです。このことからも「THE VIDEO ALBUM」の元素材であったライブ映像であることは間違いないでしょう。バックバンドはアルバムに参加したスタジオ・ミュージシャンでまとめられているのですが、中でもドラムはあのスティーブ・フェローンが務めており、まだほっそり若々しい姿が微笑ましい。もっともアルバム収録曲だけでライブを構成することは苦しいということから、中盤からは潔くフリートウッド・マック時代の曲を立て続けに披露。ここでドラマーの後ろ姿が落ち武者風に変わったかと思いきや、フェローンから席を譲られたミック・フリートウッドが登場。それどころか「World Turning」では前に出てきておなじみのパーカッションを披露。もはやハーフ・マック状態と化してしまいます。そしてライブ後には改めて当時リリースされたミュージック・ビデオ二曲を収録。クリスティンほどの大御所でもMTVムーブメントの波に乗るべく頑張ってビデオを作っていたことがこれまた微笑ましい。それにライブ、MVどちらも80年代前半ならではのポップ感が実に懐かしく、そこへ彼女の憂いのある歌声が合わさって今なお魅力的なソロ・パフォーマンスであることを実感させてくれるでしょう。今となっては彼女のソロ・ステージ自体が貴重であり、なおかつ驚きの貴重ライブ映像です！Reseda Country Club, Los Angeles, CA, USA 16th December 1983 PRO-SHOT (69:02) 1. Intro 2. Love Will Show Us How 3. Keeping Secrets 4. The Challenge 5. Who's Dreaming This Dream 6. I'm The One 7. So Excited 8. Got A Hold On Me 9. One In A Million 10. You Make Lovin Fun (with Mick Fleetwood) 11. Don't Stop (with Mick Fleetwood) 12. World Turning (with Mick Fleetwood) 13. Songbird 14. Love Will Show Us How (MV) 15. Got A Hold On Me (MV) Christine McVie - lead vocals, keyboards, percussion Todd Sharp - guitars Billy Burnett - guitars George Hawkins - bass Steve Ferron - drums PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.69min.

拡大表示	Christine McVie クリスティン・マクヴィー/CA,USA 1983 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる