Name: Caravan キャラヴァン/London,UK 1971
SKU: DVD-04186
Price: 1630 JPY
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Caravan キャラヴァン/London,UK 1971

一層ジャズ色を強め、独得な魅力を放っていたスティーヴ・ミラー時代のCARAVAN。その象徴プロショットの最高峰更新マスターが登場です。そんな本作が撮影されたのは「1971年９月５日ロンドン公演」。ロック史に数々の伝説を残した“マーキー・クラブ”で記録されたマルチカメラ・プロショットです。CARAVANの場合、当時の情報が曖昧なので活動概要は割愛しますが、この頃はデイヴ・シンクレアが MATCHING MOLE 参加のため脱退し、代わりにスティーヴ・ミラーが加入したばかり。彼が参加した唯一作『WATERLOO LILY』の制作が1971年11月ですから、その約２ヶ月前にあたります。このショウはツアーの一環と言うよりは、西ドイツの公共放送局WDRの名物番組“Rockpalast”のための特別公演。同番組には「Swing In」という30分コーナーがあり、そこで放送されたライヴ・プロショットなのです。古くから知られる定番映像でもありますが、本作はその最高峰版。ごく最近になって“Rockpalast”の公式チャンネルが配信したバージョンで、デジタルだけに放送局内に眠っていたマスターを劣化ゼロで配信、そのままDVD化したものなのです。そのクオリティは、まさに過去最高・鉄壁・完全オフィシャル級。もちろん、色合いも質感も70年代初期のフィルム感ですが、そこには経年劣化はまるで見られず、白線ノイズもなければゴミ汚れもヨレもない。特に鮮やかな発色は素晴らしく、退色どころか現場の白熱灯の熱量まで感じ取れそうなほどリアルです。しかも、それだけ鮮やかでありながらデジタルの加工感がまるでないのも驚き。ゴミ取りくらいはしているのかも知れませんが、色合いも質感もあくまでナチュラル。50年以上前の映像だと言うのに、まるで撮影したフィルムをその場で見直しているかのような鮮度なのです。そんな超美麗フィルムが描き出すのは、貴重なスティーヴ・ミラー時代の生演奏。時期を考えるとちょっと意外なセットもポイントだったりしますので、ここでチェックしてみましょう。ウォータールー・リリー（２曲）・The Love In Your Eye／Waterloo Lilly その他（３曲）・ファースト・アルバム：Place Of My Own・キャラバン登場：If I Could Do It All Over Again／For Richard……と、このようになっています。当時は『IN THE LAND OF GREY AND PINK』リリースの５ヶ月後でもあったわけですが、大代表作からのセレクトはなし。それ以前の初期曲と、まだ制作にも至っていない『WATERLOO LILY』用の新曲をフィーチュアしているのです。また、その演奏ぶりや会場のムードも味わい深い。マーキー・クラブなのに座っているオーディエンスも奇妙ですが、そんな観客など存在しないかのように演奏にのめり込んでいく４人のムードも異様。客席に一瞥もせず、かと言って互いにアイコンタクトもしない。ただひたすら自分が紡ぐノートに集中しながら、互いのフレーズが絡み合っていく空間。その内省感に70年代カンタベリー・ミュージックのリアルが透けるのです。商業的な成功とは別の次元で、複雑怪奇なファミリーツリーと独得なジャズロックの世界を構築していったカンタベリー・ミュージック。本作は、その深みを垣間見せてくれる超極上プロショットです。貴重ラインナップのCARAVANを“Rockpalast”の放送局マスターで伝えてくれる１枚。「1971年９月５日マーキー・クラブ公演」のマルチカメラ・プロショット。名物番組“Rockpalast”のための特別公演で、ごく最近になって公式チャンネルが配信したバージョン。デジタルだけに局内たマスターを劣化ゼロでDVD化した最高級品です。もちろん完全オフィシャル級クオリティで、経年劣化もまるで見られず、白線ノイズもなければゴミ汚れもヨレもない。スティーヴ・ミラー加入直後で、制作前だった『WATERLOO LILY』の新曲も披露される貴重なショウを楽しめる文化遺産映像です。Marquee Club, London, England 5th September 1971 PRO-SHOT 1. Wardourstreet London : Interview 2. A Place Of My Own 3. The Love In Your Eye 4. If I Could Do It All Over Again 5. Waterloo Lilly 6. For Richard Pye Hastings - guitar, vocals Richard Sinclair - bass, vocals Richard Coughlan - drums, percussion Steve Miller - keyboards PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.28min.