Name: Three Degrees スリー・ディグリース/Midnight Special 1976 Jewel Version
SKU: DVD-04232
Price: 1630 JPY
Availability: InStock

Three Degrees スリー・ディグリース/Midnight Special 1976 Jewel Version

「天使のささやき」が世界中で大ヒットを記録し、絶大な日本人気も誇っていた70年代のTHE THREE DEGREES。そんな彼女たちを大フィーチュアした伝説番組がリリース決定です。そんな本作に収められているのは、某公共放送局の音楽バラエティ番組“ビッグショー”。その中でも1976年１月18日に放送されたTHE THREE DEGREESの特集回「世界の恋人：ザ・スリー・ディグリーズを迎えて」をDVD化したものです（年始放送なので番組収録は1975年内。タイトルの「1975」も収録タイミングに準じています）。本作は何よりも番組内容がスゴいのですが、実はクオリティも衝撃的。時刻テロップも入るエアチェックに違いないのですが、ダビング痕はおろか、白線ノイズも色落ちも走行ヨレもほとんどない（厳密に皆無ではありませんが、それはゼロではないという程度です）。今まさにリアルタイムで放送を目撃しているような美しさなのです。この映像美は、放送された「1976年１月」を思い起こすほどに衝撃が深まる。何しろ1976年始と言えば、ベータマックスの家庭用一号機の発売からわずか半年で、VHSに至っては発売もされていなかった（一号機HR-3300は同年の10月31日発売）時期。当時は大卒の初任給が９万円程度だったのに対し、ベータマックスはデッキが約23万円で60分テープが4500円。つまり、３ヶ月分の給料を丸ごと突っ込む覚悟がなければ、録画できなかった。さらに言えば、その強烈な思い入れのままに繰り返し再生していたら映像美は失われていましたし、そもそもビデオ・テープ保存のノウハウも確立していなかった。まさに奇跡……いや、謎の映像美なのです。あまりの美しさに思わず前置きが長くなってしまいましたが、真の衝撃は中身そのもの。番組は彼女たちのパフォーマンスを主軸にしているのですが、既存の映像流用はなく番組独自のもの。しかも、それが超濃厚。演奏陣には原信夫とシャープ＆フラッツも登場しますし、何より通常の英語詞だけでなく日本語詞バージョン、さらにはド肝を抜く歌謡曲カバーまで披露してくれるのです。ここで、その内容を整理しておきましょう。日本語パフォーマンス・オリジナル：天使のささやき／にがい涙・カバー：年下の男の子（★）／港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ（★）英語パフォーマンス・世界の恋人、スリー・ディグリーズ：イッツ・インポッシブル／ソウルトレインのテーマ／恋はシャンソン／口づけでおやすみ（★）・その他：荒野のならず者／ミュージカル「キャバレー」メドレー／メィビー・ディス・タイム／私は女／ディス・イズ・マイ・ライフ（★）／ラブ・トレイン ※注：「★」印は伝統LP『ライブ・イン・ジャパン』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。英語曲も『ライブ・イン・ジャパン』を映像化したような素晴らしさですが、舌っ足らずの日本語でキャンディーズやダウン・タウン・ブギウギ・バンドの曲を歌うTHE THREE DEGREES……もう目眩がします。また、その「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」中盤の語りパートを務めるのはオヒョイさんとE・H・エリック氏。２人は番組の進行役でもあり、そのかけ合いも見どころ。オヒョイさんのパントマイム・コーナーもあったりしますが、それ以上にトークがアホっぽく（失礼！）て最高。登場するなり「ワンダフル，ツーダフル！　スリーダフル!!」とカマしますし、THE THREE DEGREESを紹介する際にもヴァレリー・ホリデイを「バレリーナの堀さん」、シーラ・ファーガソンを「ガス会社のシーラさん」、フェイエット・ピンクニーに至っては「やっとピクニックに行けるようになった方」とブッ飛んでます。何とも当時の洋楽観が透ける演出ですが、番組の暴走は止まらず、THE THREE DEGREESに振り袖を着させて祇園小唄まで踊らせています。絶大な日本人気を誇っていたとは言え、番組のために日本語で「年下の男の子」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」まで歌ってくれたTHE THREE DEGREES。そのエンターテインメント精神が爆発する伝説番組を奇跡の映像美で楽しめる１枚です。まさに日本洋楽史の文化遺産。日本の伝説番組がリリース。家庭用ビデオが超高価だった頃とは思えない奇跡の映像美で、３人が「年下の男の子」「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」まで披露する衝撃の番組を楽しめます。Recorded at NHK Studio, Tokyo in December 1975 Broadcast Date: 18th January 1976 1. Intro 2. When Will I See You Again (Japanese) 3. Japanese Interlude 4. Dirty Ol' Man 5. Somos Novios 6. Nigai Namida (Japanese) 原信夫とシャープアンドフラッツ 7. Japanese Skit 8. Toshishita No Otokonoko (Japanese) ★キャンディーズのカバー！ 9. Minato No Yoko Yokohama Yokosuka (Japanese)★ダウン・タウン・ブギウギ・バンドのカバー！ 10. T.S.O.P. (The Sound of Philadelphia) 11. Cabaret/Maybe This Time 12. Kimono:Nihon Buyou 13. Gion Kouta 14. La Chanson Populaire 15. I Am A Woman 16. This Is My Life 17. Take Good Care Of Yourself 18. Japanese Interlude 19. Love Train Sheila Ferguson Fayette Pinkney Valerie Holiday PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.44min.