中止となった日本公演前に行われた2014年4月の南米ツアーより、初日の4月19日のウルグアイはモンテビデオ公演を、ダイジェスト的な内容ですが、1時間20分に渡って高画質オーディエンス・ショット映像で収録したファン必見映像が登場です。5日間行われた南米ツアーはその規模と話題の割には、意外なほどに音と絵が出回っておらず(タイミング的にも日本ツアー前に何本かリリースされていてもおかしくなかったのに一切なし)、本盤は、幻と化した日本ツアー前のポールのステージが、どんなふうに行われたかを確認できるタイトルとして、ファンには重要な一本となることでしょう。お得意のスペイン語を交えながら、元気いっぱいのパフォーマンスで魅せるポールの姿に、「これを日本で観たかったー」と誰もが複雑な思いで見入ってしまうことでしょう。アリーナ後方からのオーディエンスショット映像で、画面の安定感はまずまずといったレベルですが、なにせポジションが素晴らしくセンター後方からのナイスなクローズアップ映像は見ごたえ満点です。ポールの表情もはっきりと判り、ファンには堪らない必見シーンが続出します。まぁ内容云々より、記録としての価値の方が上のタイトルのような気もしますが、ここまでアップシーンを綺麗に撮ってくれていれば、一般のファンでも十分にOKな1枚と言えるでしょう。Live And Let Dieの花火も迫力満点(オープンエアスタジアムなので、空に向かって花火をバンバン打ち上げています。)。音声も、しっかりと楽音を捉えており、歓声も少なめで結構聴きやすいので、それほどストレスなく長時間見入ることができます。注目は久々に演奏されたOne After 909で、この軽快なパフォーマンスが先月、日本で披露されていたらどれ程楽しかったか・・・とやっぱり思ってしまう必見パートになっています。機材が届かずに翌21日のサンチャゴ公演が急きょ2日後に延期されたりと、波瀾を含んだ2014年南米ツアー初日のモンテビデオでのライヴ映像をじっくりとお楽しみ下さい。Live at Estadio Centenario, Montevideo, Uruguay 19th April 2014 AMAZING SHOT 1. "Hola Uruguay" 2. Opening 3. Eight Days A Week 4. All My Loving 5. Listen To What The Man Sad 6. Let Me Roll It 7. Paperback Writer 8. Nineteen Hundred And Eighty Five 9. The Long And Winding Road 10. I've Just Seen a Face 11. We Can Work it Out 12. Another Day 13. And I Love Her 14. Blackbird 15. Here Today 16. New 17. Queenie Eye 18. All Together Now 19. Lovely Rita 20. One After 909 21. Being For The Benefit Of Mr. Kite! 22. Live And Let Die 23. Day Tripper 24. Hi, Hi, Hi 25. Helter Skelter Paul McCartney - Vocals, Bass, Guitar, Piano Rusty Anderson - Guitar, Backing Vocals Brian Ray - Bass, Guitar, Backing Vocals Paul Wickens - Keyboards, Backing Vocals Abe Laboriel, Jr. - Drums, Percussion, Backing Vocals COLOUR NTSC Approx.79min.