名作『PARADISE AND LUNCH』を送り出し、一大全盛の真っ只中にいた1974年のライ・クーダー。その伝説セッションを目撃できるプロショット作品が登場です。そんな本作に収められているのは、2つのマルチカメラ・プロショット。前半は"レコード・プラント・スタジオ"でのスタジオ・ライヴ。後半はデビュー作『RY COODER』のために制作されたプロモ・フィルムです。それでは、それぞれ個別にご紹介していきましょう。前半:伝説セッションを目撃できるフィルム映像まず登場するのは、本作のメイン・コンテンツである「1974年7月7日レコード・プラント・スタジオ」のマルチカメラ・プロショット。サンフランシスコのラジオ局"KSAN"で行われた放送用のスタジオ・ライヴです。その模様はライヴで生放送されたほか、現場ではマルチカメラでプロ撮影も実施されました。本作は、そのベスト・マスターからDVD化されたものなのです。その映像美は、まさに絶品。デジタル大全盛の現代では「完全オフィシャル級!」と喧伝するタイプではありませんが、レトロなちらつきも映り込む画面は、むしろ70年代のフィルムらしい味わいでムードたっぷり。何より歪みやヨレのないマスター鮮度が素晴らしく、実に美しい音楽記録映画なのです。そして、その映像美を遙かに超えるのが音声。こちらは完璧なステレオ・サウンドボードで、経年劣化どころかノイズ1つなく艶やかで美麗。ミックスやステレオ感も含め、このまま公式CD化してもまったく問題ない「完全オフィシャル級サウンド」です。インタビューでは歴史映画風になるところからすると、FM放送版の音声をシンクロさせているのかも知れません。そんな映像美&サウンドで描かれるのは、全盛のポテンシャルが迸る貴重なスタジオ・セッション。セットはわずか7曲ではありますが、その中身は特濃。ここで、そのレパートリーもチェックしておきましょう。ファースト(3曲)・Police Dog Blues/How Can a Poor Man Stand Such Times and Live?/Alimony その他(4曲)・パラダイス・アンド・ランチ:If Walls Could Talk/Tattler・その他:Teardrops Will Fall/I'm A Pilgrim デビュー作『RY COODER』の楽曲から最新作『PARADISE AND LUNCH』のナンバーまで、キャリアを一望する選曲です。わずか7曲ながら、その一曲一曲は特濃。何しろ、ライを支えるバック陣がとんでもなく豪華。エリック・クラプトンやスティーヴ・ウィンウッドの名作群を手がけた名匠ラス・ティテルマンがベースを務め、ドラムには数え切れないセッションで時代を支えてきた伝説のジム・ケルトナー。さらにパーカッションの巨匠ミルト・ホランドが加わり、ジーン・マンフォード、ボビー・キング、クリフ・ギヴンスのコーラス隊が華を添えている。この夢のような名手たちがスタジオという密室で、ライのルーツ・ミュージックを染め変えていく。車座で音を交わすような親密な熱気こそ、このフィルムでしか味わえない最大の旨みなのです。後半:デビュー・アルバムを映像化したプロモ映画 そんなスタジオ・ライヴに続いて流れるのは、デビュー作『RY COODER』のために作られたプロモーション・フィルム。のどかな田舎風景の中で、ライが4曲「How Can A Poor Man Stand Such Times And Live?」「Do Re Mi」「Available Space」「One Meat Ball」を弾き語る。曲間には本人の語りやヒストリカルな映像も入り、単純なクリップ集というより、ちょっとした音楽映画仕立て。プロモなので当て振りではありますが、原点の名作が動き出す光景は感無量です。しかも、マスター鮮度が絶品。同じく70年代らしいヴィンテージ感ではありますが、隅々まで艶やかな画面はメインの「レコード・プラント」映像も凌駕する。フィルムの質感も合わせ、極上の記録映画のような映像美です。全盛期のポテンシャルが凝縮されたスタジオ・セッションと、原点『RY COODER』が動き出すプロモ映画。2つの秘蔵フィルムを、いずれも極上のマスター鮮度で味わい尽くせる1枚です。飾り気のない70年代フィルムの質感、そして公式CD化さえ望める音声。ライ・クーダーというルーツ・ミュージックの巨匠が最も輝いていた時代を、まるごと目撃できる貴重な映像傑作です。「1974年7月7日レコード・プラント・スタジオ」のマルチカメラ・プロショット。ラジオ局KSANの放送用スタジオ・ライヴで、70年代フィルムらしい味わいの映像と公式CD化も望める「完全オフィシャル級」のサウンドが素晴らしい。ベースにラス・ティテルマン、ドラムにジム・ケルトナー、パーカッションにミルト・ホランドという超豪華バックも聴きどころです。後半にはデビュー作『RY COODER』のプロモ映画も収録し、原点が動き出す光景まで極上のマスターで堪能できる1枚です。The Record Plant, Sausalito, CA, USA 7th July 1974 1. Police Dog Blues 2. DJ Tom Donahue Intro/Member Introduction 3. If Walls Could Talk 4. How Can A Poor Man Stand Such Times And Live? 5. Tattler 6. Alimony 7. Teardrops Will Fall 8. I'm A Pilgrim Ry Cooder - guitar, vocals Russ Titelman - bass Jim Keltner - drums Milt Holland - percussion Gene Mumford - vocals Bobby King - vocals Cliff Givens - vocals Bonus Footage Ry Cooder 1970 (1st Album) Warner Brothers Promotional Film 9.. Intro/How Can A Poor Man Stand Such Times 10. How Can A Poor Man Stand Such Times And Live 11. Do Re Mi 12. Available Space 13. One Meat Ball PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.40min.





























