オリジナル・メンバーが揃った最後の名作『KEEP THE FAITH』を送り出し、黄金時代の総仕上げに入っていた1993年のBON JOVI。その初登場マルチカメラ・プロショットがまさかの新発掘。33年の時を越えて姿を現した秘宝映像がリリース決定です。そんな本作が撮影されたのは「1993年7月31日ダリエン・レイク公演」。バッファロー近郊の“ダリエン・レイク・パフォーミング・アーツ・センター”で捉えられた2時間超えのフル・プロショットです。『KEEP THE FAITH』時代と言えば、公式作『AN EVENING WITH BON JOVI』がお馴染みですし、ツアーも時期によって“KEEP THE FAITH Tour”/“I'LL SLEEP WHEN I'M DEAD Tour”が切り替わる。その歩みの中で本作のポジションはいかなるものなのか、まずは活動概要から俯瞰してみましょう。1992年《1月~8月『KEEP THE FAITH』製作》・10月11日~12月31日:プロモ・ツアー(15公演)←※AN EVENING WITH 1993年・1月23日;American Music Award出演 “KEEP THE FAITH Tour” ・2月8日~3月26日:北米#1(27公演)・3月31日~5月27日:欧州#1(41公演)←※STOCKHOLM 1993・6月3日~17日:日本(11公演)←※YOYOGI 1993 DAY 1 “I'LL SLEEP WHEN I'M DEAD Tour” ・6月24日~8月8日:北米#2(31公演)←★ココ★・8月18日~9月19日:欧州#2(22公演)←※PARIS 1993・9月23日~10月17日:アジア/豪州(15公演)・10月29日~12月20日:中南米/北米#3(26公演)33年の時を越えた初登場マルチカメラ・プロショット これが1992/1993年のBON JOVI。公式映像『AN EVENING WITH BON JOVI』はアルバム発売前後のプロモ期の記録ですから、毎晩ステージと移動を重ねる本格的なワールド・ツアーが動き出すのは1993年に入ってから。本作のダリエン・レイク公演は、そのうち“KEEP THE FAITH Tour”の最終レッグである「北米#2」の25公演目にあたります。そんなショウで記録された本作は、衝撃の初登場マルチカメラ・プロショット。最近になって突如公開されたのですが、BON JOVIほどの超大物のプロショットが33年間も人知れず眠っていたという事実だけでも驚き。それも2時間を超えるフル収録なのですからコレクター界に衝撃が走るのも当然です。しかも、その中身も素晴らしい。撮影の詳細までは分かりませんが、観ていて強烈に印象へ残るのが、絶え間なく続くメンバーのドアップ。ジョン・ボン・ジョヴィ&リッチー・サンボラは当然として、アレック・ジョン・サッチや定位置に構えるデヴィッド・ブライアン/ティコ・トーレスの表情も手元も、これでもか!と大写しにされていくのです。ここからは推測ですが、このアップ攻めからすると、もしかしたら会場スクリーン用に撮影された映像なのかも知れません。当時のスクリーンは、遠方席の観客にも各メンバーの姿が届くようにするためのもの。会場のムードそのものは観客の目の前に現に広がっているのですから、わざわざ映す必要がない。求められていたのはメンバー1人ひとりの表情やソロを弾く手元、そしてメンバー同士が絡み合うシーンの大写しです。本作のカメラワークは、まさにそういう感覚。逆に言えば、そんな用途でもなければ納得がいかないアップだらけのド迫力プロショットなのです。しかも本作は、ベスト・マスターから起こされた最高峰版でもあります。実のところ、このプロショット自体は某大手動画サイトにもアップされているのですが、本作はそれよりも格段に美しい。さすがに33年前の記録だけに画面のアナログ感は否めないものの、マスター鮮度が段違い。画面端を走るノイズ線がなく、輪郭もグッとシャープなのです。黄金時代を1回のショウに凝縮した総決算セット そんな映像で目撃できるのは、黄金時代の総決算とも言うべき特濃のフルセット。公式映像『AN EVENING WITH BON JOVI』は約80分でしたが、本作は2時間を超えるだけあってそこでは見られなかったレパートリーもたっぷり収録されている。ここで公式作と比較しながら整理してみましょう。ワイルド・イン・ザ・ストリーツ(6曲)・Wild In The Streets(★)/You Give Love A Bad Name(★)/I'd Die For You(★)/Wanted Dead Or Alive/Livin' On A Prayer/Never Say Goodbye(★)ニュージャージー(4曲)・Born To Be My Baby(★)/Lay Your Hands On Me/Blood On Blood(★)/Bad Medicine キープ・ザ・フェイス(4曲)・I Believe(★)/Bed Of Roses/Keep The Faith/I'll Sleep When I'm Dead その他(4曲)・ブレイズ・オブ・グローリー:Blood Money(★)/Blaze Of Glory・カバー:Shout(★)/With A Little Help From My Friends ※注:「★」印は公式映像『AN EVENING WITH BON JOVI』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。全18曲に及ぶ曲数ボリュームも素晴らしいですが、中身も初期曲が一切なく、『SLIPPERY WHEN WET』以降の大ヒット時代ナンバーばかり。黄金時代の旨みを純度100%で濃縮した名曲選なのです。とはいえ、単なる懐メロのグレイテスト・ヒッツとも違う。何しろ、鳴らしている当人たちがまさに黄金時代の只中にいた。翌年には脱退してしまうアレックもいますし、バンド・ポテンシャル自体が全盛時代そのもの。名曲を生み出してきた熱量を現在進行形のまま叩きつけてくるのです。発掘映像だけに無加工/無修正だからこその生々しさが鮮烈で、同時に何も考えずに眺めているだけでも感動的。そんな音楽映像の大傑作です。それにしても、こんなプロショットが30年以上も眠っていたなんて……。ロック・アーカイヴの奥深さに息を呑む絶対映像の誕生です。「1993年7月31日ダリエン・レイク公演」の初登場マルチカメラ・プロショット。“KEEP THE FAITH Tour”の一夜を捉えた新発掘映像で、しかも2時間を超えるフル収録。これほどの映像が33年も眠っていたという事実からして衝撃です。絶え間なく続くメンバーのドアップが特徴で、アレック・ジョン・サッチやデヴィッド・ブライアン、ティコ・トーレスの表情も手元もたっぷり。ベスト・マスターから起こされた最高峰版で、画面端のノイズ線もなく輪郭もシャープ。『SLIPPERY WHEN WET』以降の黄金時代ナンバーだけで固められた純度100%のフルセットを楽しめます。Darien Lake Performing Arts Center, Darrien Lake, Buffalo, USA 31st July 1993 PRO-SHOT Disc 1(63:40) 1. Rock 'N' Roll (Part 2)(Tape) 2. I Believe 3. Wild In The Streets 4. You Give Love A Bad Name 5. Born To Be My Baby 6. Can't Help Falling In Love 7. Bed Of Roses 8. Keep The Faith 9. I'd Die For You 10. Blood Money 11. Blaze Of Glory 12. Lay Your Hands On Me Disc 2(60:03) 1. I'll Sleep When I'm Dead 2. Jumpin' Jack Flash 3. Blood On Blood 4. Bad Medicine 5. Shout 6. Guitar Solo 7. Wanted Dead Or Alive 8. With A Little Help From My Friends 9. Livin' On A Prayer 10. Never Say Goodbye PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.124min.





























