Name: Queen クィーン/Canada 12.14.1978
SKU: ICD-000844
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Queen クィーン/Canada 12.14.1978

カナダ日程から「1978年12月14日バンクーバー公演」のライヴアルバムを贈ります。まずは、“JAZZ TOUR”でも初期にあたる北米レッグをカンタンにまとめてみましょう。・1978年10月28日ー11月28日：USA21公演・1978年11月30日：カナダ・オタワ公演・1978年12月１日：カナダ・モントリオール公演【２CD】・1978年12月３＆４日：カナダ・トロント公演・1978年12月６日ー13日：USA５公演・1978年12月14日：カナダ・バンクーバー公演【本作】・1978年12月16日ー20日：USA４公演このように、北米レッグは国境を行き来しながら２ヶ月半で34公演をこなしています（公式「LIVE KILLERS」は、1979年に入ってからのヨーロッパレッグをまとめたもの）。その北米レッグからは２CDにもなった「12月１日モントリオール」や「12月７日シカゴ」が超高音質として有名でした。本作は、2006年暮れに突如登場し、それらの名録音といきなり並んでビッグ３になってしまった名録音なのです。そのサウンドは、まさに“ビッグ３”と呼ぶに相応しい凄まじい高音質ぶり。“まるでライン録音のよう”という言葉は使い古されていますが、そうとでも言うしかないクリアさ。各楽器の輪郭の際立ちはハンパではなく、厚みも十分。“まるでライン”の他に、どう表現していいのか思いつかないほどです。クリアさだけなら、２CD「DEFINITIVE MONTREAL 1978」さえも凌駕しかねません。しかし、楽音が“まるでライン”ではあっても、やはり“ライン”ではない。その事を強く思い知らされるのは、会場に渦巻く大歓声です。もちろん、クリアな楽音を邪魔しはしませんが、１万5,000人以上が集った“パシフィック・コロシアム”のスケール感、「Now I'm Here」で渾身の声で叫ぶ観客のリアリティ……この熱さ、現場の空気に包まれる感覚は、決してライン録音では味わえないものです。カセット録音の宿命として、ショウ中盤のギターソロからジャムにテープチェンジによるカットがありますが、それ以外は異様なほど安定したサウンドで、異常な高音質が終始続くのです。この北米レッグは、テンションの高い演奏が人気のツアーでもありますが、本作は最終盤にあたるためか「Spread Your Wings」「It's Late」などでフレディ・マーキュリーの声に疲れがうかがえる。その点では、やはり“JAZZ TOURの王座”は、「DEFINITIVE MONTREAL 1978」に輝くかも知れません。しかし、それも“1978年の北米レッグ基準”の話であって、翌年の日本公演よりも遙かに力強く、思うように伸びない声を気迫でカバーしようとする熱唱ぶりがまぶしい。“地球を制覇したQUEEN”の堂々のパフォーマンスがたっぷりと聴けるライヴアルバムです。大決定盤が登場する今だからこそ、知っておいて頂きたい“もう１つの大傑作”。 Live at PNE Coliseum, Vancouver, Canada 14th December 1978 PERFECT SOUND Disc 1 1. Intro / We Will Rock You (fast) 2. Let Me Entertain You 3. Somebody To Love 4. If You Can't Beat Them 5. Death On Two Legs 6. Killer Queen 7. Bicycle Race 8. I'm In Love With My Car 9. Get Down, Make Love 10. You're My Best Friend 11. Now I'm Here 12. Spread Your Wings 13. Dreamer's Ball 14. Love Of My Life 15. ' 39 Disc 2 1. It's Late 2. Brighton Rock 3. Drum Solo 4. Guitar Solo 5. Jam 6. Fat Bottomed Girls 7. Keep Yourself Alive 8. Bohemian Rhapsody 9. Tie Your Mother Down 10. Sheer Heart Attack 11. We Will Rock You 12. We Are The Champions 13. God Save The Queen