Name: Black Sabbath ブラック・サバス/Paranoid UK Original Lp Ver. & more
SKU: cdhr-4140
Price: 1630 JPY
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Black Sabbath ブラック・サバス/Paranoid UK Original Lp Ver. & more

BLACK SABBATH永遠の大代表作『PARANOID』。その原初サウンドを正鵠に復刻した１枚です。歴史的な名盤を連発していた70年代のオリジナルSABBATH。その名作群の中にあって、問答無用の代表作こそが『PARANOID』でした。象徴曲「Paranoid」を筆頭に、代表曲ビッグ３とも言える「War Pigs」「Iron Man」を収録した奇跡の名盤。原点の重みではデビュー作『BLACK SABBATH』こそが勝り、完成度では3rdアルバム『MASTER OF REALITY』が上回りながらも堂々たる代表作の座を譲らぬ歴史的な超名盤です。本作は、そんな決定的なアルバムの原書たる１枚。本国イギリスVertigoレーベルが1970年にリリースした初回プレスLP「6360 011」を海外のオーディオ・マニアが精緻にデジタル化したアルバムです。『BLACK SABBATH: UK ORIGINAL LP』と同じく大好評を博した本編に加え、米国オリジナル・シングルの『Iron Man』をボーナス収録しました。【本物のオリジナル・サウンドそのものを復刻】『BLACK SABBATH: UK ORIGINAL LP』に触れた方ならピンと来ると思いますが、本作はただのアナログ起こしとは次元が違います。制作した海外マニアは何種もの未開封ミント・クオリティ盤を厳選し、最上のものを「アナログのデジタル化」に特化したハイエスト環境で注意深く再生。針パチ１つないどころか、盤の歪みも回転ムラさえも感じさせないクオリティで、ただ１回だけの“初回再生の音”をデジタル化している。そのクオリティは、まさに“本物の音”。デジタル化した後に一切の修正・補正をしていないにも関わらず、微かなノイズも存在しない奇跡のサウンドなのです。当店では、こうした工程で『BLACK SABBATH』から『SABBATH BLOODY SABBATH』までお届けしてきましたが、本作から流れ出すサウンドは、さらに特別なのです。実のところ『PARANOID』は大代表作だけあって再発が多い。他のアルバムでも本国系SANCTUARY盤、アメリカ系RHINO盤の２系統がありますが、『PARANOID』はさらにRHINO盤SUPER DELUXE盤まで存在する。簡単にそのサウンドをご紹介しますと、一番ド派手でデジタルっぽいのはRHINO盤。再発の名作『BLACK BOX』のバージョンです。それに対し、英国SANCTUARY盤は自然でナチュラルな仕上がりがマニア受けしました。そして、2016年にリリースされたSUPER DELUXE盤は、両者の中間。RHINO制作でありながら『BLACK BOX』が派手すぎた事への反省からか、SANCTUARY盤に近い端正サウンドでまとめられていました。では、イギリス初回LPを正確に復刻した本作のサウンドはどうか。これを一言で言うなら「スーパー・ナチュラルSANCTUARY盤」。デジタル後に一切の加工を施していないだけあって各種現行CDよりも音圧は低いのですが、そこに秘められたサウンドは端正を究めているのです。例えば、ギター・サウンドなら高音部。各種現行リマスターは「サバス＝メタルの元祖」のイメージからか、高音のエッジを強調。非常にキンキン・ギラギラしたサウンドに仕上げています。それに対し、本作はシンプルに「ロック・サウンド」。無理矢理ギターを金属的にするような作為がなく、本来の鳴りをそのまま残しているのです。さらにポイントとなるのがバスドラ。実のところ、『PARANOID』録音はバスドラの録音が安っぽく、今ひとつ輪郭がハッキリしない。現行リマスターCDはそれを強引にハッキリさせようと打音のピークを強引に引き上げているようなサウンド。比較的ナチュラルなSANCTUARY盤でさえ、バスドラだけはパンパンしたリミッター直前の迫力押しになっています。それに対して本作は徹頭徹尾、ナチュラル。大元の録音通りの打音が綺麗な山を描き、１打１打の隅々までムリが感じられず、ベースやギターと見事に調和している。素因数分解してみれば現行リマスターの方が鮮やかではあるものの、トータルの”バンド・サウンド”では本作こそが圧倒的に自然なのです。【シングルをボーナス収録しての永久保存盤】そんな本編に加え、本作はさらにボーナス・トラックも収録。『BLACK SABBATH: UK ORIGINAL LP』ではシングル『Evil Woman』でしたが、本作はシングル『Iron Man』。本編を制作したオーディオ・マニアが米国オリジナル・リリースの（Warner Bros. Records 7530）を復刻したものです。実のところ、ワールド・ワイドのシングルは『Paranoid』であり、『Iron Man』は北米のみのシングル。英国オリジナルにこだわれば『Paranoid』がセレクトされるところなのですが、肝心の中身がアルバム・テイクと同じなせいか、このマニアは盤起こしを制作しなかったようです。その点、米盤『Iron Man』はアルバムとは異なるシングル・エディット。アルバム・バージョンが5:57なのに対し、3:29にまとめられたテイクです。このバージョンはRHINO盤ベスト『GREATEST HITS 1970?1978』で公式CD化されていますが、やはり現代的なリマスターが施されている。本作は、本編と同じく原初サウンドでレア・バージョンを復刻しているのです。本物サウンドで甦ったBLACK SABBATHの代名詞『PARANOID』。ロンドンの“アイランド・スタジオ”にだけ存在した交感、呼吸感をリアルに残してくれた英国1stプレスLP。その史上最高峰クオリティ盤です。思えば、BLACK SABBATHほどイメージに翻弄されたバンドはなかったかも知れません。当のメンバー達はただ無心に自分達の音楽を追い求めていましたが、それがヘヴィメタルの元祖となり、ドゥームロックの始祖と呼ばれた。そして、後年になって制作されたリマスターには、そのイメージが色濃く現れてしまった。作業する人間の「サバス観」が紛れ、「SABBATHならこういう音のハズ」「ヘヴィメタルの元祖なんだから……」の意識が働いて“作って”しまう。ところが、本作のサウンドには、そんな“イメージ”の紛れ込む余地が１ミクロンもない。単に超極上の未使用LPを、単に初回再生しただけの“本物の音”。オリジナルSABBATHと、当時のVertigoレーベルが届けたかったサウンド“だけ”がそっくりそのまま味わえるわけです。これこそ初回LP起こしの醍醐味。 Taken from the UK original LP(Vertigo 6360 011) (50:27) 1. War Pigs 2. Paranoid 3. Planet Caravan 4. Iron Man 5. Electric Funeral 6. Hand Of Doom 7. Rat Salad 8. Fairies Wear Boots Taken from the US original 7" single(Warner Bros. Records 7530) 9. Iron Man 10. Electric Funeral