Name: Pink Floyd ピンク・フロイド/Russia 1989
SKU: cdpr-1821
Price: 1940 JPY
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Pink Floyd ピンク・フロイド/Russia 1989

「A Momentary Lapse Of Reason」に伴うワールド・ツアーより、1989年に実現したフロイド、初のロシア公演からモスクワ・オリンピック・スタジアム公演初日の6月3日のライブを高音質オーディエンス録音で2時間34分に渡って完全収録・初登場です。ステージからの距離を感じさせる音像ですが、音の鮮度は良く、全体的にも安定したサウンドでクリアーに収録されています。トレーダー間に出回っているものと音源自体は同じですが、本盤のマスターは、過去にテープ所有者（「アレクサンドリア」）から海外のフロイド・コレクターの大家を経由して入手したデジタルコピーを使用しており、トレーダーテイクに比べ、収録時間が若干長めです。モスクワの観客は比較的静かに聴いていますが、なぜか第一部最後のOn The Turning Awayで大きな手拍子と歓声が巻き起こります。終演後、遠目ですが、ギルモアのロシア語での挨拶が聞けます。ディスク2は80分収録でTimeの冒頭やOn The Runのパーカッシブな演奏などなかなかキレイに録音されています。The Great Gig In The Skyで大きな手拍子が沸き起こります。Wish You Were Hereなどのアコースティックもなかなかキレイに録れています。Money のギターソロパートもクリアーに収録されており、聴きごたえ満点。Another Brick In The Wall Part 2も認知度が高いようで、特に受けています。終演後、ロシア語の絶叫が飛び交う中、Comfortably Numbがドラマチックにスタート。後半のギターソロもソリッドなドラムサウンドもしっかり捉えられていますので聴きごたえは十分。アンコールラストのRun Like Hellは会場の盛り上がりのせいか、ますます音が遠くなっていますが、音の鮮度は良いので、中間のシンセリードを含め、しっかりと聴こえます。旧ソ連邦の巨大なオリンピック・スタジアムで、この曲が初めて生演奏されている事実そのものに、ある種の感動を覚えながら聴き入ってしまいます。音質クオリティよりドキュメントとしての価値のほうが高いテイクと言えるかもしれませんが、２分間録音されている、終演後の「Pink Floyd! Pink Floyd!」のコールや興奮と熱気を孕んだ会場の様子なども興味深く聴き入ることができます。1989年は、旧ソ連にペレストロイカの波が押し寄せる中、多くの西洋諸国のバンドがロシア公演を行い、それが一種のブームのようになった年でもありましたが、特にピンク・フロイドの人気はソ連でも非常に高かったようで、大会場であるオリンピック・スタジアムで、6月3日から8日まで5回のショウが行われ、大きな成功を収めました。（6月7日公演のみ当時起きた大規模な鉄道事故に喪に服すためキャンセルになったとのことです。）カット、アナログノイズは出来るだけ丁寧に除去してありますので、間違いなく最良のヴァージョンに仕上げています。旧ソ連邦で開催されたモスクワ５デイズの初日を収録した、現在のところ、唯一、確認されている音源であり、音質はアベレージながら、コレクターには必携の一枚であることは間違いありません。 Live at Olympic Stadium, Moscow, Russia 3rd June 1989 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 1. Shine On You Crazy Diamond 2. Signs Of Life 3. Learning To Fly 4. Yet Another Movie 5. A New Machine Part 1 6. Terminal Frost 7. A New Machine Part 2 8. Sorrow 9. The Dogs Of War 10. On The Turning Away 11. One Of These Days Disc 2 1. Time 2. On The Run 3. The Great Gig In The Sky 4. Wish You Were Here 5. Welcome To The Machine 6. Us And Them 7. Money 8. Another Brick In The Wall Part 2 9. Comfortably Numb 10. One Slip 11. Run Like Hell