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長らく1983年の来日公演を語り継いできた伝統の名作ライヴアルバム。「1983年２月９日：日本武道館」公演の傑作オーディエンス録音です。まずは、当時の日程でショウのポジションを確認しておきましょう。 ・２月１日：大阪フェルティバルホール ・２月２日：大阪フェルティバルホール ・２月３日：名古屋市公会堂・２月５日：福岡サンパレスホール ・２月７日：京都会館・２月９日：日本武道館　【本作】・２月10日：日本武道館 以上、全７公演。このように、『BUDOKAN 1983』と同じショウではありますが、本作はまったくの別録音です。このライヴアルバムは、まさに伝説でした。『JAPAN TOUR 1983』として初登場するや、素晴らしいサウンドに話題が集中。実は、『BUDOKAN 1983』の補完用にも使われており、それも納得の猛烈クリアなダイレクト・サウンド。80年代オーディエンスとは思えない凄いインパクトで、距離感が掴めないほどオンであり、残響らしい残響もなく超ビビッド。あまりの密着ぶりは、まるでスタジオリハーサルか何かに同席しているかのようで、現場が日本武道館ということさ忘れてしまう。アンディ・マッケイのサックスも色っぽく、フィル・マンザネラのギターはちょっとしたフレーズのピッキング・ニュアンスまで繊細。そしてブライアン・フェリーの歌声は吐息レベルの鮮やかさ……それこそラジオ放送でも聴いているようにROXY MUSICの演奏と歌声に没頭できる。正直なところ、あまりにもパワフル＆鮮やかなために新名盤『BUDOKAN 1983』ほどの気品は感じられないのですが、それ以外に譲るところがない。ショウの内もまた、別サウンドで味わうだけの価値がある。何しろ、この時のアンサンブルは彼らの到達点と言ってもいい。主役の３人に加え、サポートメンバーが８人も参加した大所帯でありながら、先にヨーロッパを巡っただけにアンサンブルも十分にこなれている。その凝ったサウンドの生演奏は見事で、『AVALON』のレパートリーはもちろんのこと、過去の名曲群もゴージャスに甦らせている。このツアーを最後にROXY MUSICは長い眠りに就くわけですが、その歴史的な重みだけでなく、実際に奏でられる演奏自体が極めつけ。本作のサウンドは、そのアンサンブルを隅々まで超克明に感じ取れる素晴らしい名録音なのです。『BUDOKAN 1983』の新発掘サウンドは衝撃的ですが、そんな今だからこそ、これまで大定番を誇ってきた伝統録音にも振り返っていただきたい。本作のサウンドはそれだけの価値があり、ショウも２つの特等席で楽しめるほどに素晴らしい。日本の客録はここまで凄い、その事実を世界に知らしめる新旧の大傑作。 Live at Budokan, Tokyo, Japan 9th February 1983 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1(44:48) 1. The Main Thing 2. Out of the Blue 3. Both Ends Burning 4. Take A Chance With Me 5. A Song For Europe 6. Can't Let Go 7. While My Heart's Still Beating 8. Impossible Guitar Disc 2(55:59) 1. Tara 2. Avalon 3. Member Introduction 4. My Only Love 5. Dance Away 6. Love is the Drug 7. Like A Hurricane 8. Editions Of You 9. Do The Strand 10.Jelous Guy

拡大表示	Roxy Music ロキシー・ミュージック/Tokyo,Japan 2.9.1983 Another Ver. 販売期間: 価格: 1,649円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる