Name: Gillan ギラン/TV Compilation 1978-1982
SKU: dvdhr-1284
Price: 1940 JPY
Availability: InStock

Gillan ギラン/TV Compilation 1978-1982

イアン・ギランといえば何と言ってもDEEP PURPLE。しかし彼のキャリアを振り返る時、それと並んで忘れられないのがGILLAN時代です。DEEP PURPLEが存在しなかった1980年前後、絶頂期のRAINBOWやWHITESNAKEを相手に回してイギリスのヒット・チャートを賑わしていたこのバンドは、活動期間の短さとは裏腹に、ファンへ強烈な印象を残しました。そのGILLANが活動していた'78年から'82年にかけてのプロショット映像を集大成した本作「On TV 1978-1982」は、かつてPower Gateレーベルからリリースされた際にファンの間で大きな話題を呼びました。本作はGILLANが活動のピークを極めたバーニー・トーメ在籍時に、円熟味を増してポップなテイストも楽しませるようになったヤニック・ガーズ在籍時と、バンドを彩った二人のギタリストを軸に構成。ディスク1には主にバーニー時代をフィーチャーし、そしてディスク2ではヤニック加入後をメインに配しそれぞれのディスクでバンドの魅力をたっぷりと楽しめます。さらにはバーニー加入前のスティーヴ・バード在籍時より1978年の東京公演の模様や、各曲のビデオ・クリップ、加えて"Top Of Pops"出演時の映像など、それら全てを現在入手し得るマスターより、可能な限り最上質のクオリティで収録しています。'80年前後における活動の流れを一本でほぼ把握できる本作は、まさに目と耳で体験するGILLANヒストリーと表現しても過言ではないでしょう！ディスク1でまず登場するのは1981年2月5日のエジンバラ公演。ハードロックの名盤としても名高い「GLORY ROAD」そして「FUTURE SHOCK」当時のライヴだけに、バンドはオープニングの「Unchain You Brain」から凄まじいエネルギーです。対照的にギランが朗々と歌い上げる「If You Belive Me」や、バーニーがGILLAN脱退後も演奏した名曲「No Easy Way」と、見どころの連続です。続いて登場するのはエジンバラより約2週間後の2月18日、オックスフォードにおけるライヴを収めたTV番組"Rock Goes To College"からの映像です。こちらはエジンバラ以上に音質が良い上、長くまとまったライヴを楽しめるのが嬉しいです。前者では観られなかったドラマティック・ナンバー「Mr. Universe」や「On The Rocks」、パワフルで刺激的な「Vengeance」は見応えがあります。さらに「No Easy Way」から「Trouble」にかけての、コンガを乱打するギランとミック・アンダーウッドのドラムが繰り広げるパーカッシヴな楽曲展開も面白いです。さらに漂うスモークも印象的な「New Orleans」では、ラストにバーニーのギター・クラッシュも炸裂！バーニー時代のワイルドなライヴ・パフォーマンスは「これこそGILLANだ！」とマニアをも喜ばせるでしょう。なお、このディスク1ラストにはボーナスのような形で1982年の"O.T.T. Show"の映像も収録。こちらは「Restless」と「New Orleans」の2曲だけ、しかもマイム演奏ですが、イントロで（恐らくわざと）バンド名を間違えてコールする司会者とギランのやり取り、巨漢ベーシストのジョン・マッコイがハーネスでスタジオを空中遊泳する破天荒な演出（ベースをステージに叩き付ける場面も含め、ここは必見！）など、ファンを大いに笑わせてディスク1を締めくくります。ディスク2はGILLAN最後の一年間となった1982年のライヴ映像をフィーチャー。前年の"レディング・フェスティバル"直前からバンドへ参加したヤニック・ガーズ（現IRON MAIDEN）は、ギター・ヒーロー然としたバーニと比べてやや落ち着いたイメージですが、当時の彼は"リッチー・ブラックモアのクローン"とまで言われたほどで、彼とイアンが並ぶステージは興味深いです。彼の技術は当時からずば抜けており、ここではよりレベルアップしたバンドの姿を確認できます。まず登場する"Off The Record"は、'82年1月17日のイギリス・ギリングハムでの演奏。ヤニック加入後の代表曲「Hadely Bop-Bop」に、ガッツ溢れる歌詞が曲のパワーをも高める「Bite The Bullet」、さらに「M.A.D.」や「Vengeance」も聴き所。メンバーは変わっても演奏のエネルギーは不変どころか、ますます破天荒さに磨きが掛かり、「New Orleans」ではマッコイがベースをステージに擦り付けたかと思えば、コリン・タウンズは鍵盤の上へ飛び乗るという無軌道ぶりで、観る者をあ然とさせてくれます。次いで3月4日のオーストリア・ウィーン公演が登場。いきなりの「Smoke On The Water」でギランらしさをアピールし、「Born To Kill」や「No Easy Way」といった重厚な楽曲がバンドの演奏力を見せ付けます。演奏のラストはお約束の「New Orleans」。ここではイアンのステージングが素晴らしく、観ていて"画になる"パフォーマンスは単純に格好良い！そして注目すべきは、ディスク2の中盤に登場する1978年東京公演の貴重な映像。これはCDタイトル「FINAL SIGHT」と同じ10月23日の映像。この'78年来日では、IAN GILLAN BANDから体制を一新し、DEEP PURPLE以上にハードなロックを志向したステージは日本のファンを驚かせました。勢いに満ちた「Secret Of The Dance」、レアな「Bringin' Joanna Back」・「Message In A Bottle」そして「Dead Of Night」と初期ならではの選曲は、ここまで映像を通して観てきたファンにとっても興味深いシーンの連続です！音源で感じられた雰囲気と、実際のステージの模様を比較すれば、より当時のライヴを理解できるでしょう。ディスク2後半以降はエキストラ・トラックとして、イギリスの音楽番組"Top Of Pops"出演時の模様や、「No Laugh In Heaven」・「Nightmare」・「Restless」等のビデオ・クリップを楽しめます。これらクリップでは俳優の経験もあるイアンが面白い演技を披露している上に、曲そのものも意外なほどポップであるなど、GILLANというバンドのキャッチーな側面もたっぷり観る事が出来ます。仮に観る側がGILLANのバンド・ヒストリーに精通していなくても、本作ではそんな事はお構いなしの満足感を得られます。パワフルなGILLAN流ロックンロールは、最高のノリとテンション、そして豪快なパフォーマンスの数々で、オープニングから最後まで一貫して楽しませてくれます。今でこそパワーや声の衰えが指摘されるイアンですが、若かりし頃の彼はこんなにもエキサイティングだったのです！イアン・ギランの活動を紐解くと、栄光の第二期DEEP PURPLE、ヘヴィネスの境地に達した「BORN AGAIN」時代のBLACK SABBATH、そして波乱のDEEP PURPLE再結成と、余りにもドラマティックなキャリアに囲まれているせいか、この'80年前後は語られる機会が少ない時代です。しかし本作を観ればこのバンドがいかに優れたライヴ・アクトだったかを理解できるはず。ファンは演奏へ没頭するうちに、180分間の超ボリュームですらあっという間に過ぎ去る事でしょう。全てのハードロック・ファンにギランの凄みを見せ付ける驚きのタイトルを、この機会にぜひお楽しみください！ Ultimate TV Compilation from 1978 to 1982 PRO-SHOT Disc 1 Live at Gateway Theatre, Edinburgh, UK 5th February 1981 1. Unchain Your Brain 2. Trouble 3. If You Belive Me 4. M.A.D 5. No Easy Way "Rock Goes To College" Live at Oxford Polytechnic, Oxford, UK 18th February 1981 1. Unchain You Brain 2. Mr. Universe 3. No Easy Way 4. Trouble 5. M.A.D 6. On The Rocks 7. Vengeance 8. New Orleans O.T.T. Show UK TV 1982 1. Restless 2. New Orleans Disc 2 "Off The Record" Live at TVS Studios, Gillingham, UK 17th January 1982 1. Hadely Bop-Bop 2. Bite The Bullet 3. Trouble 4. M.A.D 5. Vengeance 6. On The Rocks 7. New Orleans Live in Vienna, Austria 4th March 1982 1. Smoke On The Water 2. Vengeance 3. Born To Kill 4. No Easy Way 5. New Orleans Live in Tokyo, Japan 23rd October 1978 1. Secret Of The Dance 2. Bringin' Joanna Back 3. Message In A Bottle 4. Dead Of Night 5. Smoke On The Water Extra 1. Intro 2. Vengeance 1979 3. Mr. Universe Live Promo 1979 4. Trouble Top Of The Pops 1980 5. M.A.D. Top Of The Pops 1981 6. New Orleans Top Of The Pops 1981 7. No Laugh In Heaven Promo 1981 8. Nightmare Promo 1981 9. Restless Promo 1982 10. Restless Tiswas Show 1982 11. Restless Top Of The Pops 1982 12. Living For The City Top Of The Pops 1982 PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.180min.