Name: B.O.C. Blue Oyster Cult ブルー・オイスター・カルト/FL,USA 1981
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B.O.C. Blue Oyster Cult ブルー・オイスター・カルト/FL,USA 1981

ブルー・オイスター・カルトが『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』リリース後に行ったアメリカツアーより、ファン必見のプロショット映像が登場！　バンドを代表する名曲がほとんど出揃った1981年。同年のツアーも後半に差し掛かった10月９日，フロリダ州ハリウッド・スポータトリウム公演を、公式に迫るクオリティで楽しめます！ブルー・オイスター・カルト（以下B.O.C.）は1979年に発表した『MIRRORS』以降、洗練されたメロディアスな音楽性を志向していきます。マーティン・バーチのプロデュースで製作した1981年の『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』においてその方向性は結実し、ドラマ性とヘヴィな曲世界がキャッチーな音楽で高次元に結びつく大傑作となりました。しかしドラマーで重要なソングライターの一人でもあったアルバート・ブーチャードは、次第にポップ化していくバンドの方向性に疑問を抱き、ライヴに遅刻する、あるいは欠席するなど奇行を繰り返し、イギリスツアー中にバンドから解雇されてしまいます。バンドはアルバート欠席時にドラムを担当したリック・ダウニーをそのまま後任として迎え、ツアーを消化していきました。本作に収録されたフロリダ公演は、このメンバーチェンジ後に行われた'81年アメリカツアー2ndレッグにおける代表的ライヴ。なぜ"代表的"かと言えば、本ライヴがテレビ放送（ローカル・テレビ局"BLUE JEAN NETWORK"でのオンエア）された点もさる事ながら、公式にレコーディングされた音声素材が、ライヴ作品『EXTRATERRESTRIAL LIVE』に使用されているのです。音源が公式採用されたのは、バンド初期の「The Red And The Black」から、「Joan Crawford」と「Burnin' For You」，「Veterans Of The Psychic Wars」の『FIRE OF UNKNOWN ORIGIN』ナンバー。さらに「E.T.I.」・「Godzilla」・「(Don't Fear) The Reaper」の合計７曲。「なんだ。公式で聴ける上に、どれも大定番曲じゃないか」と思うなかれ。本作は聴き慣れた曲でも、初めて知るような場面が続き、ファンを飽きさせないのが嬉しいポイントなのです。メンバー全員が楽しそうに話す冒頭の収録のインタビューに始まり、「E.T.I.」で確認できるエリック、ドナルドらフロント３人のコンビネーション（何とエリックはキーボードも弾いています！）、「Joan Crawford」でピアノイントロを奏でるアランの姿など、ファンに鮮烈な印象を与えるでしょう。エリックのMCでも判るとおり映画『HEAVY METAL』に提供された「Veterans Of The Psychic Wars」では、ステージ上で輝くミラーボールまで鮮やか！　「Godzilla」ではドラムライザー後方で煙を吐く"ゴジラ"（と思われる怪獣）の姿が、また「Born To Be Wild」ではエリックが操るハーレーが、それぞれショウの目玉として登場し、会場のファンだけでなく現代の私たちまで楽しませてくれます。かたや「(Don't Fear) The Reaper」では、舞台演出が無くても染み渡るような演奏の素晴らしさで聴き手を魅了するなど、バンドの奥深さをまざまざと見せ付けます。若干のVTRっぽさを感じさせる映像ではありますが、従来知られていた既発素材と較べて色のにじみや輪郭のぼやけも無く、誰の目にも最上位マスターを確信させるクオリティ。同日映像としては間違いなく過去最良の画質と音質であると断言します。ライン音源こそ多いB.O.C.ですが、プロショット映像はまだまだ限られている。 Live at Sportatorium, Hollywood, FL. USA 9th October 1981 PRO-SHOT 1. The Red and The Black 2. E.T.I. (Extra Terrestrial Intelligence) 3. Joan Crawford 4. Burnin' For You 5. Cities On Flame With Rock And Roll 6. ME 262 7. Godzilla 8. Born To Be Wild 9. (Don't Fear) The Reaper 10. Roadhouse Blues Eric Bloom - Vocals, Guitar & Keyboards Joe Bouchard - Bass & Vocals Rick Downey - Drums Allen Lanier - Keyboards & Guitar Donald "Buck Dharma" Roeser - Lead Guitar & Vocals PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx. 63 min.