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『hours…』時代の傑作マルチカメラ・プロショットがリリース決定です。“Hours Tour 1999”はわずか数公演というボウイ史上最も小規模なものでしたが、その代わりにラジオやテレビなどには積極的に出演。数々のプロショットが残っています。本作に収められているのは、そのうちの１つ。「1999年11月22日ケベック」で収録されたテレビ番組“Musique Plus 1999”です。“Hours Tour”で唯一の北米公演を収めた傑作サウンドボードアルバム『KIT KAT KLUB 1999』がリリースされますが、本作はその３日後にあたります。そのクオリティは絶品。解像度こそ当時らしいアナログ放送の甘さも感じられますが、マスター鮮度は最高。録画されたエアチェック・マスターそのものからデジタル化されているらしく、ダビング痕がまったくない。さらに経年劣化によるテープヨレや走行ノイズすら見当たらず、実に艶やかで美しい。放送から20年近くが経過しており、通常なら画面端の色滲みくらいは当たり前なのですが、それさえもない映像美がたっぷりと楽しめるのです。さらにノイズレスなマスターが嬉しくなるのが音声。90年代のエアチェックは画面が綺麗でもチリチリしたノイズの入るものも少なくないのですが、本作は実に美麗。マスター鮮度だけでなく収録自体も絶品で、綺麗にセパレートした超極上のステレオ・サウンドボード。それこそ、そのままオフィシャルCD化したらライヴアルバムの名盤になるほど見事なサウンドです。そんなクオリティで描かれるのは、コンサートとは異なるテレビ出演ならではの生演奏。スタジオ・ライヴではあるのですが、現場には観客も入れており、ロック界の超大物を間近で見られる興奮が渦巻く。このムードは公式リリースも実現した『VH1 STORYTELLERS』にも通じますが、セットはまるで違う。当時の新曲にしても「Something In The Air」や「The Pretty Things Are Going To Hell」がセレクトされ、「I'm Afraid Of Americans」や「Ashes To Ashes」「Stay」「Cracked Actor」といったクラシックスも『VH1 STORYTELLERS』では見られなかったナンバーです。そして、そんなセットを演じるボウイがまた良い。『KIT KAT KLUB 1999』も実に気合いの入った演奏でしたが、その３日後だけにパフォーマンスは肉薄している。その上で、やはりコンサート・ステージとも違った雰囲気。狭い空間で派手にアクションすることもなくじっくりと歌い込み、そして、間近な客席との呼吸感は極めてアットホーム。熱気が込められつつもリラックスしており、暖かい交歓が狭い空間に満ちていくような生演奏……。そんなボウイをすぐ目の前に感じられる映像なのです。究極的サウンドボード『KIT KAT KLUB 1999』の３日後を描いた傑作マルチカメラ・プロショットです。１本の映像作品としても最高ですが、CDの映像版としても楽しめる。大規模ツアーの実現しなかった『hours…』ではありますが、その時代もボウイは変わらず輝いていた。そんな彼の間近に迫れるスタジオ・プロショット。 Montreal, Quebec, Canada 22nd November 1999 PRO-SHOT 1. Survive 2. Ashes To Ashes 3. Seven 4. Thursday's Child 5. Stay 6. Always Crashing In The Same Car 7. Something In The Air 8. The Pretty Things Are Going To Hell 9. Cracked Actor 10. I'm Afraid Of Americans PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.52min.

拡大表示	David Bowie デヴィッド・ボウイ/Canada 1999 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる