Name: Pink Floyd ピンク・フロイド/Missouuri,USA 1973
SKU: ncd-00744
Price: 1649 JPY
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Pink Floyd ピンク・フロイド/Missouuri,USA 1973

「狂気」のリリースに合わせて行われた1973年北米ツアーより、ツアー3公演目となる3月6日のミズーリ州セント・ルイス公演を極上レベルと断言して問題ないほどに良好な高音質オーディエンス録音で1時間56分に渡って完全収録。ツアー初日のウィスコンシン州マジソン(3/4)と2日目のミシガン州デトロイト(3/5)の音源は存在が確認されていないので、この公演音源が、73年ツアー最古のものとなります。この高音質、そして約2時間という長さを考えると、このクオリティで、これまでブート化されていなかったのが意外に思えるほどの極上音源です（既発「Illusion of Childhood's End(HL)よりはるかに鮮度の良い良質なサウンドです。）。実際、ここまで高い品質の音源なら、頭からCDでリリースして欲しかった！と思うのが、マニアの正直な感想ではないでしょうか。音像も終始安定しており、音の分離感もかなりのもの。音にこもりもなく、ダイレクト感もあり、更には周囲に煩い観客がいないので、集中して演奏を楽しむことができます。オープニングはいきなり大曲Echoes! 1973年ツアー初頭（と87年ツアー初頭）のみで聴ける特別なセットです。頭からクライマックスの大曲で聴き手を圧倒しようとするフロイドの自信とやる気が伺われる演奏です。これまでアングラで出回っていた音源はカットも多く、音も悪かったので、印象が悪かったのではと思うのですが、本音源がカットポイントは最少で（Childhood's Endの6:07とUs And Themの1:30, 4:53ぐらいです）、音質も大変良いので、マニアは1973年セント・ルイス公演の印象がガラリと変わってしまうのではないでしょうか。Obscured By Clouds～When You're Inはこの日が初演と言われている、貴重な演奏です。若干、手探りの部分も感じられますが、固めの演奏は、この曲のハードな雰囲気に合っています。Childhood's Endは貴重ですが、ギルモアのボーカルがフィーチャーされるポップで親しみやすいメロディとリズムのこの曲は、この時期のフロイドのライヴの流れにはそぐわない感じで、実際、すぐにセット落ちしてしまいます。（代わりにSet The Controls...になります。）この日のCareful With That Axe, Eugeneは名演で、中盤では強烈なウォーターズのスクリーミングも大きな効果を上げています。独特の感触を残しながら、第一部は終了、続いて第二部の「狂気」に移ります。実際は、まだアルバムが発売されていないので、観客のリアクションも、これ以降のヒステリックと言った感じはありません。オープニングのSEは前年ツアーの心臓の鼓動を使ったシンプルなものから、アルバムと同じテイクに変更されています。演奏自体は、1972年ツアーのような何かが乗り移ってるかのような壮絶な演奏ぶりに比べると、何となく固めの印象を受けますが、ツアー・プロダクションがまだ定まっていない、ツアー序盤だからでしょうか。前年のツアーと比べ、全体のアレンジはアルバムを基調にしたものに変更されており、その違いは各所で確認することができます。アンコールのOne Of These Daysは、これまでのテイクですと、音程が不安定だったり音が劣化したりと、聴くに堪えない状態でしたが、本盤のテイクはピッチに関しては相当改善されています。フロイド・ファン必聴の1973年セント・ルイス公演の決定版。ツアー最初期の録音を、マスター・クオリティで存分にお楽しみ下さい！ Live at Kiel Auditorium, St. Louis, Missouri, USA 6th March 1973 TRULY AMAZING SOUND Disc 1(60:47) 1. Echoes 2. Obscured By Clouds 3. When You're In 4. Childhood's End 5. Careful With That Axe, Eugene Disc 2(54:30) The Dark Side Of The Moon 1. Speak To Me 2. Breathe 3. On The Run 4. Time 5. Breathe (Reprise) 6. The Great Gig In The Sky 7. Money 8. Us And Them 9. Any Colour You Like 10. Brain Damage 11. Eclipse Encore 12. One Of These Days