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Eric Clapton エリック・クラプトン/New York,USA 2015

2015年、エリック・クラプトンが遂に始動!3月30日に70歳の誕生日を迎えたクラプトンが、自らの70歳を記念して5月1日、3日にニューヨーク、マジソン・スクエア・ガーデンで行なったセレブレート・コンサートを逸早く4CDでお届け致します。マスターは両日とも同一人物によりネット上にアップされたものですが、エンジニアによるマスタリングにより、ネット音源の音質が聴き違えるばかりのグレードアップを果たしています!元音源と聴き比べますと、原音も決して悪い音質ではなかったのですが、うっすらとヴェールが原音を覆っているかのように感じられ、クリアネスとシャープネスがやや損なわれていました。それが本盤では、そのヴェールを剥がしたかのような印象に変貌しています。やや奥まった感のあったドラムサウンドがぐっと前面に出てきており、格段の迫力アップに繋がっています。中低音域の引き上げと共に音圧も増しています。特にハイハットを含むシンバル類、スネアの音を聴いていただくと、別物と言ってもよいほどの音質の変貌ぶりを実感して頂けます!!!このコンサートでのクラプトンの意思は、バックバンドのメンバーとセットリスト、スペシャル・ゲストをご覧いただければお判りになることでしょう。18歳でプロデビューした彼が、山あり谷ありの音楽人生を乗り越えて70歳に達したことを素直に喜び、支えてきてくれた同士とも言うべきミュージシャンに感謝の意を込めてこの日に招集したのがこの面子でした。因みにジョン・メイヤーはPretendingで、ネイザン・イーストはお馴染みCan't Find My Way Homeで、ポール・キャラックはビリー・プレストン作のYou Are So Beautifulとジョー・コッカーのHigh Time We Wentで、ジミー・ヴォーンはBefore You Accuse Meで、ドイル・ブラムホール二世とデレク・トラックスはLet It Rainでフィーチャーされています。アンコールのHigh Time We Wentでは、この日のゲストを含む全員がステージに登場していますので、聴きごたえ満点です(ソロはクリス・スティントンのピアノソロからファーストギターソロはドイル・ブラムホール、次いでジョン・メイヤー、それからジミー・ヴォーン、最後にデレク・トラックスへとソロが回されています。初日では、よく聴くと、ドイルにソロを振るクラプトンの掛け声が聞こえます。このナンバーでは自分でソロをとらず、メンバーやゲストに弾かせるところがいかにもクラプトンらしいです)。そしてこの面子とプレイしたかったのがこのセットリストだったのです。こうして考えますと、いかにもクラプトンらしいバンド、セットリストと言えるでしょう。空想になりますが、もしジミ・ヘンドリクス、デュエイン・オールマン、ビリー・プレストン、ジョージ・ハリスンらが生きていたとしたら、クラプトンは多分彼らをゲストに招いていたのではないでしょうか(特にYou Are So Beautifulはビリーに歌わせていたでしょう)。それは叶わなかったものの、ステージ上のクラプトンには70年の人生を振り返り、彼にしか分からない感慨を抱いていたに違いありません。それを反映してか、両日のクラプトンのプレイには一際気合が入っており、著しいミストーンは皆無。それどころか切れまくりの凄まじいプレイを連発しています。特に過去にも名演の多いI Shot The Sheriffの後奏のソロではこれぞスローハンドという速弾きが炸裂していますし、ブルースQueen Of Little Spadesでのソロも近年のベストと言ってよい切れ味です。You Are So Beautifulでは、他アーティストの曲におけるセッションでも超一流のプレイを残してきた彼らしく、曲に沿った素晴らしいプレイでこの曲を彩っています。2004年以来となるLet It Rainにもファンは驚喜されることでしょう。この他にもほぼ全曲においてクラプトンの入魂ぶりがひしひしと伝わってくる素晴らしいステージが堪能できます(2日目にCocaineをカットしたのは疲れからでしょうか?)。つまりここには、ギタリスト、ボーカリストであるクラプトンの魅力のすべてが詰まっているのです。初日のDriftin’では、4月30日に逝去したベン・E・キングに捧げるとコメントしているなど、先輩アーティストへの敬意も忘れていません。彼の70歳を共にお祝いしたいとお考えのクラプトンファンの方々におかれましては、ネット音源そのままのファイルデータよりも、格段のグレードアップを図った本盤を是非聴いていただきたいと思います。アンコールで登場し、オーディエンスに向かって「僕の70歳を祝ってくれてありがとう。このステージは最高だよ。」と挨拶するクラプトンの笑顔が浮かんでくることでしょう。 Live at Madison Square Garden, New York City, NY. USA 1st & 3rd May 2015 TRULY PEREFCT SOUND Disc 1 (62:22) 1. Somebody's Knocking 2. Key To The Highway 3. Pretending with John Mayer 4. Hoochie Coochie Man 5. You Are So Beautiful 6. Can't Find My Way Home 7. I Shot The Sheriff 8. Driftin' 9. Nobody Knows You When You're Down And Out 10. Tears In Heaven 11. Layla Disc 2 (56:09) 1. MC 2. Before You Accuse Me with Jimmie Vaughan 3. Wonderful Tonight 4. Let It Rain 5. Crossroads 6. Little Queen Of Spades 7. Cocaine 8. High Time We Went with all guests Live at Madison Square Garden, New York City, NY. USA 3rd May 2015 Disc 3 (64:21) 1. Somebody's Knocking 2. Key To The Highway 3. Pretending with John Mayer 4. Hoochie Coochie Man 5. You Are So Beautiful 6. Can't Find My Way Home 7. I Shot The Sheriff 8. Driftin' 9. Nobody Knows You When You're Down And Out 10. Tears In Heaven 11. Layla Disc 4 (47:31) 1. Before You Accuse Me with Jimmie Vaughan 2. Wonderful Tonight 3. Crossroads 4. Little Queen Of Spades 5. Let It Rain with Derek Trucks and Doyle Bramhall II 6. High Time We Went with all guests Eric Clapton - guitar, vocals Chris Stainton - piano, keyboards Paul Carrack - organ, keyboards, vocals Nathan East - bass, vocals Steve Gadd - drums Michelle John - backing vocals Sharon White - backing vocals Special Guests John Mayer - guitar Jimmie Vaughan - guitar Doyle Bramhall II - guitar Derek Trucks - guitar

Eric Clapton エリック・クラプトン/New York,USA 2015

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