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Scorpions スコーピオンズ/Tokyo,Japan 1979

"バンドとしての活動終結"を表明し、2010年の「STING IN THE TAIL」発表後から始まった大規模なワールドツアーも、いよいよクライマックスに差し掛かったSCORPIONS。ウリ・ジョン・ロートの脱退により、 マティアス・ヤプスが加入した1979年から、すでに33年もの長い時間が経過しています。その33年前、マティアスを擁する編成で実現したバンド2度目のジャパンツアーより、東京公演初日となった'79年6月5日の中野サンプラザ公演が、 Miracle Man録音による超高音質オーディエンス・マスター使用の、CD2枚組で登場! この日は関係者流出のサウンドボード音源「TOKYO 1979: Pre-FM Master」でも知られますが、本録音はそれに匹敵する実況録音で、ライヴの全貌を楽しむことが出来ます!SCORPIONSはウリ・ジョン・ロート(当時はウルリッヒ・ロート名義)在籍時に発表した「IN TRANCE」や「VIRGIN KILLER」で、ドイツ出身のハードロック・バンドとしてはいち早くヨーロッパ各国での人気を確立します。クラウス・マイネの卓越したヴォーカルとウル リッヒの天才的なギターはもちろん注目を集めていましたが、それ以上に陰影と叙情性に富んだサウンドは日本人の心も打ち、'78年に実現した初来日公演は 大成功のうちに終わりました。しかしこの初来日終了と共にウルリッヒはバンドから脱退します。あらかじめ脱退を予告されていたバンドは、ウリの後任を探すため数多くのギタリストを オーディションしましたが、決定的なプレイヤーは現れませんでした。バンドは結局最後まで候補に残ったマティアス・ヤプスをとりあえず採用して、新作アル バムの製作を行います。しかしこの同時期、ルドルフの実弟マイケル・シェンカーがUFOを離脱していました。ルドルフは弟に声を掛けてバンドに復帰させるものの、当時のマイケ ルは精神的に不安定で、「LOVEDRIVE」完成後のツアー序盤にバンドから失踪。やむなく彼らはマティアスを正式なギタリストとして加入させ、'79 年5月のイギリスツアーを消化。この編成のまま6月には、2年連続となる来日公演に臨んだのです。本作ではその来日3公演目(東京初日)に当たる、6月5日の中野サンプラザ公演の模様を、Miracle Man録音によるオリジナル・カセット・マスターよりダイレクトに音盤化! 過去のいかなる既発オーディエンス・ソースよりも優れた音で、同日のライヴを 完全収録しています。同日にはラジオ放送用に録音されたサウンドボード音源も存在しますが、高音質・完全収録の本作はそれすら凌ぎ、'79年来日音源の新 たなる大定番となる事でしょう!開演前のオープニングSEを聴けば判るとおり、本作は素晴らしい明度とナチュラルな音の広がりでライヴを再現します(本音源は1階9列41番での録音。 ステージとの距離感も適切です)。1曲目の「Pictured Life」からクラウスのヴォーカルは絶好調。マティアスのリードギターはややオフ気味ですが、ルドルフのリズムギター、フランシス・ブッホルツとハーマ ン・ラレベルのドラムもはっきりとした輪郭で迫ります。ウルリッヒ時代の流麗さとは印象が異なりますが、テンポを落としてどっしりと構えた演奏は独特の力 強さを感じます。楽曲の演奏中はオーディエンスの歓声が邪魔にならないのも嬉しいポイントでしょう。2曲目の「Backstage Queen」はイントロが素晴らしい迫力。同曲の中盤以降はバランスも改善され、マティアスのギターソロもしっかり聴き取れるようになります。同曲から流 れ込む「We'll Burn The Sky」や、名曲「In Trance」はライヴ前半の聴き所。イントロで聴ける繊細なギター・トーン、パワーと表現力を兼ね備えたクラウスのヴォーカルは、'70年代の彼ららし い叙情性とドラマ性に満ちています。これらにおけるマティアスのギターは、ウルリッヒと比べてさすがに淡白な印象ですが、新作からセレクトされた 「Loving You Sunday Morning」と「Lovedrive」は、すでに近年の彼らに通じるような、ノリの良さと一体感を備えた演奏を聴かせます。さらにライヴ中盤では新作 から「Is There Anybody There?」(東京公演ではこの日のみ、クラウスが「瞑想のレゲエ」と邦題で曲を紹介しています)と「Always Somewhere」を連発。地に足が着いたプレイとメロディアスな曲想は、聴き手にじっくりと楽曲を聴き込ませるでしょう。メドレー化された「Life's Like A River」と「Fly To The Rainbow」は'79年ライヴならではの大きな聴き所。続く「He's A Woman, She's A Man」・「Another Piece Of Meat」では一転してハードに聴き手を攻め立てるなど、ライヴ後半はSCORPIONSの旨みを堪能できます。さらにドラムソロを含む「Top Of The Bill」に「Robot Man」、来日公演ではお約束と言える「荒城の月」(ダイレクト感溢れるクラウスのヴォーカルと、合唱する観客の臨場感が素晴らしい!)、アンコールの 「Steamrock Fever」・「Can't Get Enough」など、'70年代SCORPIONSの集大成といえる贅沢なセットリストは、92分間に渡りファンを大いに楽しませるでしょう!この後SCORPIONSは、陰影の濃い情念の曲想から、誰もが親しめる陽性のハード・ロックへと、(彼ららしいメロディを維持しつつも)バンドの方向 性を徐々に変えていきます。マティアスの加入から5年が経過した"スーパー・ロック '84"で通算4度目の来日を果たした時には、マティアス時代のサウンドがはっきりと確立され、すでにウルリッヒ時代の楽曲に(それも一切)頼る必要がな くなっていた程です。本作で真空パックされた'79年ライヴは、まさに'70年代のウルリッヒ時代と、'80年代以降の中間といえる存在です。このようにバンドが新たな方向 性を模索している過渡期のライヴは、ここで聴けるような超一級の実況録音でこそ、リアルなドキュメントとしての価値を増すと言えるでしょう。大きく、より強力な姿で、今まさに生まれ変わろうとしている蠍団の姿を最上級のサウンドで活写した本録音は、バンドのキャリアとヒストリーを知る上でも 絶対欠かせない決定的ドキュメンタリー!2枚組のCDで贈る、1979年版の「TOKYO TAPES」を、ファンの皆さんは絶対にお見逃しありませんように! Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 5th June 1979 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (59:48) 1. Introduction 2. Pictured Life 3. Backstage Queen 4. We'll Burn The Sky 5. Loving You Sunday Morning 6. Lovedrive 7. In Trance 8. Is There Anybody There? 9. Always Somewhere 10. Life's Like A River 11. Fly To The Rainbow 12. He's A Woman, She's A Man Disc 2 (33:01) 1. Another Piece Of Meat 2. Top Of The Bill 3. Drum Solo/Top Of The Bill(reprise) 4. Robot Man 5. Kojo No Tsuki 6. Steamrock Fever 7. Can't Get Enough Klaus Meine - Vocals Rudolf Schenker - Guitar Matthias Jabs - Guitar Francis Buchholz – Bass Herman Rarebell – Drums

Scorpions スコーピオンズ/Tokyo,Japan 1979

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