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Bernie Torme バニー・トーメ/Scotland,UK 2018

2019年3月17日に肺炎で世を去った孤高のギタリスト、バーニー・トーメ。その最晩年に立ち会う極上ライヴアルバムが登場です。そんな本作に収められているのは「2018年11月25日エディンバラ公演」。バーニーにとって最後のツアーだった“THE FINAL FLING UK TOUR”の一幕です。昨年は遺作『SHADOWLAND』のリリースもありましたので、まずはバーニー最後の歩みを日程で確かめてみましょう。 ・6月8日:SWEDEN ROCK FESTIVAL出演・8月4日:A NEW DAY FESTIVAL出演《11月18日『SHADOWLAND』発売》《THE FINAL FLING’ UK TOUR》・11月22日:レディング公演・11月23日:サウス・シールズ公演・11月24日:トルーン公演・11月25日:エディンバラ公演 ←★本作★ ・11月27日:ウルヴァーハンプトン公演・11月28日:ミルトン・キーンズ公演・11月30日:ロンドン公演・12月1日:ウェストン・スーパー・メア公演 これがバーニーの2018年。6月の“SWEDEN ROCK FESTIVAL”ではオジーと36年ぶりに再会したことがニュースにもなりましたが、その後も活動はマイペース。11月に『SHADOWLAND』をリリースし、その直後に全8公演の“THE FINAL FLING UK TOUR”を行いました。本作のエディンバラ公演は、その4公演目。バーニーの最終公演から5番目となるコンサートでした。そんなショウを封じ込めた本作は、名機「Schoeps mk4」で録音された傑出オーディエンス録音。とにかく圧倒的なのがギター・サウンド。芯もオンなら距離感もなく、ディテールも繊細。ちょっとしたギターのニュアンスも、唸りを上げるアーミングも耳元に感じられるのです。もちろん、極上なのはギターだけではない。ブンブンうねるベースのヴァイヴも波形が目に浮かぶ繊細さですし、ドラムも超リアル。ヴォーカルのみややオフ気味なのですが、それも録音の距離感というよりは現場PAのバランスをそのまま拾った感じ。現場はクラブと言うよりは、ステージ付きのバーなのですが、その密室感、手作り感にむせ返るような場末のライヴアルバムなのです。そのサウンドで描かれるのは、バーニーのキャリアを一望する幅広さ。『ELECTRIC GYPSIES』の「Wild West」で始まり、新曲「Come The Revolution」へ雪崩れ込む。いきなり新旧を繋いだと思ったらGILLANの「No Easy Way」が飛び出し、ソロ・デビュー作の「Turn Out The Lights」へ……。時代を大きく行き来しつつ、ソロ、GILLAN、GUY MCCOY TORMEまで様々な時代のレパートリーを繰り出していくのです。そんなショウが一気に熱くなるのが後半。GILLAN時代の「Trouble」「New Orleans」を2連発する辺りから。それまでも1曲1曲に熱い声援が送られていたものの、ここからはお客さん(観客と呼ぶよりこの方が似合うムードなのです)も口々に歌い出し、「アイヤイヤイヤ……」と掛け合ってはどんどんバーが加熱していく。ここでショウは一度終わりますが、アンコールがまた凄い。オジー・オズボーンの「Mr. Crowley」に、BLACK SABBATHの「Paranoid」の2連発。バーニーの記録は決して多くはないので断言はできませんが、先述したオジーとの再会もキッカケだったのかも知れません。キーボード・レスながら独特のアーミングで狂い泣く「Mr. Crowley」は凄絶。それだけギターが凄まじいのに、思わず吹き出しながら歌ってしまうところがまた場末らしくて最高です。そして、「Paranoid」からは特別ゲストも参加。再度「No Easy Way」も演奏します。実は、遺作『SHADOWLAND』はクラウド・ファウンディング“PLEDGE MUSIC”を活用して製作されており、その出資特典としてファンとバーニーが共演したようです。この2曲は演奏の出来云々ではないのですが、そんなサービスまでもが親密感溢れるムードに似合っているのです。とにかく生々しく、熱演を披露したバーニーに「一杯どうだい?」と声を掛けたくなるほどのムードが素晴らしすぎる。この後、5回のステージをこなした彼は、2019年が明けると肺炎になり、そのまま帰らぬ人となりました。本作はそんな最晩年のバーニー・トーメに寄り添い、気配さえ間近に感じられる超極上ライヴアルバムなのです。オールキャリアの名曲群で孤高のギタリストを偲ぶのにこれ以上ない1本。 Live at Bannermans, Edinburgh, Scotland 25th November 2018 TRULY PERFECT/ULTIMATE SOUND Disc 1(56:40) 1. Wild West 2. Come The Revolution 3. No Easy Way 4. Turn Out The Lights 5. Flow 6. Star 7. Motor Daddy 8. Guitar Tuning Chat 9. Stone Ship 10. Drum Solo 11. Rocky Road (From Dublin) Disc 2(28:23) 1. Band Introductions 2. You Can't Beat Rock 'n' Roll 3. Trouble 4. New Orleans 5. Encore Break (Mr. Crowley Chat) 6. Mr. Crowley 7. Introduction to Pledge Players 8. Paranoid* 9. No Easy Way* Bernie Torme - Guitar, Vocals Sy Morton - Bass, Vocals Mik Gaffney - Drums * Guest Pledge Music players on vocals and guitar

Bernie Torme バニー・トーメ/Scotland,UK 2018

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