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David Bowie デヴィッド・ボウイ/NY,USA 10.30.1974

オープニングを務めたTHE MIKE GARSON BANDまで完全収録した唯一無二のライヴアルバム。「THE SOUL/PHILLY DOGS TOURの決定盤」と言われた歴史的名録音が登場です。その名作が記録されたのは「1974年10月30日ニューヨーク・シティ公演」。その傑作オーディエンス録音です。「ガーソンのバンド?」「THE SOUL……なに?」という方がいらっしゃっても無理からぬこと。まずは基本から始めさせて頂きます。そもそも“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”とは、1974年に行われた“DIAMOND DOGS TOUR”の一部。当時のボウイはソウル・ミュージックへの傾倒を深めていた時期であり、ツアーの途中から方向性を転換。ツアー中に制作を始めた『YOUNG AMERICANS』の新曲もステージに導入し、アレンジもグッとソウル寄りになった。しかもメンバーも異なっており、盟友カルロス・アロマーが加入し、リズム隊はウィリー・ウィークスやデニス・デイビスに交代。バックヴォーカルにも当時の恋人アヴァ・チェリーやロビン・クラーク、ルーサー・ヴァンドロスなど、『YOUNG AMERICANS』メンバーが大挙参加し、総勢14名に及ぶ大所帯ツアーとなったのです。この辺の事情をイメージするため、ここで1974年の活動概要を見てみましょう。 《5月『DIAMOND DOGS』リリース》“DIAMOND DOGS TOUR”・6月14日-7月20日:北米#1(32公演)《8月『YOUNG AMERICANS』制作開始》・9月2日-16日:北米#2(12公演)“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”・10月5日-12月1日:北米#3(34公演)←★ココ★ このように1974年は『YOUNG AMERICANS』の製作を絡めつつ、北米ツアーを三度実施。“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”は最終盤「北米#3」のことであり、本作のニューヨーク・シティ公演はその17公演目にあたるコンサートでした。先述の通り、このショウは以前から録音が知られており「ツアーの決定盤/代表作」とされてきました。その最大の要因はオープニング・アクトの存在。詳しい状況までは不明なものの、“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”の何公演かでTHE MIKE GARSON BANDがオープニングを務めており、本作のニューヨーク録音こそ、その唯一の記録なのです(以前は“10月28日”と言われていましたが、現在のリサーチでは“10月30日”が定説になっています)。もちろん、いかに貴重であってもサウンドがダメダメなら「決定盤」とは呼ばれない。本作はむしろ逆で、サウンドもツアー屈指の名録音なのです。演奏も歌声も機微までハッキリとしたクリアさ、真っ直ぐに届く力強い芯、安定感バツグンの瑞々しい鮮度、まるでFM放送かのように整ったバランス……サウンドボード的なド密着録音でこそありませんが、およそ70年代のオーディエンス基準を超える素晴らしいサウンドなのです。そんなサウンドで描かれるショウこそが最高。何よりも注目なのはTHE MIKE GARSON BANDのステージ。ただ前座とは言っても別バンドではなく、メンバーは基本的にボウイのバック。ボウイ抜きで開演し、バック・シンガー達が歌うスタイルです。そのセットも実に当時らしい。バック・シンガー:ルーサー・ヴァンドロスのオリジナル「Funky Music」で幕を開け、Tボーン・ウォーカーのブルース・スタンダードやTHE SUPREMES、THE O'JAYSといったR&B/ソウルのカバーを披露していく。「I'm In The Mood For Love」は30年代の映画『夜毎八時に(原題:Every Night at Eight)』のテーマで、やはりR&Bのスタンダードです。そして、THE MIKE GARSON BANDのステージは『SPACE ODDITY』の「Memory Of A Free Festival」で最高潮を迎え、そこでボウイをコール。いよいよ主役が登場して、本編が始まる。その流れのドラマティックなこと! この見事な演出が1本しか残っていないのは悔しくもあり、その1本がこれほどの名録音な事に感謝したくなる。まさに本作最大の聴きどころです。もちろん、ボウイのステージも必聴。「北米#1-2」とはセットも違えばアレンジもファンキー。『YOUNG AMERICANS』のタイトル曲や「Can You Hear Me?」「Somebody Up There Likes Me」といった新曲も披露されていく。中でも注目なのがTHE FLAIRSのカバー「Footstompin’」。この曲自体が“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”だけのレア曲なわけですが、この日は正真正銘、全世界初演。ショウ全体に新たなサウンド、新たなアレンジに燃える意欲が漲っていますが、その象徴となるフレッシュなパフォーマンスが楽しめるのです。また、そんな本編に続き、本作は「1974年10月19日デトロイト公演」のオーディエンス録音もボーナス収録しています(当店の『DETROIT 1974』『COBO ARENA 1974 1ST NIGHT』とは別公演)。こちらも端正で素晴らしい名録音ではあるものの、残念ながら8曲弱しか発見されていない。単独でご紹介する術がないものの、それでも“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”の記録は貴重。そこで、本作のボーナスとして収録致しました。カルロス・アロマーと出会い、ソウル・ミュージックへ舵を切った1974年のボウイ。ただでさえ貴重な“THE SOUL/PHILLY DOGS TOUR”ではありますが、本作はTHE MIKE GARSON BAND入りの唯一作。そのオープニングによって一層濃厚なソウル/R&Bカラーを発散するステージを素晴らしい端正サウンドで描ききった歴史的な大傑作。 Radio City Music Hall, New York City, NY, USA 30th October 1974 TRULY AMAZING SOUND Disc 1 (60:59) The Mike Garson Band 1. Intro 2. Funky Music 3. Baby Baby 4. I'm In The Mood For Love 5. Stormy Monday 6. Deep In The Heart Of Me 7. Love Train 8. Memory Of A Free Festival David Bowie 9. Rebel Rebel 10. John I'm Only Dancing (Again) 11. Sorrow 12. Changes 13. Young Americans 14. 1984 15. Footstompin' 16. Rock 'n' Roll With Me Disc 2 (61:09) 1. Love Me Do/The Jean Genie 2. Diamond Dogs 3. Moonage Daydream 4. Can You Hear Me? 5. Somebody Up There Likes Me 6. Suffragette City 7. Rock 'n' Roll Suicide Bonus Tracks Michigan Palace Theater, Detroit, MI, USA 19th October 1974 8. Space Oddity 9. Rebel Rebel 10. John I'm Only Dancing 11. Sorrow 12. Changes 13. 1984 14. Moonage Daydream 15. Rock 'n' Roll With Me David Bowie - vocals Mike Garson - piano, mellotron, music director Earl Slick - lead guitar Carlos Alomar - rhythm guitar David Sanborn - alto saxophone, flute Willie Weeks - bass Dennis Davis - drums Pablo Rosario - percussion Warren Peace - backing vocals Ava Cherry - backing vocals Robin Clark - backing vocals Anthony Hinton - backing vocals Diane Sumler - backing vocals Luther Vandross - backing vocals

David Bowie デヴィッド・ボウイ/NY,USA 10.30.1974

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