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Elton John エルトン・ジョン/Goodbye Yellow Brick Road Original US Mobile Fidelity Sound Lab

大きな話題を呼んだ“モービル・フィディリティ”の復刻シリーズ。その最新弾がリリース決定です。アナログ・マスター専門メーカーの“モービル・フィデリティ・サウンド・ラボ(MFSL)”と言えば、世界のオーディオ・マニア達が絶大な支持を寄せる信頼のブランド。音の匠が情熱の限りを込め、大名盤の数々をマスター・テープからデジタル化していきました。そんなシリーズの中で、本作に収められているのは1993年にリリースされたCD『UDCD 526』。そう、エルトン・ジョンの最高傑作『黄昏のレンガ路』です。 【マスターテープ・サウンドを最重視したモービル・フィディリティ】 アナログ作品のCD化が最盛期を迎えた90年代には高音質CDが数多く登場しましたが、その中でもMFSLは別格でした。他の高音質CDは新技術によって圧縮の違和感を減らしたり、素材で読み取りエラーを減らしたりといった「デジタル劣化を抑える」発想のもの。それに対してMFSLのポリシーは「マスターテープに刻まれた音を忠実に再現し、余分なものを足したりしないこと」。磁気テープから音を引き出す段階にも目を向けた独自の“ハーフスピードマスタリング”技術を開発するなど、“アナログ録音された音そのもの”を最重視にしているのです。そんなMFSLは1987年からレコード会社からオリジナルのマスターテープを借り受け、数々の名盤を1本1本緻密にデジタル化。マスターテープの音をCDに移し替えていく“Ultradisc”シリーズをリリースして行きました。現在はSACDやLPの分野にも進出していますが、本作は90年代の前半期にCD化していたというのもポイント。磁気テープのマスターは経年劣化に弱く、時間が経てば立つほど録音当時の音が失われていく。テープが歪んだり張り付いたりといったケースもありますが、たとえ精密に保管されていたとしても磁気の消失までは防げない。現在では、マスターテープそのものより物理的な溝で記録するLPの方が音が良かった……などという事態も起こりつつあるのです。その点においても“Ultradisc”シリーズは偉業だった。CDの普及期にあった80年代から始められており、高音質を謳う新技術CDの登場よりも早くにマスターテープの音をデジタルに残したのです。 【鳴りの立体感までもがリアルなマスター・サウンドの『黄昏のレンガ路』】 そうして“録音から20年”時点のマスター・サウンドを伝えてくれるのが本作……ではありません。本作の元になっている『UDCD 526』がリリースされたのは1993年ですが、実はこの盤は再プレス。最初にMFSLからリリースされたのは“Ultradisc II”シリーズではなく、“Ultradisc”シリーズで1989年11月。再プレスですから同じマスターを使用しており、本作から流れ出るのは“録音から15年時点のマスター・サウンド”なのです。そのサウンドたるや、まさに絶品。現行リマスターほどの音圧はありませんが、とにかく鳴りがナチュラル。例えば「Bennie And The Jets」。冒頭の喝采だけでなく演奏もライヴ風に仕上げられていますが、その喝采のキメも細やかなら鳴りも非常に立体的。中盤でわー!っと盛り上がる際も、本当に会場の光景が目に浮かぶほどリアル。現行盤も丁寧に仕上げられてはいるものの、本作と比べたらペタっと平板でノイズのように聞こえてしまう。本作は、エルトンが狙った音世界が正確に描かれているのです。もちろん、演奏音や歌声こそが肝心。現行盤は低音を強調していてベースがグッと前に出ている感じですが、本作は高音から重低音まで均整が取れ、すべての音域が瑞々しい。こちらはタイトル曲が分かりやすいでしょうか。ピアノもベースもストリングスも1音1音の立ち上がりから消音の刹那まで美しく残されており、すぐそこに本物の楽器が振動しているかのような現実感が宿っている。実のところ、ドラムの打音ピークがわずかにビビりがちにもなるものの、それはオリジナルの録音時点からのもの。本作は、そのわずかな割れの粒子感まで繊細に分かるという……。変なところをご紹介してしまいましたが、そのドラムにしても本来の鳴りは絶品。例えば「Grey Seal」。軽快なビートを刻むドラムは録音時点からタイトではありましたが、現行盤はタイトすぎて「タンタン」と味気なく聞こえる。それに対し、本作はその「タン」の「ン」に余韻が感じられ、ベースとの絡んで絶妙なグルーヴを描き出している。イコライジングで演出されていない、本当のマスター・サウンドがたっぷりと味わえるのです。“モービル・フィディリティ”によるCDだからこそ現代まで保持し得た大名盤のマスター・サウンド。今になって現物を手に入れようと思っても、元々が少数限定生産なために困難。その美麗サウンドを1人でも多くの方に触れていただくためのリリース。 Taken from the original US Mobile Fidelity Sound Lab CD(UDCD 526) from Mobile Fidelity Sound Lab "Original Master Recording" Collection 1. Funeral For A Friend / Love Lies Bleeding 2. Candle In The Wind 3. Bennie And The Jets 4. Goodbye Yellow Brick Road 5. This Song Has No Title 6. Grey Seal 7. Jamaica Jerk-Of 8. I've Seen That Movie Too 9. Sweet Painted Lady 10. The Ballad Of Danny Bailey (1909-34) 11. Dirty Little Girl 12. All The Girls Love Alice 13. Your Sister Can't Twist (But She Can Rock 'n' Roll) 14. Saturday Night's Alright For Fighting 15. Roy Rogers 16. Social Disease 17. Harmony

Elton John エルトン・ジョン/Goodbye Yellow Brick Road Original US Mobile Fidelity Sound Lab

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