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Deep Purple ディープ・パープル/Denmark 1988

再結成直後の第五期DEEP PURPLEにとって最後のツアーとなった「NOBODY'S PERFECT」発表に伴う1988年ツアーより、終盤に当たる9月27日のデンマーク・コペンハーゲン公演の模様が、2枚組のCDでリリース決定です。海外コレクターより提供された高音質オーディエンス・マスターを用い、数少ないPURPLEの'88年ライヴを優れたサウンドで再現しま す。1987年リリースの「THE HOUSE OF BLUE LIGHT」は、アルバム製作が大変難航しましたが、ツアーに入ると一転、バンドは再びDEEP PURPLEらしい優れたパフォーマンスを披露します。バンドのムードも「あの時は楽しかった」とメンバーが回想するほどで、BAD COMPANYをオープニングに起用したヨーロッパツアー、5月のアメリカツアーでも、各地で充実したライヴを繰り広げました。この勢い活かすように、 '87年ツアーではライヴ・アルバム製作のために公式レコーディングも行われました。しかしアメリカツアー後半のフェニックス公演でリッチーが負傷し、ツアーの残り日程をキャンセルした辺りから、バンドの空気はにわかに不穏なものになりました。8月から9月にかけては2度目のヨーロッパツアーが行われ、ライヴ・レコーディングも継続されたものの、再燃したバンド内部の対立は、バンドを危 ういものとしていました。バンドは'87年のツアー終了後、ライヴ・アルバム「NOBODY'S PERFECT」を完成。スタジオ録音した「Hush」のリメイク版を加えた形で'88年6月に発表しました。バンドは8月にアメリカで AEROSMITHやGUNS N' ROSESらとニュージャージーの"ジャイアンツ・スタジアム"でライヴを行ったのち、9月から約1ヶ月間におよぶヨーロッパツアーを行いました。本作ではその終盤に当たる9月27日のデンマーク・コペンハーゲンでのライヴを、優れたオーディエンス・サウンドで全編収録しています。オープニング・イントロそして「Highway Star」から素晴らしい明度と理想的な音の広がりでライヴの様子を収めており、そのクリアネスは聴き手にマスター・クオリティを確信させるでしょう。テーパーとステージにはやや距離があるようですが、ダイレクト感とホールのエコーのバランスは、オーディエンス録音らしい臨場感を味わう上でほど良いレベルだと言えます。ギランのヴォーカルを中心としつつ、リッチーのギターやジョンのキーボード、ペイスとロジャーのベースもそれぞれが明瞭に聴き取れ、均整が取れた楽音は素晴らしいの一言です。前述したようにこの当時はすでにバンドの内部が不安定になっていましたが、演奏にはネガティヴな様子は感じられず、むしろ適度な緊張感が演奏を引き締め ているような印象すら感じます。リッチーの鋭いギター、ペイスの勢いあるドラミングは序盤から絶好調で、「Highway Star」や「Strange Kind Of Woman」では素晴らしいプレイを聴かせます。さらに印象的なのがギランのヴォーカル。この日は聴き手の予想を覆すほど張りがあり、「Dead Or Alive」は同時期のテイクでも屈指と言える、特筆もののパフォーマンスを楽しめます。続く「Perfect Strangers」は、ジョンのオルガンとロジャーのベースが曲の格式と重厚さを際立たせ、ライヴ中でも聴き所となっています。勢いとパワー、熟練の旨みが高い次元で調和した、第五期PURPLEらしい魅力をたっぷりと味わえるでしょう。演奏曲は'87年ツアーとほぼ同じながら、曲順の変化やちょっとしたアレンジの違いで新たな面白さを切り開いたのが'88年ライヴの個性。アンコールか らセット本編中に移動した「Black Night」や、ドラムソロを含むことで前年とはアプローチをやや変えた「Lazy」はその典型でしょう。またこの当時はギランの歌唱が厳しくなりつつ あった「Child In Time」も、この日は第五期当初のような凄みのある演奏を楽しめます。もちろんリッチーとジョンのソロについては文句の付けようがありません! さらに '88年ライヴの特徴である「Knocking At Your Back Door」と「Space Truckin'」のメドレーも、臨場感と迫力に溢れた最上級のオーディエンス・サウンドで堪能できます。「Woman From Tokyo」から始まるアンコールも聴き応えたっぷり。溢れんばかりのパワーで突き進む「Speed King」(もちろん「Burn」のリフ入りです)はもちろん、装いを新たにした「NOBODY'S PERFECT」バージョンでの「Hush」も、ライヴを楽しく盛り上げます。ラストはお約束の「Smoke On The Water」が、会場全体を巻き込んだ興奮を演出し、ライヴを大団円のうちにクロージングします。この'88年ツアーは、関係者流出のサウンドボード音源「KNOCK THE TRUCKIN'」が決定版として知られます。しかし一部で欠落やマスターの劣化が見られたそちらに対し、当時のオーディエンス録音として最上級と言える本作は、勝るとも劣らないクオリティを誇ります。さらに第五期PURPLE最後期のライヴを、90分間にわたり完全収録した内容は、資料的な意味でも見逃 せないでしょう。 Live at Valby Hallen, Copenhagen, Denmark 27th September 1988 PERFECT SOUND Disc 1(44:18) 1. Intro. 2. Highway Star 3. Strange Kind Of Woman 4. Blues 5. Dead Or Alive 6. Perfect Strangers 7. Black Night 8. Child In Time Disc 2(46:01) 1. Lazy 2. Drum Solo/Lazy(reprise) 3. Difficult To Cure 4. Keyboard Solo 5. Knocking At Your Back Door 6. Space Truckin' 7. Woman From Tokyo 8. Speed King 9. Hush 10. Smoke On The Water Ritchie Blackmore - Guitar Ian Gillan - Vocal Roger Glover - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums

Deep Purple ディープ・パープル/Denmark 1988

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