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Dire Straits ダイアー・ストレイツ/Italy 1983

ハル・リンデス&アラン・クラークを迎えた『LOVE OVER GOLD』を全英No.1に送り込み、最初で最後の来日公演も実現させた1983年のDIRE STRAITS。その刹那を超端正サウンドで真空パックしたライヴアルバムの登場です。そんな本作に収められているのは「1983年7月6日フェラーラ公演(イタリア)」。“LOVE OVER GOLD TOUR”の一幕を記録した極上オーディエンス録音です。先述の通り、1983年には来日公演も実現し、伝統の公式ライヴアルバム『ALCHEMY』も残されている。まずは、その位置関係を理解するためにも当時のスケジュールからショウのポジションを確かめておきましょう。 ●1982年《9月20日『LOVE OVER GOLD』発売》・11月30日-12月21日:英国#1(22公演)●1983年《1月10日『ExtendedancEPlay』発売》・3月4日-29日:オセアニア(19公演)・4月2日-5日:日本(4公演)・5月11日-7月12日:欧州(45公演)←★ココ★ ・7月17日-23日:英国#2(4公演) ←※公式『ALCHEMY』これが“LOVE OVER GOLD TOUR”の全体像。伝説の初来日を終えた彼らは、ヨーロッパに戻ってツアー。本作のフェラーラ公演は、その「欧州」レッグ41公演目にあたる。伝統作『ALCHEMY』はワールド・ツアー最終の2公演から組まれており、本作はその7公演前でもあります。そんなショウを記録した本作は、心もトロける絶世の美録音。何よりも素晴らしいのは、クリアさと極めて端正な鳴り。実のところ、芯に軽さもあるためサウンドボードと間違えるタイプでもないのですが、そんなことはどうでも良くなる。とにかく1音1音がディテールも美しく綺麗に捉えられており、ホンのちょっとしたピアノのタッチもドラミングのニュアンスも、ささやかなタンバリンの振り幅さえ感じ取れるほどに超克明。さらに素晴らしいのがヴォーカルやキーボード。ヘッドフォンで聴けばほんのりとしたホール鳴りにも気づくものの、それがまったく距離感になってない。オーディエンスらしさは音色にしかなく、クッキリとした芯に鳴りが絶妙な艶を与えている。その美しさは、観客の息吹にまで感じられる。実のところ、ノリの良い曲や喝采もリアルに拾っているのですが、その1打1打まで端正で、遠くの喝采は遠近感を描き、近い拍手も耳障りにならない。しかも、その安定感が延々と続く。これはサウンドボードでは決してあり得ない、客録だけの美しさなのです。その美録音の要因は、録音者の腕とマスター鮮度。実は、本作を録音したのはイタリアの名手「Biccio59」。80年代に膨大な数のイタリア録音を残したと言われており、本作はそのオリジナル・カセットからダイレクトにデジタル化されているのです。実際、本作の瑞々しさはダビング・ゼロの大元マスターでしかあり得ず、クリアな録音はよほどの名手でないと不可能。それこそ、ダン・ランピンスキーや日本の名門キニーにも匹敵する。一説によると、これからも「Biccio59」の大元マスターが続々発掘されるようですが、どんな超名盤が誕生するのか……。期待で肌が粟立つ素晴らしいサウンドなのです。閑話休題。そんな美音で描かれるのは伝説の初来日を彷彿とさせつつ、『ALCHEMY』とは似て非なるショウ。ここでセットの内容を整理しておきましょう。 ●MAKING MOVIES(4曲)・Expresso Love、Romeo And Juliet、Tunnel Of Love、Solid Rock ●LOVE OVER GOLD(4曲)・Industrial Disease、Love Over Gold、Private Investigations、Telegraph Road●ExtendedancEPlay(2曲)・Twisting By The Pool、Two Young Lovers ●その他(3曲)・Sultans Of Swing(DIRE STRAITS)、Once Upon A Time In The West(COMMUNIQUE)、Going Home: Theme From Local Hero ……と、このようになっています。日程も近いために『ALCHEMY』と酷似しているものの、ポイントなのは『Love OVER GOLD』の「Industrial Disease」と『ExtendedancEPlay』の「Twisting By The Pool」。現在では『ALCHEMY』も2枚組CD仕様に拡大されていますが、そこでも聴けない2曲であり、どちらも日本公演でも演奏された名曲。特に「Twisting By The Pool」はこのツアーの後にはほとんど演奏されなかった貴重な1曲なのです。さらに2公演から編集された『ALCHEMY』と違うのは全編を貫くショウの生々しさ。先述しましたが、本作は観客のノリも正確に感じ取れる。その1曲1曲で醸成されていく熱狂、それに煽られるように加熱していく演奏、大曲「Sultans Of Swing」の熱いギターソロで思わず沸き上がる喝采のリアリティ……。ライヴは生もの、観客もショウの一部とは言いますが、1回通しのショウならではの臨場感がたっぷりと味わえるのです。とにもかくにも、衝撃の超端正サウンド。これからどんな「Biccio59」コレクションが飛び出てくるのか。もしかしたら、2020年は「Biccio59の年」になるかも知れない……そんな予感が脳裏をよぎる端正を極めた美録音。 Live at Stadio Comunale, Ferrara, Italy 6th July 1983 TRULY PREFECT SOUND Disc 1(43:35) 1. Intro 2. Once Upon A Time In The West 3. Industrial Disease 4. Expresso Love 5. Romeo And Juliet 6. Love Over Gold 7. Private Investigations Disc 2(61:11) 1 Sultans Of Swing 2 Twisting By The Pool 3 Two Young Lovers 4 Tunnel Of Love 5 Telegraph Road 6 Solid Rock 7 Going Home: Theme From Local Hero Mark Knopfler - Guitar, Vocals Hal Lindes - Guitar, Vocals John Illsley - Bass, Vocals Alan Clark - Keyboards Terry Williams - Drums

Dire Straits ダイアー・ストレイツ/Italy 1983

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