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Cyndi Lauper シンディ・ローパー/Tokyo,Japan 10.11.2019

デビュー35周年ツアーで4年ぶりに日本に戻ってきたシンディ・ローパー。その最新ジャパンツアーの第一報となるオリジナル録音が最速リリース決定です。そんな本作に収められているのは「2019年10月11日オーチャードホール公演」。その傑作オーディエンス録音が登場です。何しろ、最新ツアーは現在まさに進行中。特にオーチャードホールでは3公演も行われますので、まずはツアー日程でショウのポジションを確かめておきましょう。・10月8日:仙台サンプラザホール・10月10日:オーチャードホール・10月11日:オーチャードホール ←★本作★・10月15日:名古屋市公会堂・10月18日:本多の森ホール ・10月21日:広島上野学園ホール・10月23日:グランキューブ大阪・10月25日:オーチャードホール(追加公演)以上、全8公演。今回の更新が行われる頃には名古屋公演の真っ最中ですが、本作はその1つ前。いかに本作が最速のリリースかがご理解頂けるのではないでしょうか。そんなショウを記録した本作は、キラキラと輝くようなオーディエンス録音。オーチャードホールというと厚めのホール鳴りになりがちなのですが、本作はむしろクッキリとした芯が真っ直ぐに届く美録音。出音のせいかやや高音に寄り気味ではあるものの、その1音1音が輪郭も鮮やかに描かれ、美しいメロディもシンディの歌声も晴れ渡った青空のように清々しい。実のところ、重低音成分はあまり感じないのですが、そのためにベースもヴァイヴよりは輪郭が際立ち、アタック音もラインも鮮やか。もちろん、プリンスのNPGにも在籍していたカット・ダイソンのギターもキレイに捉えられています。ただし、サウンドボードと間違えるようなゼロ距離録音かというと、そうではない。ヘッドフォンで耳を澄ませば空間感覚もあるのですが、そのホール鳴りがなぜか曇りや濁りにならず、歌声やシンセに絶妙な降り注ぎ感を与えている。「I'm Gonna Be Strong」でドラマティックに響き渡る歌声のなんと素晴らしいことか……。サウンドボード的ではなくとも、素晴らしくクリアでポップスの美しさ、親密感をたっぷりと味わわせてくれる美録音なのです。そのサウンドで描かれるショウは、衝撃のデビュー時代がフラッシュバックしつつ、長いキャリアのいろんなシーンも浮かぶ素晴らしさ。その内容とは…… ●SHE'S SO UNUSUAL(5曲)・She Bop/All Through the Night/Money Changes Everything/Time After Time/Girls Just Want to Have Fun ●TRUE COLORS(2曲)・Change of Heart/True Colors ●SHINE(2曲)・Eventually/Shine ●その他(7曲)・The Goonies 'R' Good Enough『THE GOONIES』/I Drove All Night『A NIGHT TO REMEMBER』/I'm Gonna Be Strong『TWELVE DEADLY CYNS...AND THEN SOME』/You Don't Know『SISTERS OF AVALON』/Not My Father's Son『KINKY BOOTS』/Hope/New Song from Working Girl ……と、このようになっています。デビュー作『SHE'S SO UNUSUAL』の約半分を軸としつつ、映画『グーニーズ』に提供した「The Goonies 'R' Good Enough」やミュージカル『キンキーブーツ』の「Not My Father's Son」、最新シングルの「Hope」や新曲まで披露するのです。そんなセットだけでなく、本作はMCも聴きどころ。シンディ自身も「ハロー、元気? ちょっと待ってください」と片言の日本語を話すものの、ほとんどは女性通訳が同席する。これが結構面白い。オープニングの「I Drove All Night」が終わると、早速のMCで「この髪型最高ですよね……髪型じゃないか。ヘッドドレス最高ですよね。二十歳以上の方いらっしゃいます? そうは見えないんですけど」笑いを取る。その後も長いキャリアを振り返るように曲についてのエピソードを話す。例えば「Eventually」の前では「次の曲は坂本○一さんと書きました。ブルース曲は哀しい事を歌っていても、結局はラヴソングなんですよね。私も地球に向けてラヴソング、地球を愛した人と台無しにした人達のために書きました」と話す。「You Don't Know」の紹介では「書いたのは90年代ですね。何となくこう、上手く行ってきたかなぁって頃ですね」、「Shine」では「インディーズがダメになって日本で出し直したんですけど、日本だけなんですよ。このアルバムが手に入るのは」と、長い歴史をビビッドに感じさせてくれるのです。さらにはタイトル不明の新曲を演奏する前にも、現在手掛けているミュージカル『WORKING GIRL』の曲である事、そのストーリーなど、音楽だけでは分からない詳細を日本語で伝えてくれるのです。こうした内容がビビッドに伝わるだけでも興味深いですが、この女性通訳自身もなかなかユーモアのある人。「あの、すみません。今“Fuck it up”を日本語でどう言えばいいかと(シンディから)訊かれたんですけど……」「私もよく分からなかったですけど、変な冗談だったみたいですね。酒飲みのジョーク」と、生真面目すぎないやりとりで会場を大いに沸かせる。「Not My Father's Son」でもシンディに曲名の日本語を求められては「僕の、お父さんの、息子じゃない……直訳です」と話し、ハイライトの「Girls Just Want to Have Fun」のコール&レスポンスでも「耳つんざけるくらいの声で歌ってー」と訳す声がなんともイイ感じに気が抜けてる。その度に現場は暖かい空気に包まれ、笑顔が広がる会場が目に浮かぶようです。そして、息も止まるような「True Colors」の感動に包まれて幕を閉じる本作。軽快なリズムに35年前の記憶が甦り、美しいメロディにシンディの歌声と共に歩んだ月日がフラッシュバック。そして、シンディのMCと通訳にも思わず微笑んでしまう。そんな35周年の日本だからこそのショウを素晴らしいクリア・サウンドでフル体験できるライヴアルバムです。日本から愛され、日本を愛したシンディ・ローパー。彼女と同じ時代を生きてきた事自体が嬉しくなってくる1本。 Live at Orchard Hall, Tokyo, Japan 11th October 2019 PERFECT SOUND(from Original Masters) Disc 1 (57:07) 1. I Drove All Night 2. MC 3. She Bop 4. All Through the Night 5. Hope 6. I'm Gonna Be Strong 7. The Goonies 'R' Good Enough 8. MC 9. Eventually 10. MC 11. You Don't Know 12. Band Introductions & MC 13. Shine 14. Money Changes Everything Disc 2 (33:45) 1. Intro 2. Change of Heart 3. MC 4. New Song from Working Girl 5. Time After Time 6. Girls Just Want to Have Fun 7. Not My Father's Son 8. True Colors

Cyndi Lauper シンディ・ローパー/Tokyo,Japan 10.11.2019

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