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Ritchie Blackmore's Rainbow レインボー/CA,USA 1997 Complete

英雄リッチー・ブラックモアがHRギタリストとしてのキャリアに区切りを付けた運命の1997年。その極上フル・ライヴアルバムが新発掘。ドゥギー・ホワイト時代の極上ライヴアルバムが2作同時リリースとなりますが、本作はその第2弾。「1997年3月18日ハリウッド公演」の超絶級オーディエンス録音です。このショウはFM放送が知られ、「90年代RAINBOW最後のサウンドボード」として有名でもありました。しかし、本作はFMサウンドボードより遙かに長い完全版であり、なおかつ(客録にも関わらず)サウンド・クオリティも大幅に超越してしまった超絶なる1本なのです。そんなクオリティの前に、まずはショウのポジション。このショウがいかに“HRギタリスト:リッチー”の最終盤だったのか。当時の日程から振り返ってみましょう。1995年《8月『孤高のストレンジャー』発売》・9月30日-11月4日:欧州#1(25公演)・11月11日-23日:日本(9公演)1996年・6月27日-7月7日:南米(8公演) ・7月21日-8月11日:欧州#2(13公演)《チャック・バーギ脱退→ジョン・ミセリ加入》1997年・2月20日-3月19日:北米(18公演) ←★ココ★・5月31日:デンマーク(最終公演)《RAINBOW解散→BLACKMORE’S NIGHT始動》 これが90年代のRAINBOW。欧州/日本/南米と巡ってきたわけですが、HR/HM絶滅期の北米は1996年末になってようやく『STRANGER IN US ALL』がリリース。それに伴って行われた米国ツアーも正味1ヶ月でアッサリ終了してしまいました。本作はそんな「北米」レッグの17公演目。RAINBOW崩壊から数えて3公演目という最終盤のコンサートでした。そんなショウで記録された本作は、まさに「サウンドボード超え」の超・名録音。別に従来のFMサウンドボードが悪いわけではなく、当店でもプレスCD『HOLLYWOOD 1997(Black Box 019)』として定番化するほど。本作は、オーディエンス録音にも関わらず、そんな傑作サウンドボードを超越してしまっているのです。もちろん、距離感のない力強い芯や細やかなディテールも絶大ですが、それだけなら「サウンドボード並」ではあっても「超え」にはならない。真に素晴らしいのは、自然な鳴りと均整の取れたアンサンブル、そしてビシッと不動の安定感でしょうか。例えば、従来FMサウンドボードは完全ゼロ距離のド密着ではあるものの、肝心のギターが引っ込んでいてドラムとヴォーカルだけが妙に強調。あまりに出すぎて、歌声と打音のピークも歪んでいました。これまでは現場音が原因とも思われてきたわけですが、本作を聞く限り現場ミックスは(通常通りに)美しい。恐らくは、放送局側スタッフにRAINBOWへの理解がなかったのかも知れません。そして、そのサウンド以上となるのは、遂に日の目を見たフルショウの醍醐味。どの曲が初登場なのか、FMサウンドボードと比較しながらセットを整理しておきましょう。旧来のFM版でも聴けたパート・パープル時代:Mistreated(★)/Lazy(★)/Perfect Strangers/Woman From Tokyo(★)/Burn/Smoke On The Water ・ロニー時代:Long Live Rock 'n' Roll/Man On The Silver Mountain・グラハム時代:Since You Been Gone 今回初めて登場したパート・ロニー時代:Temple Of The King・ジョー時代:Spotlight Kid/Difficult To Cure/Maybe Next Time(★)/Street Of Dreams(★) ・孤高のストレンジャー:Wolf To The Moon/Still I'm Sad/Black Masquerade/Ariel・その他:Greensleeves/Blues/Hey Joe(★)※注:「★」印は公式盤『BLACK MASQUERADE』で聴けなかった曲。……と、このようになっています。サウンドボード版はDEEP PURPLEやロニー&グラハム時代に偏りまくっていた(やっぱり理解がないですね)わけですが、本作はジョー時代のナンバーや新曲も盛りだくさん。最終デンマーク公演のセットに似ていながら、さらに幅広くカラフルなショウになっています。そして、そんなセットを綴るパフォーマンスはHR時代最後の輝き。実のところ、ややリラックスした演奏は猛烈な情熱が吹き出す!という感じでもないのですが、かと言ってやる気に欠けるわけでもない。前述したようにあらゆる時代の曲を繰り出すムードは非常にノリが良く、大合唱が頻繁に発生。リッチーもフレーズのキレよりグルーヴで会場をグイグイとノセては楽しそうに眺めている姿が浮かんでくるよう。アメリカらしいショウなのかも知れません。このショウの後、2公演を経てRAINBOWは崩壊。19年後に復活を果たすものの、そこにいたリッチーは“HRギタリスト”ではありませんでした。もちろん、今なおアコギで魅惑のフレーズを紡ぐセンスに陰りはありませんが、エレクトリックで燃え上がるリッチーは1997年を最後にいなくなってしまったのです。そんな最終盤のフルショウをサウンドボード超えの極上サウンドで味わえる新名盤。 Live at Billboard Live, Hollywood, CA, USA 18th March 1997 TRULY PERFECT SOUND Disc 1 (60:15) 1. Over The Rainbow 2. Spotlight Kid 3. Long Live Rock 'n' Roll 4. Misrtreated 5. Wolf To The Moon 6. Difficult To Cure 7. Keyboards Solo 8. Still I'm Sad 9. Bass Solo 10. Drums Solo 11. Man On The Silver Mountain Disc 2 (72:46) 1. Trad Song / Greensleeves 2. Temple Of The King 3. Black Masquerade 4. Blues 5. Ariel 6. Lazy 7. Since You Been Gone 8. Perfect Strangers 9. Maybe Next Time 10. Woman From Tokyo 11. Hey O.J (Hey Joe) 12. Burn 13. Smoke On The Water 14. Street Of Dreams Ritchie Blackmore - Guitar Doogie White - Vocals Greg Smith - Bass, Backing Vocals Paul Morris - Keyboards John Miceli - Drums Candice Night - Backing Vocals

Ritchie Blackmore's Rainbow レインボー/CA,USA 1997 Complete

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