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Led Zeppelin レッド・ツエッペリン/ヤング・ジョッキー Broadcast 1976

映画のサウンドトラック版2枚組LPとして1976年10月にリリースされたツェッペリン初の公式ライヴLP「永遠の詩 (狂熱のライヴ)」の発売時に、有名DJの解説入りで、某有名ラジオ音楽番組にて、6曲を丸ごとオンエア紹介した際の、貴重なエアチェック・テープを収録。ディープなマニアが当時録音し、大切に保管していたカセット・マスターをダイレクトにデジタル化。その劣化が殆ど感じらないクリアーでパワフルな音質は実に素晴らしく、鮮度も大変良好で、これが36年も前の放送を録音したテープとは信じられないようなコンディションです。(まるで、昨日・今日の放送録音テイクのようです。)熱心な洋楽ファンが多い当店のお客様達の中には、「永遠の詩」収録のライヴ・テイクを、このプレヴュー放送で初めて、聴いたファンの方々もいらっしゃるのではないでしょうか。名盤・名音源との対峙。これもまた、ロックの一つの重要な歴史であり、ツェッペリン初の公式ライブ盤の音源がDJの絶妙なトークと一緒に、日本列島全国に響き渡った瞬間というのは、それは凄いものがあったのではないでしょうか。ネットや携帯が無い中で、メディア発信のコミュニケーション・ツールとしての、ラジオの影響というのは、当時、今とは比較にならない位、絶大なものあり、その中で、ここまで強烈なツェッペリンのライブ音源を洋楽ファンにダイレクトかつストレートな手法で届けた本番組のインパクトは凄いものがあったと推測されます。それも触りの部分をちまちまと放送するのではなく、アルバムの中でも最も美味しい部分である Rock And Roll~Celebration Day、 Stairway To Heaven、The Song Remains The Same~The Rain Song、そして極めつけはラスト放送枠いっぱいに配された15分近いWhole Lotta Loveで、それらを全て途中カットすることなく、全部聴かせてしまう、当時の太っ腹な放送メニューは実に素晴らしいと言えます。正直、これをエアチェックすれば、わざわざアルバムを購入しなくても、美味しい部分は楽しめてしまうわけですが、これはこれでお金の無い学生にはこれはありがたかったでしょうし、一般のロックファンならば、こんなに凄いテイクをラジオでたっぷり聞かされたら、これはもう次の日、アルバムを買わないわけにはいかないでしょう。学生だったら、放送の翌日、学校の(数少ない)洋楽の仲間内で「ツェッペリンのライブ盤聞いた?」と盛り上がりこと間違いなしで、こういったストレートかつ大胆な内容の番組がプロモーションとして絶大な効果を上げていたことは間違いないでしょう。(まぁそれだけ当時の音楽が魅力的であり音楽そのものの質が優れていたからですが。)情報の多い都会のファンはともかく、私のような田舎者が、76年当時「ちびまるこちゃん」みたいな生活環境の中で、突然こんな凄いものを1時間に渡って聴かされたら、これはもう、人生やモノのを価値観・人生観を変える一撃になったかもしれないと言っても過言ではないでしょう。ツェッペリンの音楽が素晴らしいのは当たり前ですが、それと同様に、DJの語りが実に素晴らしくも楽しく、冒頭、いきなり「この2枚組のタイトルは、ソング・リメインズ・ザ・ソング・・え?この僕の持っているレーベルコピーは間違っていますね(笑)」と、頭から楽しさいっぱい。この後、DJが観た1971年の初来日公演に関して語るのですが、「とにかく、僕が今まで見たロックのコンサートの中では、やはりツェッペリンのが一番凄くて、何しろ4時間、出ずっぱりで、休憩なしで延々とやるわけですよね。」といかにその時のツェッペリンのステージが、いかに凄いかを熱弁してくれます(ここから、初来日は4時間も演奏したという誤った認識がファンの間で生まれてしまったと思われます。)。興味深い、当時のエピソードも必聴。(結局、演奏中にあくびをしていたのはボーナム?ジョンジー?となってしまったのではないでしょうか)素晴らしいのは Stairway To Heaven後のDJの語りで、この段階で、キチンとアルバムの方向性・位置付を明確に言葉にしているのは流石と言った感じですので、ここに抜粋します。「これは彼等の造った映画のサントラ盤なわけですよね。映画に付随したレコードというわけで、そうした意味での一種の制限みたいなのが出てくるわけで、そうしたことを考えながら聞かないと、ちょっと可哀想みたいなところがあるわけです。例えば、Dazed & Confusedは26分53秒、Moby Dickは12分47秒やってみたりして、明らかにレコードとして聞いたらこの2曲はつまらないわけですね。だけど、これは視覚的なものと一緒に見ればそれなりの迫力があるのかもしれませんけど、曲だけ聞くと少々、冗漫みたいなところがあるわけです。ただ、非常に巧妙な選曲がなされていまして、この辺は、いかにもレッド・ツェッペリンらしくて、面白いと言う感じがしました。あえてライブ・アルバムを造るという必然性みたいなものが問題になってくると思うんです。僕はライブ・アルバムというのは二つの性格があるんだと思うんです。ひとつはいわば「記録としてのライブ」、もうひとつは、クリームやオールマンにも共通することなんですが、日頃スタジオやなんかで聴けない、インプロヴィゼイションや何かをライブアルバムとして記録する、という2つの性格があるんだと思うんです。で、こういう2つの性格を考えたライブアルバムというのは今までたくさん出てて、それなりに名作も多いわけなんですが、やはり、ひとつの限界みたいなのはあるわけですよね。僕がレッド・ツェッペリンに期待したのは、もっとそういったものとは違う新しい形のライブ・アルバムを彼等が造ってくれるんじゃないかと言うそういう希望があったわけです。で、サイド1を聴いたときには「これは凄い!」と。要するにRock And Roll、Celebration Dayは、この辺は割と昔の曲なわけですが、ところが、このライブアルバムで聴くと、完全にもう新しい曲と言っていい位、非常に新鮮な印象を受けるわけです。これはもう、最近の「プレゼンス」なんかと共通する音で、Rock And Rollなんて、まったくこれがそのまんま「プレゼンス」に入っていても、おかしくない位な、非常に明確な音に録られているわけです。この辺は、レッド・ツェッペリンは考えて、それなりに造っていると思うんです。Whole Lotta Love、No Qurter, Dazed & Confusedにしても、いわゆる、昔、聴いたことある曲とは、全く違う音質と音の性格として録られていて、その辺は彼等の考えてる感じがするんです。(中略)今度はサイド1の後半を聴いてもらうんですが、僕はこのアルバムの中では、The Song Remains The SameとThe Rain Songのこの2曲の迫力が一番あって、一番良質なのではないかと思います・・・。」貴方を1976年10月の夜に誘う必聴の一枚。絶妙なタイムスリップ感覚が楽しめる、35年前の貴重な記録です!! Broadcast Date : 24th October 1976 1. Rock And Roll 2. Celebration Day 3. DJ Talk 4. Stairway To Heaven 5. DJ Talk 6. The Song Remains The Same 7. The Rain Song 8. DJ Talk 9. Whole Lotta Love

Led Zeppelin レッド・ツエッペリン/ヤング・ジョッキー Broadcast 1976

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