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Beatles ビートルズ/ゲット・バック Get Back Glyn Johns Mix with Let it be & 16 Other Songs

話題沸騰の幻のアルバム「GET BACK」の最新決定盤が満を持しての登場です!今から二年前、ビートルズの未発表アルバムのバージョン違いの集大成「GET BACK COMPLETE EDITION」がリリースされた際「これからもオフィシャルでアルバムそのものがリリースされることはないでしょう」と申し上げたのですが、ご存じのように今月そのアルバムが遂にオフィシャルでリリースされることと相成りました。その日が訪れるとはね。これにてLPでもCDでも数え切れないほどリリースされてきた「GET BACK」アイテムがお役目御免になる日がやってきたのか…とマニアが思いを馳せようと思っていたところ、どうやらリリースされるのは「1969年版と70年版の混成」であり、中でも世界中のマニアを狼狽させたのはリリース前のプレビューとして「For You Blue」が配信された際、それが70年版ミックスだったという事実。いかにもオフィシャルで起きそうな事態ではないでしょうか。ところがこれで話は終わらず、いざリリースされてみれば日本盤にはしっかりと69年版ミックスで同曲が収録されていたという。それでいて海外版やLPでは70年版のままというバージョンもあり、何とも一筋縄ではいかない様相を呈しています。少なくとも69年版と70年版の間でもっともミックスの違いが現れていた「For You Blue」が日本盤では正しく収録されていた点は不幸中の幸いかと。さらには曲間のおしゃべりだけ突然ヒスノイズが入ったりと明らかに複数ソースを継ぎ接ぎした痕跡が多々あるという有様でした。こうした状況によって、今回のリリースを境にてっきり価値が半減すると思われていた各種「GET BACK」アイテムは皮肉なことに生き長らえる状況となってしまいました。少なくとも今回のオフィシャルが大なり小なり69年版と70年版の折衷という状態でリリースされた訳で、となると各年代をコンプリートに収めたアイテムはそれだけで価値が色褪せない。この現状に打ってつけなアイテムが2019年にリリースされた先の「GET BACK COMPLETE EDITION」であり、今こそ必要とされるアイテムでもある。ところが本タイトルはSold Out。しかし今回の状況の中で「GET BACK」の集大成たる名盤だった本作が手に入らない状況などありえない…ということで再リリースが決定しました!二年前、ディスク四枚に渡ってまとめ上げた「GET BACK」の集大成ですが、もちろん単なる再発にはとどまらない、今回の状況を踏まえた内容の見直しを行っています。まず一枚目ですが、メインに収録されていた1月30日製作のアセテートだけに内容を絞り、ボーナスとして収録されていた「Beatles Sunday」と呼ばれたオールディーズ・ジャムをまとめたアセテートのパートをカット。よってグリン・ジョンズが1月26日と27日にまとめ、30日のルーフトップ・コンサート終了後に彼が作成した通称「Get Back Mark 1」だけを収録しました。これが後に「KUM BACK」方面のLPアイテムの元となっていたのですが、アセテート固有のノイズを奇麗に取り払ってみせた驚異の仕上がりは今回も健在。Mark 1はこれが永久ベストソースとなるでしょう。今回の再リリースにおいてもっとも内容の刷新を行ったのは二枚目のディスク。前回はビートルズ最初期のアンダーグラウンドLPだと言われる「O.P.D.」を収録していましたが、今年に入ってから同LPを収録した新たなアイテムが登場していることもあり、今回は同LPを収録する代わりに、同LPの元になったと思われる「GET BACK」完成前のアセテートの内容を再現したバージョンを作り上げたのです。「O.P.D.」と言えば各「KUM BACK」アイテムには収録されず、なおかつ後の完成版「GET BACK」よりも収録時間の長い「Dig It」を収録していることがマニアの間で知られていますが、そのアセテートは69年の5月初旬に作られたもの。この時点でほとんど完成版「GET BACK」に内容は近づいていたのですが、そこに無いパートの一つが長い「Dig It」でした。もう一つは「Get Back」を終えた後の場面も長く収録されている。残念なことにこの5月初旬にジョンズが作った完成直前のアセテートの現物は発掘されていません。また、「O.P.D.」は元のステレオミックスのLchの音しか入っていないという大きな欠点もありました。そこで同盤にだけ収録されていたDig Itのパートを「Beatles Sunday」のアセテートから、Get BackのイントロはMark 1のアセテートから、さらにそれでも足らないGet Back演奏後のチャット部分だけ映画「LET IT BE」(あるいは来月公開される「GET BACK」)の撮影班が録音した、モノラルのいわゆるナグラ音源からパッチして片チャンネル欠落の欠点も無いGet Back Mark 2を復元するという今までにない斬新なコンセプトでまとめました。つまり「O.P.D.」の大元になったアセテートの完全再現ということ。今回のオフィシャルのライナーでも触れられていた、アセテートの流出の原因がジョンによるものという説(おまけに本人も否定せず)がある中、もしかしたら彼がジャーナリストに渡したのはこのバージョンだったのかもしれません。そして三枚目と四枚目には各年代の「GET BACK」を今回も収録。どちらも若干ながら遅かったピッチをアジャスト。さらにまた若干ながらイコライジングをやり直しており、どちらもウォーミーさが増しています。また70年版に関しては「Let It Be」の演奏終了時、キーボード類の減退音がヨレて(左チャンネルを注意して聞いてみてください)さらに微妙に余韻が欠けてしまう箇所を補修。ピッチを正確にアジャストした事で現存するアルバム・マスターのテープボックスに記されたランニングタイムと本盤のディスク4は完全に一致しており(テープボックスの写真はジャケット内側をご参照ください)、マニアックなポイントではありますが、このことからも単なる再発に留まらない徹底した見直しを図ったことが解ってもらえるかと。 これまた皮肉なことに、今回のオフィシャル・リリースが実現したことによって、むしろ69年版と70年版それぞれが資料として必要になってしまいました。しかもライナーノーツの中ではグリン・ジョンズがいかに重要な役割を果たしたかということが詳細に触れられていたのですが、そこに登場するアセテートまで網羅しているのが本タイトルの便利なところ。それを読みながら聞けばどっぷり浸れることでしょう。THE BEATLES - DEFINITIVE GET BACK (With Let It Be & 16 Other Songs)(4CD) Disc 1(38:15) [Get Back: Mark 1] [Glyn Johns 30th January 1969 Mix] 1. Get Back 2. Teddy Boy 3. Two Of Us 4. Dig A Pony 5. I've Got A Feeling 6. The Long And Winding Road 7. Let It Be 8. Don't Let Me Down 9. For You Blue 10. Get Back 11. The Walk Disc 2(43:28) [Get Back: Mark 2] [Glyn Johns 7th-9th May 1969 Mix] 1. One After 909 2. Link, Rock 'n' Roll, Chat 3. Don't Let Me Down 4. Dig A Pony 5. I've Got A Feeling 6. Get Back 7. For You Blue 8. Teddy Boy 9. Two Of Us 10. Maggie Mae 11. Dig It 12. Let It Be 13. The Long And Winding Road 14. Get Back (Reprise) Disc 3 (42:47) [Get Back: Mark 3] [Glyn Johns 28th May 1969 Mix] 1. One After 909 2. Link, Rock 'n' Roll, Chat 3. Don't Let Me Down 4. Dig A Pony 5. I've Got A Feeling 6. Get Back 7. For You Blue 8. Teddy Boy 9. Two Of Us 10. Maggie Mae 11. Dig It 12. Let It Be 13. The Long And Winding Road 14. Get Back (Reprise) Disc 4(43:48) [Get Back: mark 4] [Glyn Johns 5th January 1970 Mix] 1. One After 909 2. Link, Rock 'n' Roll, Chat 3. Don't Let Me Down 4. Dig A Pony 5. I've Got A Feeling 6. Get Back 7. Let It Be 8. For You Blue 9. Two Of Us 10. Maggie Mae 11. Dig It 12. The Long And Winding Road 13. I Me Mine 14. Across The Universe 15. Get Back (Reprise)

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