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Rainbow レインボー/オン・ステージ 45周年特別版 On Stage Tokyo,Japan 9.16.1976 Evening Show Best Edition

伝説の初来日から45周年を迎えた2021年の師走。アニバーサリー・イヤーを記念するかのような特別アルバムが2CDで登場です。その特別版に封じられているのは「1976年12月16日:日本武道館(夜の部)」公演。そう、マニアの夢をカタチにしたステレオサウンドボード・アルバム『DEFINITIVE ON STAGE』の45周年特別版です! RAINBOW関係でも記念希に見る大ヒット・タイトルだけに、本稿に目を留めた方なら内容はご存知かもしれません。しかし、入門用にも最適な1本だけに未体験の方にもご理解頂けるよう、基本から始めさせて頂きます。「12月16日:日本武道館(夜の部)」は、伝説の初来日でも記念すべき最終公演。名盤『ON STAGE』にも採用され、数々の極上オーディエンス録音でも伝えられてきた名演中の名演です。その一方で、このショウは多数のサウンドボードが残された事でも有名。『DEFINITIVE ON STAGE』とはその中でも最高峰のマスターを駆使し、最高峰クオリティで最長版を実現したライヴアルバムなのです。とは言え、残されたサウンドボードを全部使っているわけでもない。まずは、この日を記録したサウンドボードを整理してみましょう。・SBD#1:公式『ON STAGE』本編の一部・SBD#2:コージー所有のカセット・SBD#3:『THE END OF RISING』・SBD#4:『SOUNDBOARD ARCHIVES 1976』の3曲分 ・SBD#5:公式『ON STAGE』デラックス・エディションのCD2以上、5種類のサウンドボードが現存しています。この中でも最高峰クオリティと言えば「SBD#5(公式盤には大阪とクレジットされていますが、正しくは日本武道館です)」。オフィシャル発掘されただけあってマルチから精緻にミックスされた文字通りの公式クオリティは絶大でした。しかし、惜しむらくはフル収録ではなかった。CD1枚に収めるためなのか、はたまたマスターに不備があったのか、ショウの後半(Stargazerからキーボード/ドラムソロ/Still I'm Sadパート)がバッサリとカットされた不完全版だったのです。『DEFINITIVE ON STAGE』は、その欠けパートをコージー・テープの「SBD#2」で可能な限り補填。さらにサウンドボードが存在しない数分間(ドラムソロ終盤と終演を告げるOver The Rainbow)を極上オーディエンス録音で補完して最長フル・ライヴアルバムに仕上げたものなのです。こうして誕生した「完全版ON STAGE」はあっと言う間に完売・廃盤。1年を待たずにリリースされたリマスター・バージョンも大ヒットで瞬く間に市場から姿を消してしまいました。本作は、そんな大人気盤の最新・最高峰盤なのです。45周年を記念するにあたって再度のリマスターに挑戦したわけですが、今回のポイントは執念の精度。前回のリマスター盤『Rising Arrow-064』もピッチや位相は完璧で、普通なら手の加えようがない高次元の仕上がりでした。そこからアップグレードを図るため、今回挑戦したのはノイズ・リダクション。もちろん、通常の機械的なノイズ・リダクションでは演奏音の機微まで削ってしまいますし、音色も変化してしまいます。そこで、今回は「演奏音に影響しないギリギリ」を追究しました。高周波のヒスノイズや低域のハムノイズなど、演奏音の影に隠れていたノイズも見つけ出しては微調整。でも、ちょっとでも演奏音が変質したらやり直し……という偏執狂的な作業で磨き上げていったのです。その結果、生まれたサウンドは確かに過去最高。さすがに『ON STAGE』デラエディの公式パート(主に前半)は大きく変化したとは言いがたいのですが、コージーテープ・パート(後半)は明らかに違う。パッと聴いただけでも「サーッ」というヒスがかなり軽減され、大音量でやっと気づく程度だった「ブーン」というハムも感じられない。奇跡の名演だけが漆黒の無音部からそそり立っているのです。ショウ内容に関しては多くを語る必要もないでしょう。英国ハードロックの粋とも言うべき、あのフルショウ。何百・何千と繰り返してきた大名演を過去最高峰のステレオ・サウドボードが脳みそに流し込まれる。これまでものアップグレード盤も音の確認のつもりが、いつの間にか演奏に取り込まれて「やっぱ武道館最終は凄いわ」なってしまう。あの醍醐味をまた味わえるのです。初来日45周年を迎えるにあたり、2021年に可能な事をやり尽くしました。ギリのギリッギリまで攻めたノイズ・リダクションですから「まるで別物に生まれ変わった」と言うよりは「針先の頂点まで究めた」と言った方が良いかもしれません。しかし、それに挑戦するほど『DEFINITIVE ON STAGE』は価値のあるアルバムなのです。英国ハードロックの理想にして、マニアの夢の結晶。「1976年12月16日:日本武道館(夜の部)」の最長ステレオ・サウンドボード録音。『ON STAGE』デラックス・エディションの公式SBDと、コージー・パウエル秘蔵のSBDテープを合体させた『DEFINITIVE ON STAGE:』の最高峰更新盤です。従来盤でも十分に極上でしたが、本作は演奏音が変質しないギリギリのノイズ・リダクションに挑戦。高音域のヒスや低域のハムのイズなどがかなり軽減され、極太なサウンドボード音声がくっきり切り立つサウンドを実現しました。初来日45周年を記念する究極のライヴアルバムです。(リマスター・メモ)コージー・テープ部の高周波ノイズと低周波ノイズを除去。特に低域のハムノイズがなくなり若干聞きやすくなりました。帯域若干調整。特に低域の補強。Live at Budokan, Tokyo, Japan 16th December 1976 Evening Show STEREO SBD(BEST EDITION) Disc 1 (61:14) 1. Over The Rainbow 2. Kill The King 3. Mistreated 4. Sixteenth Century Greensleeves 5. Catch The Rainbow 6. Man On The Silver Mountain/Blues/Starstruck/Man On The Silver Mountain Disc 2 (55:06) Taken from the original master cassette (TDK SD:C90) *belonged to Cozy Powell 1. Keyboard Intro. 2. Stargazer 3. Still I'm Sad incl. Keyboard Solo 4. Drum Solo incl. 1812 Overture 5. Still I'm Sad (reprise) 6. Do You Close Your Eyes オーディエンス録音 7. Over The Rainbow STEREO SOUNDBOARD RECORDING

Rainbow レインボー/オン・ステージ 45周年特別版 On Stage Tokyo,Japan 9.16.1976 Evening Show Best Edition

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