ランディ・ローズ時代末期にして、最強ラインナップが揃っていた1982年。その貴重な生演奏を脳みそに刻みつけるサウンドボード・アルバムがアップグレード。そんな本作に刻まれているのは「1982年1月15日ブルーミントン公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。ひと口に「ランディ時代」と言っても時期によってメンバーが異なり、それぞれに必携のサウンドボード・アルバムが存在します。良い機会でもありますので、ランディ時代のサウンドボード事情をメンバー変遷と合わせて整理してみましょう。1980年・10月2日:サウスハンプトン公演(公式5曲)1981年《3月:デイズリー/カースレイク→サーゾ/アルドリッジに交代》・4月28日:AFTER HOURS(TV放送4曲)・5月2日:ニューヨーク公演(公式1曲)・5月11日『DEFINITIVE TRIBUTE(クリーヴランド)』・7月28日『DEFINITIVE TRIBUTE(モントリオール)』《12月:リンゼイ・ブリッジウォーター→ドン・エイリーに交代》1982年・1月15日:ブルーミントン公演 ←★本作★・2月9日『KALAMAZOO 1982』《3月19日:ランディ・ローズ死去》これが現在までに判明しているランディ時代のサウンドボード群。実のところ、ランディ時代には未だに謎も多く、例えば公式『OZZY LIVE』にしても全11曲中で2曲分しか録音日が判明していない。そのため上記で完全とは言えないものの、聞いて楽しめるレベルの重要音源はこのようになっています。ここで注目したいのは1981年3月/12月でのメンバー・チェンジでして、特に12月にはあのドン・エイリーが迎えられた。その後に行われた1982年ツアーはランディ&ドンというクラシカル・ロックの2大名手がステージを分け合い、リズム隊もルディ・サーゾ&トミー・アルドリッジのパワーチーム。全員がシーンにその名を轟かせるスーパー・グループが誕生したのです。そして、その生演奏が味わえるとサウンドボードと言えば、名盤『KALAMAZOO 1982』、そして本作なのです。もうピンと来ているコレクター諸氏もいらっしゃると思いますが、このサウンドボードは以前から有名。当店でも名作『HOWLING BLIZZARD(一部)』として愛されてきた定番ですが、本作はそのアップグレード・マスターなのです。海外の研究家から提供された新発掘マスターで、そのサウンドは絶品。あくまでヴィンテージ・サウンドボードの範疇ではありますが、『HOWLING BLIZZARD』版の曇りがサッと晴れたような明度が素晴らしく、ダイレクト感も格段に向上。ディテールまで鮮明に味わえるフレッシュ・サウンドなのです。一時期、コア・コレクター間では短い(I Don't Knowが欠けていました)代わりに音の良いマスターが話題になった事もあるのですが、今回のマスターは長さ的にも『HOWLING BLIZZARD』以上。残炎ながら未発掘の「No Bone Movies」は今回も未収録ではあるものの、従来のどのマスターよりも長いのです。 そんな最長・最高峰更新マスターだけでも感無量ですが、本作はさらにランディが亡くなった際のニュース番組も追加収録。これもコア・コレクターには知られてきたラジオ音源ではありますが、ベスト・マスターで永久保存されています。2大美旋律プレイヤー、ランディ・ローズ&ドン・エイリーが並び立っていた1982年のOZZY OSBOURNE BAND。2人の天才が……いや、スター・プレイヤー5人が音を重ね合った奇跡の生演奏と直結できるサウンドボード・アルバムです。絶対不可避な貴重サウンドボードがまさかのアップグレードを果たした1枚。「1982年1月15日ブルーミントン公演」のステレオ・サウンドボード録音。海外の研究家から提供された新発掘の最長・最高峰更新マスター。従来マスターの曇りがサッと晴れたような明度が素晴らしく、ダイレクト感も格段に向上。ディテールまで鮮明に味わえるフレッシュ・サウンド。2大美旋律プレイヤー、ランディ・ローズ&ドン・エイリーが並び立つ貴重な生演奏をベスト・マスターで味わえる新名盤です。Met Center, Bloomington, Minnesota, USA 15th January 1982 STEREO SBD UPGRADE!!! (75:42) 1. Diary Of A Madman 2. Over The Mountain 3. Mr. Crowley 4. Crazy Train 5. Revelation (Mother Earth) 6. Steal Away (The Night) 7. Suicide Solution 8. Guitar Solo 9. Drum Solo 10. Goodbye To Romance 11. I Don't Know 12. Believer 13. Flying High Again 14. Iron Man 15. Children Of The Grave 16. Paranoid 17. Randy Rhoads Death Report Ozzy Osbourne - Vocals Randy Rhoads - Guitar Rudy Sarzo - Bass Tommy Aldridge - Drums Don Airey - Keyboards STEREO SOUNDBOARD RECORDING