東京ドームでの来日公演とそれに伴う過去最大のチケット争奪戦2024年末を締めくくる上で「ファースト・アルバム『DEFINITELY MAYBE』リリース30周年特集」を開催!2つ目のリリースタイトルは、同アルバムのツアー最終公演であり、稀代の名曲「Don’t Look Back In Anger」が初披露された、歴史的に超重要な1995年シェフィールド公演の極上アップデートライブ音源となります!これは本当に既発を一蹴する素晴らしいクオリティになっているので必聴です!「まるでサウンドボード」あるいは「これサウンドボードじゃないの?」と耳を疑いたくなるほど音像が激近オーディエンスの名作1995年4月22日のシェフィールド。実際あまりに音が近いせいで本音源の初出タイトルだったFlushbulb盤『ANOTHER PLACE TO PRAY (BURIED ALIVE)』の裏ジャケにはサウンドボードとクレジットされてしまい、さらに直近の最新版であるBayswater盤『GOODBYE TONY, WELCOME SALLY! (WHO'S SALLY)』でもサウンドボードと謳われていたほどでした。それほどまでに音像の近いオーディエンス録音というだけでもポイントが高いのですが、さらに初代ドラマー、トニー・マッキャロルのラスト・ライブ、そして後で触れる非常に歴史的に重要な演奏といった具合に、「音質」「選曲」「内容」の三拍子が揃ったオアシスレア音源史上における有数の名オーディエンスでもある。それまで大きくても公会堂クラスの会場に留まっていたオアシスが初めてアリーナへ進出したドキュメントとしての価値も計り知れない。とはいえ本音源は音像の近いオーディエンス録音であるが故に「音の厚み」を欠いた感があり、確かに流出PAアウトのサウンドボードのような錯覚を与える独特の音質でもありました。特にノエルのアコースティック・コーナーはトータルな音質の弱さが気になるパートでした。先に触れた最新既発盤のBayswater製『GOODBYE TONY, WELCOME SALLY! (WHO'S SALLY)』は、特にアコースティックセットでわかりやすくヒスノイズまみれな仕上がりとなってしまって、残念ながらかえって微妙な出来になってしまっています。これはカセット音源の宿命として高音をイコライズするとヒスノイズが増幅されてしまうというのが挙げられます。結果的に同タイトルは音のイコライジングに失敗してしまっていて、歴史的に重要な音源であるにも関わらず決定盤不在であった不遇なライブとも言えるでしょう 幸いにも本音源は元ソースが以前から出回っておりますので、今回はそこに遡っての「Remaster & Remix」を敢行。結果として今回は比べ物にならないほど豊かな高音質バージョンへと生まれ変わっています。先に触れたように本音源は音の厚みを欠いた印象が強いので、最新AI技術でここを徹底的に補正。その結果としてPAサウンドボードのように聞こえた音の激近オーディエンスが今回は「この日のマルチトラックが流出したのか?」と見まごうばかりの仕上がりへと生まれ変わったのです。加えて前述した既発タイトルのような音像に陥らないよう、最新AIノイズ除去技術であらかじめヒスノイズ成分を取り除いてから、リマスター&リミックスを敢行しています。これによって特にアコースティックセットは既発と比較して信じられないほどクリーンな音になりました。本当にこれは神業といえるクオリティでぜひ聴いて頂きたいパートです。またこれほど音像の近い音源であればAI駆使したステレオ状態への演出も可能なのですが、それをやってしまうと単に下品なデミックスへと堕ちてしまいますので、今回は音の広がりを感じさせる程度のステレオ感に留めています。なお「Married With Children」では機材のボリュームを間違って触ってしまったかのように音がフッと消えてしまう瞬間があるのも現存するソースの特徴なのですが、ここはもとから修復のしようがない問題です(既発でカット無しを謳っているタイトルは無音部をつまむか他箇所からのパッチしかありえません)。そのような無粋なフェイクはせず、今回もまた「ない音を演出する」不自然さではなく、あくまで「演奏本来の姿へと復元」する「Remaster & Remix」を徹底し、当該箇所はあえて残しています。そして何と言っても一番のポイントは、ノエルが書き上げたばかり(「火曜(4/18)に書いたばかりの新曲」)として歌われる「Don't Look Back In Anger」のライブ初披露シーン!後にオアシスの代表曲の一つとなっただけにとどまらず、今や日本人の間で「ドンルク」と親しまれるほど90年代ロックが生み出した最高のクラシックにまで昇格する曲が産まれたての姿をこれほどまでの音質で記録されていたというのは幸運だったとしか言いようがない。何しろ出来たての新曲ということでイントロも短めにノエルは歌い始め、コード進行や歌詞もまだ全然完成していない。そんな初々しさに満ち溢れた演奏を聞いていると、掛け値なしに歴史的な瞬間が記録されていたのだと震えるほど。当然リリースはおろか録音すら行われていないというタイミング…よくぞ演奏してくれました。更に面白いポイントは続きます。「Slide Away」演奏前の曲紹介MCを、なんとノエルがボーンヘッドに投げるレアシーンが笑 ボーンヘッドによるでたらめなロシア語もどきのMCをノエルも笑っており、実に和やかな当時のメンバー関係が伺えます。最後に今回はジャケットデザインについてもポイントが!まず表のライブ写真は同日のライブを捉えた現状唯一現存する激レアショットです!加えて上部にある「Don’t Look Back In Anger」の手書き歌詞は、先日まで都内で開催されていたオアシスの展覧会でも公開されたノエル本人直筆の同曲の歌詞草稿になります。中の音源はもちろんのこと、ジャケットデザインに至るまでこだわり抜いた今回のリリースは必携のアイテムです!こうしてオアシスのネクスト・レベルの始まりが記録されている一方、バンド全体も初の公式ライブビデオ『LIVE BY THE SEA』の収録を終えた直後というタイミングからのびのびと演奏しており、ギャラガー兄弟が曲間で笑い合うほど初のアリーナでの演奏を心から楽しんでいる様子がサウンドボードまがいの凄まじい音圧で楽しめる。それ以上に「ドンルク」初披露という超貴重な歴史的瞬間まで捉えたオアシス・ライブ屈指の名音源のベストが遂に刷新。あまりにも音像が激近!既発タイトルをお持ちの方もぜひ聴き比べてください。音源の特徴・1st期のラストを飾ったシェフィールド公演。セットリストも1st期の集大成といった構成。・いにしえのFlushbulbレーベルから「ANOTHER PLACE TO PRAY (BURIED ALIVE)」というタイトルでリリースされた際には誤ってジャケットにサウンドボード音源と記載されてしまうほど安定したオーディエンス録音。・なんといってもDon't Look Back In Angerが初めて披露された記念すべきライブとして有名かつ歴史的に超重要ライブ!ノエルがライブ中に「火曜(4/18)に書いたばかりの曲」と発言しているように、作曲からわずか4日しか経っていないことが伺える。・そして初代ドラマーのトニー・マッキャロルの在籍時最後のライブでもある。・HeadshrinkerやTake Me Awayといったレア曲も演奏しているのがポイント。・一方で、既発最新のBayswaterレーベル盤「GOODBYE TONY, WELCOME SALLY! (WHO'S SALLY)」は、特にアコースティックセットでわかりやすいのだが、ヒスノイズまみれで聴くに堪えない音質だった。原因としてカセット音源の宿命として高音をEQするとヒスノイズが増幅されてしまうというのが挙げられる。同タイトルは音のイコライジングに失敗してしまっていて、結果的に歴史的に重要な音源であるにも関わらず決定盤不在であった。・そこで最新AIノイズ除去技術で、あらかじめヒスノイズ成分を取り除いた上でリマスター&リミックス。・アコースティックセットは信じられないほどクリーンな音になりました。・なお、Married With Childrenで一瞬音が消える箇所がありますが(0:58あたり)、これは元の音源時点でそうなっており、今回は既発盤と違って、つまんだりフェイク編集を行わず、あえて元音源を尊重。Sheffield Arena, Sheffield, England 22nd April 1995 ULTIMATE SOUND UPGRADE!!! Disc:1 (53:23) 1. Introduction 2. Rock 'n' Roll Star 3. Columbia 4. Digsy's Dinner 5. Some Might Say 6. Shakermaker 7. Live Forever 8. Up In The Sky 9. Acquiesce 10. Headshrinker 11. (It's Good) To Be Free 12. Cigarettes & Alcohol 13. Married With Childre Disc:2 (40:22) 1. Take Me Away 2. Don't Look Back In Anger 3. Talk Tonight 4. Whatever 5. Slide Away 6. Supersonic 7. I Am The Walrus Liam Gallagher - lead vocals, tambourine Noel Gallagher - lead guitar, vocals Paul Arthurs - rhythm guitar Paul McGuigan - bass Tony McCarroll - drums