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最終公演の現場にも選ばれたKISSの最大のホーム会場、マディソン・スクエア・ガーデン。かの伝統会場に初めて立った記念すべきフルショウを脳みそに流し込んでくれるサウンドボード・アルバムが登場です。そんな本作に永久保存されているのは「1977年２月18日」。“ROCK & ROLL OVER Tour”の一幕で記録されたサウンドボード録音です。1977年だけでもMSG公演は４回もあったのですが、そのほとんどは12月の“ALIVE II Tour”。２月はこの日１回だけでした。また、“ROCK & ROLL OVER Tour”は1976年／1977年の年末年始をまたいでおり、伝説の初来日が実現したことでも歴史的。まずは、その歩みを俯瞰しつつ、本作のポジションを探っていきましょう。1976年《11月11日『ROCK AND ROLL OVER』発売》・11月11日『NEW YORK REHEARSALS 1976』・11月24日ー12月30日：北米#1（22公演）←※MEMPHIS 1976 1977年・１月１日ー３月７日：北米#2（38公演）←★ココ★・３月24日ー４月４日：初来日（10公演）←※COMPLETE BUDOKAN 1977他 これが“ROCK & ROLL OVER Tour”の全体像。上記では便宜上「北米#1」「北米#2」と分けていますが、実質的にはひと繋がりの全米ツアー。初MSG公演が実現したのは、その中でも終盤にあたる「北米#2」の30公演目でした。もうピンと来ている方もいらっしゃると思いますが、このショウはプロショットが残された事でも有名。特に当店の『MADISON SQUARE GARDEN FEBRUARY 1977（プレスDVD）』は歴代最高クオリティで大人気となりました。本作は、その音声落とし。。。。では、ありません。それとは異なるソースの新発掘サウンドボードなのです。やはり当店独自の関係者ルートで発掘されたのですが、そのサウンドはまるで別物。開演前BGMから収録していることから別マスターなのは明らかなのですが、それ以上に鮮烈なのが全編を貫くサウンドそのもの。プロショット音声より若干ワイルドながらダイナミック。そして何より、ワイドでもある。プロショット版は輪郭がくっきりしつつも、全楽器がやや固まりがちでもありましたが、本作は４人の紡ぐ出す演奏が重なり合っても混じり合わず、アンサンブル構造までしっかり感じ取れるのです。『LANDOVER 1975 SOUNDBOARD MASTER』『JERSEY CITY 1976 SOUNDBOARD』のように、プロショットと同じコンサートでありながら感触の異なるサウンドボード・アルバムもご紹介してきました。本作はその中でも、かなり違いが明らか。プロショット版は映像に付随する音声としては申し分なかったものの、音だけのライヴアルバムとして楽しめるのは、間違いなく本作の方なのです。そんなダイナミック・サウンドで描かれるのは、歴史的な「初MSG」のフルショウ。実はプロショット版に比べると短めではありますが、これは長ーいアンコール待ちがカットされている結果。演奏曲自体はしっかりフルで収録されています。公式『KISSOLOGY』版ではカットされていた曲もありますので、比較しながら整理しておきましょう。DESTROYER（５曲）・Detroit Rock City（★）／Do You Love Me（★）／God Of Thunder（★）／Shout It Out Loud／Beth（★）その他（10曲）・KISS：Firehouse／Cold Gin（★）／Nothin' To Lose／Black Diamond・ROCK AND ROLL OVER：Take Me／Ladies Room（★）／Makin' Love（★）／I Want You（★）・その他：Let Me Go, Rock And Roll／Rock And Roll All Nite ※注：「★」印は公式『KISSOLOGY』版では観られなかった曲。この51年９ヶ月と２週間後、同じMSGでKISSはライヴバンドとしての幕を閉じました。そもそも（前述のスケジュールを見ての通り）“ROCK & ROLL OVER Tour”の海外記録自体が貴重なのですが、本作に封じられている重みはそれ以上。名実共に「KISSのホーム」だった聖地の第一歩をフル体験できるサウンドボード・アルバムなのです。プロショット音声とも異なるワイドでアグレッシヴなサウンドCD。“初マディソン・スクエア・ガーデン”だった「1977年２月18日」のサウンドボード録音。プロショット『MADISON SQUARE GARDEN FEBRUARY 1977』と同じショウながら本作はそれとは異なる新発掘サウンドボード。開演前BGMから収録していることから別マスターなのは明らかなのですが、それ以上に鮮烈なのが全編を貫くサウンドそのもの。プロショット音声より若干ワイルドながらダイナミック。そして何より、ワイドでもある。初めてホーム会場の舞台を踏んだ歴史的な夜を脳みそに流し込んでくれる新名盤です。Madison Square Garden, New York, NY, USA 18th February 1977 SBD UPGRADE (68:03) 1. Intro 2. Detroit Rock City 3. Take Me 4. Let Me Go, Rock 'N' Roll 5. Ladies Room 6. Firehouse 7. Makin' Love 8. I Want You 9. Cold Gin 10. Ace Frehley Solo 11. Do You Love Me? 12. Nothin' To Lose 13. Gene Simmons Solo 14. God Of Thunder 15. Peter Criss Solo 16. Rock And Roll All Nite 17. Shout It Out Loud 18. Beth 19. Black Diamond SOUNDBOARD RECORDING

拡大表示	Kiss キッス/NY,USA 1977 Complete Upgrade 販売期間: 価格: 1,386円 (税込) 購入数: 個 在庫 在庫あり 返品についての詳細はこちら この商品について問い合わせる