栄光のゲフィン時代を締めくくる傑作サウンドボードに、まさかのアップグレード・マスターが登場! 研究家監修のベスト・マスターを2CDでリリース決定です!!そんな本作に刻まれているのは「1994年12月6日シカゴ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。“GET A GRIP Tour”と言えば、『VERONICA'S MEGA MUSIC ROCK EXPERIENCE 1994』や『TAMPA 1994 STEREO SOUNDBOARD MASTER』など、多数のサウンドボード・アルバムをご紹介してきました。そんな中で本作のポジションとはいかなるものか。“GET A GRIP Tour”の全体像から確かめてみましょう。1993年《4月20日『GET A GRIP』発売》・6月2日ー10月2日:北米#1(68公演)←※MANSFIELD 1993・10月21日ー12月8日:欧州(29公演)・12月28日ー31日:北米#2a(3公演)1994年・1月1日ー23日:北米#2b/南米#1(7公演)・1月25日ー2月26日:北米#3(20公演)←※TAMPA 1994・4月27日ー5月17日:日本(13公演)・5月21日ー7月12日:欧州#2(30公演)←※VERONICA'S MEGA MUSIC・7月29日ー10月25日:北米#4(45公演)《11月1日『BIG ONES』発売》・11月10日ー20日:南米#2(5公演)・12月1日ー19日:北米#5(12公演)←★ココ★これが1993年/1994年のAEROSMITH。ツアー終盤になってゲフィン時代を総括するベスト名作『BIG ONES』も大ヒット。本作のシカゴ公演は、巨大なワールド・ツアーのトドメとなる「北米#5」の4公演目にあたるコンサートでした。ツアー最終日もサウンドボード名盤『BOSTON 1994: PRE-FM DAT MASTER』が残されましたが、本作はその2週間前でもあります。このショウは何よりフル・プロショットが残された事で有名でして、本作はその音声落とし……では、ありません。海外の研究家から提供されたベスト・マスターでして、モノラルだったプロショット音声とは異なるステレオ・サウンドボードなのです。その聴き応えは絶品。実のところ、明らかにミックス卓直結系で「オフィシャル級!」と断言はしづらいタイプでもあるのですが、その生々しさもサウンドボード・マニアにとっては美点。録って出しのムキ出しな演奏音はズカズカと土足で脳内に上がり込み、息づかいレベルのヴォーカルは頭がマイクになったような没入感です。そんなド直結サウンドボードで描かれるのは、2時間超えのフルショウ。前述の『BOSTON 1994: PRE-FM DAT MASTER』はクラシックスも大量投入された特別公演でしたが、本作はツアー本編を受け継ぐ通常スタイル。ゲフィン時代のヒット曲がたっぷりと演奏されました。ここでは時期的にも近い『VERONICA'S MEGA MUSIC ROCK EXPERIENCE 1994』と比較しながら整理しておきましょう。ゲフィン時代(14曲)・パンプ:Young Lust(★★)/What It Takes(★)/Janie's Got A Gun/Love In An Elevator・ゲット・ア・グリップ:Eat The Rich/Crazy/Cryin'/Walk On Down/Livin' On The Edge・ビッグ・ワンズ:Blind Man(★★)/Walk on Water(★★)・その他:Rag Doll(★)/Let the Music Do the Talking(★★)/Dude (Looks Like A Lady) クラシックス(11曲)・野獣生誕:Walkin' the Dog(★)/Mama Kin/Dream On・闇夜のヘヴィ・ロック:Toys In The Attic/Sweet Emotion/Walk This Way・その他:Seasons Of Wither(★★)/Back In The Saddle(★★)/Stop Messin' Around/Last Child(★★)/Mother Popcorn(★★)※注:「★」印は名盤『VERONICA'S MEGA MUSIC ROCK EXPERIENCE 1994』になかった曲。特に「★★」印は『TAMPA 1994: STEREO SOUNDBOARD MASTER』にもない曲。 ……と、このようになっています。70年代クラシックスもしっかり厚く押さえられていますが、それを凌駕するゲフィン時代のレパートリーがスゴい。特に『BIG ONES』の新曲2つはこの時期にしか演奏されておらず、「Walk on Water」に至っては上記「南米#2/北米#5」の中の10公演だけ。本作は、そんな激レア曲まで脳みそに流し込んでくれるサウンドボードなのです。大ヒット三部作だけでなく、『DONE WITH MIRRORS』『BIG ONES』まで含めたゲフィン時代の総括ショウをフル体験できるサウンドボード・アルバムです。研究者だからこそ知り得たステレオ・サウンド2CD。「1994年12月6日シカゴ公演」のステレオ・サウンドボード録音。海外の研究家が監修したベスト・マスターで、プロショット版のモノラル音声とは異なるステレオ版。明らかにミックス卓直結系で、録って出しのムキ出しな演奏音はズカズカと土足で脳内に上がり込み、息づかいレベルのヴォーカルは頭がマイクになったような没入感。激レアな『BIG ONES』の新曲も交え、絶頂のゲフィン時代を総括するサウンドボード・アルバムです。United Center, Chicago, IL, USA 6th December 1994 STEREO SBD UPGRADE & STEREO SBD!! Disc:1 (70:45) 1. Introduction 2. Eat the Rich 3. Toys in the Attic 4. Young Lust 5. Rag Doll 6. Seasons of Wither 7. Back in the Saddle 8. Blind Man 9. Crazy 10. Cryin' 11. Let the Music Do the Talking 12. Walk on Water 13. What It Takes 14. Walking the Dog 15. Mama Kin Disc:2 (66:23) 1. Janie's Got a Gun 2. Stop Messin' Round 3. Walk On Down 4. Last Child 5. Love in an Elevator 6. Dude (Looks Like a Lady) 7. Bass Solo 8. Sweet Emotion 9. Dream On 10. Livin' on the Edge 11. Mother Popcorn 12. Walk This Way 13. Band Introductions Steven Tyler - Vocals Joe Perry - Guitar Brad Whitford - Guitar Tom Hamilton - Bass Joey Kramer - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING