ブルース・キューリックを迎え、ノーメイク時代の基礎を固めた1985年のKISS。新たな黄金時代を築かんとする野心を脳みそに流し込むサウンドボード・アルバムが登場。最高峰更新の新マスター2CDでリリース決定です!そんな本作に刻まれているのは「1985年2月20日サンバーナーディーノ公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。1985年と言えば、”ANIMALIZE Tour”/“ASYLUM Tour”が入れ替わる年でもあり、わずかな時期の違いでショウの意味が異なってくる。まずは当時の活動概要を俯瞰し、本作のポジションを確認してみましょう。1984年・1月1日ー3月17日:北米#1(53公演)←※DENVER 1984他《3月ヴィニー・ヴィンセント離脱→4月マーク・セント・ジョン加入》《9月13日『ANIMALIZE』発売》《マークの体調不良→ブルース・キューリック参加》・9月30日ー11月5日:欧州(29公演)←※ANIMALIZE AT THE APOLLO・11月15日ー30日:北米#2a(27公演)←※公式映像 1985年・1月3日ー3月29日:北米#2b(61公演)←★ココ★《9月16日『ASYLUM』発売》・11月29日ー12月31日:北米#3(23公演)←※CHARLOTTE 1985 ANIMALIZE Tourを象徴してきた超名録音 これが1984年/1985年のKISS。本作のサンバーナーディーノ公演は、“ANIMALIZE Tour”の終盤にあたる「北米#2b」の一幕でした。このレッグは名盤『CALGARY 1985 SOUNDBOARD』『NEW JERSEY 1985 SOUNDBOARD』でもお馴染みですので、さらに日程をフォーカスしてみましょう。「北米#2b」の詳細・1月3日ー2月18日(36公演)*2月20日:サンバーナーディーノ公演 ←★本作★・2月21日ー3月2日(7公演)*3月3日『CALGARY 1985 SOUNDBOARD』・3月7日ー28日(17公演)*3月29日『NEW JERSEY 1985 SOUNDBOARD』……と、このようになっています。そんなサンバーナーディーノ公演は傑作サウンドボードが残された事でも有名で本作はそのリマスター再発。。。では、ありません。KISS全史をアーカイヴしてきた独自ルートで発掘された最高峰クオリティ更新の新マスターなのです!新発掘の完全オフィシャル級マスター実際、そのクオリティは問答模様の「完全オフィシャル級」。従来マスターも良好な方ではあったのですが、やはりダビング痕や歪みは否めなかった。物によっては、改善を試みたはずのノイズ・リダクションによって演奏音のディテールが失われているものもありました。ところが、本作はそうした劣化がまるでない。詳しいジェネ情報が伝わっていないので大元マスターなのかは断言できません(もしかしたら大元だからジェネ情報がない!?)が、相当な若ジェネなのは音が雄弁に物語っている。1音1音の微細部までキレイに残されたディテールに歪みは一切なく、各楽器が重なり合っても混じり合ったりしないセパレート感も絶大。その他にもテープの走行ヨレやヒス、ハムといったノイズ類もまったく感じられない。『CALGARY 1985』『NEW JERSEY 1985』も強烈でしたが、本作もまったく負けていません。いや、ある意味であの2連作に勝ってもいる。それは「精緻なミックス」。『CALGARY 1985』『NEW JERSEY 1985』も本作も分類では「ミックス卓直結系」なのですが、ラフな方から順に挙げますと「NEW JERSEY 1985→CALGARY 1985→本作」という感じ。よりオフィシャル的で整ったサウンドを好まれるなら、本作こそが最高傑作となるのです。オフィシャル映像『LIVE UNCENSORED』と並び、“ANIMALIZE Tour”を象徴してきたサンバーナーディーノSBD。その最高峰更新マスターです。KISS全史でも最大級のサウンドボード名産ツアーでもズバ抜けた逸品。「1985年2月20日サンバーナーディーノ公演」のステレオ・サウンドボード録音。当店独自の関係者ルートから発掘された「完全オフィシャル級」の新マスター。従来のようなダビング痕や歪みがなく、1音1音の微細部までキレイに残され、テープの走行ヨレやヒス、ハムといったノイズ類もまったく感じられない。『CALGARY 1985』『NEW JERSEY 1985』よりも精緻なミックスで、よりオフィシャル作品的な“ANIMALIZE Tour”の新・決定盤です。New Orange Pavilion, San Bernardino, CA, USA 20th February 1985 STEREO SBD UPGRADE Disc:1 (59:01) 1. Intro 2. Detroit Rock City 3. Cold Gin 4. Creatures Of The Night 5. Fits Like A Glove 6. Heaven's On Fire 7. Paul Stanley Solo 8. Under The Gun 9. War Machine 10. Eric Carr Solo 11. Young & Wasted 12. Gene Simmons Solo 13. I Love It Loud Disc:2 (30:49) 1. I Still Love You 2. MC 3. Love Gun 4. Black Diamond 5. Lick It Up 6. Rock And Roll All Nite Paul Stanley - Vocal & Guitar Gene Simmons - Vocal & Bass Bruce Kulick - Guitar Eric Carr - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING