黄金時代の集大成でもあった“DYNASTY Tour”。その象徴サウンドボードに、まさかのアップグレード・マスターCDでリリース決定です!そんな本作に刻まれているのは「1979年7月8日ランドバー公演」。そのステレオ・サウンドボード録音です。“DYNASTY Tour”と言えば、傑作サウンドボードの名産期でもあり、当店でも独自ルートによる最高峰更新マスターでアーカイヴしてきました。本作はその最新弾でもある。そのコレクションを整理するためにも、当時の活動スケジュールを俯瞰してみましょう。《5月23日『DYNASTY』発売》・5月:リハーサル開始*6月11日『LAKELAND 1979 REHEARSAL』・6月12日+13日(ツアーリハ)・6月15日ー28日(7公演)*6月30日『ATLANTA 1979: SOUNDBOARD』・7月3日ー7日(3公演)*7月8日:ランドバー公演 ←★本作★・7月10日ー9月10日(26公演)*9月12日『KNOXVILLE 1979: SOUNDBOARD』・9月14日ー12月16日(40公演)これが1979年のKISS。当店では極上級オーディエンスも扱っておりますが、上記はあくまでサウンドボード・コレクションに限定しています。『LAKELAND 1979 REHEARSAL』はその名の通りリハ・アルバムですが、他は本番ライヴ。本作は「DYNASTY Tour三部作」の一角でもあるわけです。もうピンと来ている方もいらっしゃると思いますが、このショウは“DYNASTY Tour”を代表する名作プロショットが残されたことでも有名で、最高峰盤『LARGO 1979』でもお馴染み。本作はその音落とし。。。では、ありません。当店独自の関係者ルートでもたらされたアップグレード・マスターなのです!ミックスがすると元を辿ればプロショット版と同じサウンドボードから録音されているようですが、その鮮やかさやダイナミズムはケタ違い! ミックス卓直結な無加工の生々しさは同じなのですが、プロショット版の音声はいかにもTV的な平板でこぢんまりした音像だったのに対し、本作はえらくワイド。1人ひとりの演奏音やヴォーカルがくっきりと切り立ち、団子にならずにグイグイと迫ってくる。この感覚を暴力的に喩えますと、プロショット版の音声はバンド全体が1つの塊になってぶつかってくるのに対し、本作は1音1音をマシンガンのように乱射される感じ。細部まで鮮明に感じられるだけでなく、70年代KISSにハチの巣にされる快感にもどっぷりと浸れるのです。そんなアップグレード・サウンドボードで描かれるのは、『DYNASTY』やソロ・アルバムの新曲群も美味しいフルショウ。ここでは長尺サウンドボードの『KNOXVILLE 1979: SOUNDBOARD』と比較しながらセットを整理してみましょう。1978年以降(6曲)・SOLO ALBUMS:Radioactive(★)/Move On(*)/New York Groove/Tossin' and Turnin'(★*)・DYNASTY:I Was Made For Lovin' You/2,000 Man クラシックス(10曲)・DESTROYER:King of the Night Time World/God Of Thunder/Shout It Out Loud/Detroit Rock City/Beth(★)・その他:Calling Dr. Love/Firehouse/Love Gun/Black Diamond/Rock And Roll All Nite ※注:「★」印は名盤『KNOXVILLE 1979 SOUNDBOARD』で聴けなかった曲。「*」印はこのツアーだけの限定曲。……と、このようになっています。4人全員のソロアルバムから選ばれているのがポイントで、「Move On」「Tossin' and Turnin'」は“DYNASTY Tour”でしか聴けない。特にピーターの「Tossin' and Turnin'」は『KNOXVILLE 1979: SOUNDBOARD』だけでなく『ATLANTA 1979: SOUNDBOARD』でも聴けなかった1曲です。美味しい貴重曲満載で、サウンドも最高峰を更新。まさに“DYNASTY Tour”の象徴にして、最高傑作となるフル・ライヴアルバムです。後の再編時代とは違う意味で黄金の70年代を総括する一枚。「1979年7月8日ランドバー公演」のステレオ・サウンドボード録音。プロショット版の音声より格段に鮮やかさやダイナミック。プロショット版の音声はバンド全体が1つの塊になってぶつかってくるのに対し、本作は1音1音をマシンガンのように乱射される感じ。「Radioactive」「Tossin' and Turnin'」等、『KNOXVILLE 1979: SOUNDBOARD』でも聴けないレパートリーも美味しい“DYNASTY Tour”の最高傑作です。Capital Centre, Landover, MD, USA 8th July 1979 STEREO SBD UPGRADE!!! (78:01) 01. Intro and Tuning 02. King Of The Night Time World 03. Radioactive 04. Move On★ 05. Calling Dr. Love 06. Firehouse 07. New York Groove 08. I Was Made For Lovin' You 09. Love Gun 10. 2,000 Man 11. Guitar Solo 12. Tossin' And Turnin'★★ 13. Bass Solo 14. God Of Thunder 15. Drum Solo 16. God of Thunder (reprise) 17. Shout It Out Loud 18. Black Diamond 19. Detroit Rock City 20. Beth 21. Rock And Roll All Nite Paul Stanley - Guitar, Vocal Gene Simmons - Bass, Vocal Ace Frehley - Guitar Peter Criss - Drums, Vocal STEREO SOUNDBOARD RECORDING