11年ぶりにして、ジョン・ウェットン亡き後の初来日を果たした新生ASIA。絶賛を巻き起こしている最新ステージを伝える極上オリジナル録音が2タイトル同時リリース決定です。本作は、同時リリース2連作の後編。「2025年4月19日:東京公演」の極上オーディエンス録音です。今回の来日公演は東京・大阪の4日間だけながら全8公演というスケジュール。その中で当店の2連作はいかなるポジションだったのか。活動の全体像は同時リリースの『OSAKA 2025 2ND NIGHT(Amity 805)』に譲るとして、さらに詳細な日程でそれぞれの位置関係を確認してみましょう。・4月15日:大阪初日1stショウ・4月15日:大阪初日2ndショウ*4月16日:大阪2日目1stショウ ←※OSAKA 2025 2ND NIGHT*4月16日:大阪2日目2ndショウ ←※OSAKA 2025 2ND NIGHT《4月17日:移動日》・4月18日:東京初日1stショウ・4月18日:東京初日2ndショウ・4月19日:東京2日目1stショウ*4月19日:東京2日目2ndショウ ←★本作★ 以上、4日間×2公演=全8公演。『OSAKA 2025 2ND NIGHT』は大阪2日目の2公演をセットした3枚組でしたが、本作は東京2日目の2ndショウ。つまり、日本公演の最後の1回だったわけです。まさにハイライトの現場を吸い込んだ本作は極太にして艶やかな極上録音。数々のプレス名盤も手掛けてきた名手の作で、最近で言えばYESの『TOKYO 2024 1ST NIGHT(Amity 766)』もこの録音家の作品でした。『OSAKA 2025 2ND NIGHT』もサウンドボード級でしたが、本作もまた一歩の譲らぬ素晴らしさ。音色的にホール鳴りも感じはしますが、それを貫く芯がとにかくオンでぶっとくて力強い。スカスカ感も距離感も皆無で、生演奏を目の前に連れてきてくれるのです。そんな極太サウンドで描かれるのは、大絶賛を呼んでいる「1stアルバム完全再現+激レア曲」のフルショウ。『OSAKA 2025 2ND NIGHT』収録の2公演とも異なるので、比較しながらセットを整理しておきましょう。時へのロマン(完全再現)・Heat Of The Moment/Only Time Will Tell/Sole Survivor/One Step Closer/Time Again/Wildest Dreams/Without You/Cutting It Fine/Here Comes The Feeling その他(3曲)・Don't Cry/Eye To Eye(★)/Video Killed The Radio Star※注:「★」印は同時リリースの『OSAKA 2025 2ND NIGHT』では聴けない曲。……と、このようになっています。『OSAKA 2025 2ND NIGHT』の2公演は「時へのロマン+5曲」だったので、本作は2曲少ない。その意味では少々残念……と思いきや、曲数ボリュームを1曲でひっくり返してしまったのが「Eye To Eye」! 思わずグレッグ・レイクとの初来日が脳裏によぎりますが、実はそれ以来の復活。それも日本に限った話ではなく、全世界的にも“ASIA IN ASIA”以降演奏されていなかった激レア曲なのです。今回の来日は、とにかくハリー・ウィットリーが衝撃でした。本作は、各所で「ジョン・ウェットンの再来」と話題になっている憑依ヴォーカルで『時へのロマン』全曲や激レア「Eye To Eye」を楽しめる最終公演アルバムです。ボリューム感では『OSAKA 2025 2ND NIGHT』に及ばないものの、音の良さと一点突破のインパクトでは本作もまったく負けていません。まさに必聴・必携な1枚 「2025年4月19日:東京公演」の極上オーディエンス録音。音色的にホール鳴りも感じはしますが、それを貫く芯がとにかくオンでぶっとくて力強い。スカスカ感も距離感も皆無で、生演奏を目の前に連れてきてくれる。「ウェットンが憑依してる」と話題のハリー・ウィットリーの歌声による『時へのロマン』完全再現だけでなく、『OSAKA 2025 2ND NIGHT』では聴けない激レア曲「Eye To Eye」も楽しめます。Billboard Live Tokyo, Tokyo, Japan 19th April 2025 (2nd Show )ULTIMATE SOUND(from Original Masters) (66:09) 1. Intro 2. Don't Cry 3. Eye To Eye★ 4. Heat of the Moment 5. Only Time Will Tell 6. Sole Survivor 7. One Step Closer 8. Time Again 9. Wildest Dreams 10. Without You 11. Cutting It Fine 12. Here Comes the Feeling 13. Band Introductions 14. Video Killed the Radio Star Geoff Downes - keyboards, backing vocals Virgil Donati - drums Harry Whitley - bass, vocals John Mitchell - guitar, backing vocals